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エスタディオ・デ・アトーチャ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エスタディオ・デ・アトーチャ
アトーチャ
施設情報
所在地 サン・セバスティアン
位置 北緯43度19分05.0秒 西経1度58分31秒 / 北緯43.318056度 西経1.97528度 / 43.318056; -1.97528座標: 北緯43度19分05.0秒 西経1度58分31秒 / 北緯43.318056度 西経1.97528度 / 43.318056; -1.97528
開場 1913年10月4日
閉場 1993年6月22日
取り壊し 1999年5月28日
所有者 サン・セバスティアン
運用者 サン・セバスティアン
レアル・ソシエダ
グラウンド フットボール専用
ピッチサイズ 105×68m
使用チーム、大会
レアル・ソシエダ
スペイン代表
収容人員
26,700人
アクセス
最寄り駅
ドノスティア=サン・セバスティアン駅
(レンフェ中・長距離停車駅、セルカニアス停車駅)

エスタディオ・ムニシパル・デ・アトーチャスペイン語: Estadio Municipal de Atocha)またはアトーチャコ・フトボル・セライアバスク語: Atotxako futbol zelaia)は、かつてスペインに存在したサッカー専用スタジアムバスク州ギプスコア県サン・セバスティアンエグイア地区に所在し、リーガ・エスパニョーラレアル・ソシエダがホームスタジアムとして使用した。

隣接する旧市街・アンティグオ地区にあった、初代本拠地オンダレタ(約17,000人収容[1]/使用期間1909-1913年から数えて、レアル・ソシエダの2代目ホームスタジアム。開場以前にはグラウンド周囲にレース用トラックが存在していた。約80年近く使用されたあと、ソシエダは現ホームのエスタディオ・デ・アノエタへ移転した。

歴史

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1913年竣工。こけら落としアスレティック・ビルバオとのバスク・ダービーで、3-3の引き分け。観衆は公式収容人数を300人上回る27,000人であった。興味深いトピックスとして、このアトーチャで最初の得点者となったのは旧エスタディオ・サン・マメスにおける最初の得点者にしてアスレティック・ビルバオの伝説的名選手、「ピチーチ」ことラファエル・モレノ・アランサディである[2][3]

1923年、スペイン代表フランス代表の親善試合が行われスペインが3-0で勝利した。

リーガ・エスパニョーラ1981-82最終戦では、レアル・ソシエダがアトーチャでアスレティック・ビルバオとのダービーに勝利し、リーグ連覇を決めた。また1982年の第一回スーペル・コパ・デ・エスパーニャ第2戦はアトーチャで行われ、ソシエダがレアル・マドリードに4-0で勝利し合計4-1で優勝した。

アトーチャにおける公式戦最後の得点者はレアル・ソシエダのオセアノ・アンドラーデ・ダ・クルスが決めた。その試合は1993年6月13日のリーグ戦で、CDテネリフェに3-1で勝利した。9日後の6月22日に閉場記念試合としてレアル・ソシエダ対バスク代表の試合が行われた。

1993-94シーズンから、レアル・ソシエダは新本拠地エスタディオ・デ・アノエタでホームゲームを戦っている。閉場したアトーチャはその後数年間は閉場前の状態を保っており、ラグビーのチームの練習に活用されたりした後、1999年に解体された。跡地には基礎自治体によって公共保養住宅・大規模オフィス区画が建設され、果物市場は裁判所に取って代わられた[4][5][6]

脚注

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  1. ^ Historial de la Real Sociedad de Fútbol, S.A.D.”. Real Sociedad S.A.D.. 2018年12月28日閲覧。
  2. ^ "El viejo San Mamés cumpliría hoy cien años"”. El Mundo. 2013年8月21日閲覧。
  3. ^ "El viejo Atocha abrió sus puertas hace un siglo"”. El Diario Vasco. 2013年10月12日閲覧。
  4. ^ Equipamientos comunitarios de Donostia - San Sebastian”. Juan Antonio SAEZ GARCIA. 2018年12月28日閲覧。
  5. ^ Los gigantes de San Sebastián”. EL DIARIO VASCO. 2018年12月28日閲覧。
  6. ^ San Sebastian – Atotxa”. estadiosdeespana.com. 2018年12月28日閲覧。

外部リンク

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