コラボレーション (ジョージ・ベンソン&アール・クルーのアルバム)
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『コラボレーション』 | |||||
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ジョージ・ベンソン&アール・クルー の スタジオ・アルバム | |||||
リリース | |||||
録音 |
ニューヨーク ザ・パワー・ステーション、ノースハリウッド ビル・シュネー・スタジオ[3] アディショナル・レコーディング: キャピトル・スタジオ、サンセット・サウンド・レコーダーズ、オーシャン・ウェイ・レコーディング、ライオン・シェア・スタジオ、RPMスタジオ、ブロードウェイ・プロダクションズ、アミーゴ・スタジオ、カリフォルニア・フェイズ・ミュージック、サークル・セヴン・レコーダーズ、ユナイテッド・サウンド・システム[3] | ||||
ジャンル | フュージョン、スムーズジャズ | ||||
時間 | |||||
レーベル | ワーナー・ブラザース・レコード | ||||
プロデュース | トミー・リピューマ | ||||
専門評論家によるレビュー | |||||
チャート最高順位 | |||||
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ゴールドディスク | |||||
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ジョージ・ベンソン アルバム 年表 | |||||
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アール・クルー 年表 | |||||
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『コラボレーション』(Collaboration)は、アメリカ合衆国のジャズ・ギタリスト、ジョージ・ベンソンとアール・クルーが連名で1987年に発表したスタジオ・アルバム。クルーはリーダー・デビュー前の1971年、ベンソンのアルバム『ホワイト・ラビット』の録音に参加し、1973年にはベンソンのグループで活動していたことがあった[10]。
反響・評価
[編集]アメリカでは総合アルバム・チャートのBillboard 200で59位に達し、『ビルボード』のコンテンポラリー・ジャズ・アルバム・チャートでは1位を獲得して、R&Bアルバム・チャートでは28位を記録した[8]。1988年2月には、RIAAによりゴールドディスクの認定を受けた[9]。全英アルバムチャートでは6週トップ100入りし、最高47位を記録した[7]。
第30回グラミー賞では、最優秀ジャズ/フュージョン・パフォーマンス賞(ボーカルまたはインストゥルメンタル)賞にノミネートされた[11]。リチャード・S・ギネルはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「クルーのサウンドは、ティーンエイジャーだった頃にCTIでベンソンと共演した時よりも、ずっと成熟しており快活である」「1987年当時は、よりエネルギッシュなセッションを期待していた多くのギター・ファンを失望させたが、本作の音楽的価値は、時を経るにつれて高く評価されるようになった」と評している[1]。
収録曲
[編集]- マウント・エアリー・ロード - "Mt. Airy Road" (Marcus Miller) - 7:52
- ミモザ - "Mimosa" (George Benson) - 6:54
- ブラジリアン・ストンプ - "Brazilian Stomp" (Earl Klugh) - 5:37
- ドリーミン - "Dreamin'" (M. Miller) - 5:49
- シンス・ユーアー・ゴーン - "Since You're Gone" (E. Klugh) - 5:48
- コラボレーション - "Collaboration" (Harvey Mason, Randy Goodrum) - 6:17
- ジャマイカ - "Jamaica" (R. Goodrum) - 5:42
- ロミオとジュリエット - "Love Theme from "Romeo & Juliet"" (Nino Rota) - 5:48
参加ミュージシャン
[編集]- ジョージ・ベンソン - エレクトリック・ギター、スキャット
- アール・クルー - ナイロン弦ギター
- ポール・ジャクソン・ジュニア - リズムギター
- グレッグ・フィリンゲインズ - キーボード、シンセサイザー
- マーカス・ミラー - ベース(on #1 - #7)
- チャック・ドマニコ - ダブル・ベース(on #8)
- ハーヴィー・メイソン - ドラムス(on #1 - #7)
- ヴィニー・カリウタ - ドラムス(on #8)
- パウリーニョ・ダ・コスタ - パーカッション
- マーティ・ペイチ - ストリングス・アレンジ(on #1)
- ラリー・ウィリアムズ - シンセサイザー・プログラミング(on #2, #3, #5, #6, #7)、ホーン・アレンジ(on #2)
- ジェームズ・ニュートン・ハワード - シンセサイザー・ストリングス・アレンジ(on #5, #7, #8)、シンセサイザー・プログラミング(on #5)
- ランディ・グッドラム - リズム・トラック・アレンジ(on #7)
- レット・ローレンス - キーボード・プログラミング
- ジェイソン・マイルス - シンセサイザー・プログラミング(on #1, #4)
- ジミー・ブラロウワー - ドラム・プログラミング(on #7)
脚注
[編集]- ^ a b c Ginell, Richard S. “Collaboration - George Benson, Earl Klugh - Album”. AllMusic. 2025年1月6日閲覧。
- ^ a b 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』オリジナルコンフィデンス、1990年、170頁。ISBN 4-87131-025-6。
- ^ a b オリジナルCD (9 25580-2)英文ブックレット内クレジット
- ^ George Benson / Earl Klugh - Collaboration - hitparade.ch
- ^ George Benson / Earl Klugh - Collaboration - dutchcharts.nl
- ^ charts.org.nz - George Benson / Earl Klugh - Collaboration
- ^ a b GEORGE BENSON songs and albums | full Official Chart history
- ^ a b “George Benson - Awards”. AllMusic. 2016年3月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年1月6日閲覧。
- ^ a b “Gold & Platinum”. RIAA. 2025年1月6日閲覧。
- ^ Yanow, Scott. “Earl Klugh Songs, Albums, Reviews, Bio & More”. AllMusic. 2025年1月6日閲覧。
- ^ “George Benson - Artist”. GRAMMY.com. Recording Academy. 2025年1月16日閲覧。