エリザベート・バウメ=シュナイダー
エリザベート・バウメ=シュナイダー | |
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2024年度公式肖像写真 | |
連邦参事会参事 | |
就任 2023年1月1日 | |
前任者 | シモネッタ・ソマルーガ |
全州議会議員 | |
就任 2019年12月2日 | |
選挙区 | ジュラ州 |
ジュラ州教育相 | |
任期 2003年 – 2006年 | |
ジュラ州組織・文化・スポーツ相 | |
任期 2007年 – 2015年 | |
個人情報 | |
生誕 | 1963年12月24日(60歳) スイス、ベルン州サンティミエ |
政党 | スイス社会民主党 |
配偶者 | ピエール=アンドレ・ボーム |
子供 | 2人 |
出身校 | ヌーシャテル大学 |
エリザベート・バウメ=シュナイダー(独: Élisabeth Baume-Schneider、1963年12月24日 - )は、スイスの政治家。2022年12月7日、ジュラ州から初めての連邦参事会参事に選出された[1]。スイス社会民主党所属[2]。
経歴
[編集]ベルン州サンティミエの農家に生まれる[2]。祖父母の代に、同州の湖水地方(ゼーラント)から移り住んだ一家であった[3]。1983年にラ・ショー=ド=フォンの高校を卒業後、ヌーシャテル大学で社会科学を学び、1987年に修士号を取得[4]。1989年から2002年まで、ジュラ州でソーシャルワーカーとして働いた。
ポーランドの独立自主管理労働組合「連帯」(ソリダルノシチ)に影響を受け、社会民主党に入党[5]。1995年にジュラ州大評議会の議員となり、2000年には議長を務めた[6]。2002年12月から2015年にかけて、同州の教育・文化・スポーツ相を務め、州内の高校卒業試験の二言語化を主導した[4][7][8][5]。
2019年の総選挙で全州議会議員に選出され[6]、2020年1月にはファッハホーホシューレ諮問評議会の委員にも選任された[9]。2022年11月、連邦参事選への立候補を表明し[10] 、12月7日に引退する社会民主党のシモネッタ・ソマルーガの後任の参事に選出された[1]。スイスで最も新しい州であるジュラ州から参事が選出されるのは、これが初めてであった。しかし、これによってドイツ語圏選出の参事は全7名中3名となり、ドイツ語圏の人口が過半数を占めるスイスにおいてバウメ=シュナイダーの選出は物議を醸した[1]。連邦参事会において、バウメ=シュナイダーは新たに財務担当となったカリン・ケラー=ズッターの後任として、司法・警察担当となった[11]。
人物
[編集]既婚で、2子がいる。本籍地のジュラ州ル・ブルルーで、ヴァレー・ブラックノーズ種のヒツジを飼育している[6][5]。
脚注
[編集]- ^ a b c “Bundesratswahlen - Baume-Schneider schafft Überraschung +++ Rösti folgt auf Maurer” (ドイツ語). Schweizer Radio und Fernsehen (SRF) (2022年12月7日). 2022年12月7日閲覧。
- ^ a b “Ratsmitglied ansehen”. www.parlament.ch. 2022年12月7日閲覧。
- ^ Nachrichtenredaktion. “Bundesratswahlen live: Wer folgt auf Maurer und Sommaruga?” (ドイツ語). Aargauer Zeitung. 2022年12月7日閲覧。
- ^ a b “DIJU - Dictionnaire du Jura – Baume-Schneider, Elisabeth (1963-)”. www.diju.ch. 2021年2月13日閲覧。
- ^ a b c Knellwolf, Thomas (7 December 2022). “Elisabeth Baume-Schneider im Porträt – Die Unterschätzte ist ganz oben angekommen” (ドイツ語). Tages-Anzeiger. 2022年12月11日閲覧。
- ^ a b c “Ratsmitglied ansehen”. www.parlament.ch. 2021年2月11日閲覧。
- ^ “Ständeratswahlen Jura - CVP und SP verteidigen im Jura ihre Sitze im Ständerat” (ドイツ語). Schweizer Radio und Fernsehen (SRF) (2019年10月19日). 2021年2月11日閲覧。
- ^ “Ministre de la santé, de la jeunesse, des sports et de la vie associative”. Bulletin de l'Académie Nationale de Médecine 192 (5): 853–860. (May 2008). doi:10.1016/s0001-4079(19)32748-7. ISSN 0001-4079.
- ^ News, https://www fhnews ch FH (2020年1月17日). “Neue Politiker im Beirat von FH SCHWEIZ” (ドイツ語). FH News. 2021年2月11日閲覧。
- ^ Biner, David (11 November 2022). “Die welsche Variable: Élisabeth Baume-Schneider will Bundesrätin werden und zwingt damit die Fraktion, das SP-Ticket auf drei Plätze aufzustocken”
- ^ Briner, Maja (10 January 2023). “Die neue Bundesrätin Baume-Schneider erbt einen Pendenzenberg” (ドイツ語). Aargauer Zeitung. 2023年2月8日閲覧。
公職 | ||
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先代 シモネッタ・ソマルーガ |
連邦参事会参事 2023年 – |
現職 |
先代 カリン・ケラー=ズッター |
司法・警察担当参事 2023年 |
次代 ベアト・ヤンス |
先代 ディディエ・ビュルカルテ |
内務担当参事 2024年 – |
現職 |