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ウラジオストク国際空港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウラジオストク国際空港
Международный аэропорт "Владивосток"
Vladivostok International Airport
IATA: VVO - ICAO: UHWW
概要
国・地域 ロシアの旗 ロシア
所在地 プリモルスキー地方アルチョーム
母都市 ウラジオストク
種類 公共
運営者 Vladivostok Avia
標高 18 m (59 ft)
座標 北緯43度23分57秒 東経132度09分05秒 / 北緯43.39917度 東経132.15139度 / 43.39917; 132.15139
公式サイト 公式ウェブサイト
地図
ロシア国内での空港位置
ロシア国内での空港位置
VVO
ロシア国内での空港位置
ロシア国内での空港位置
VVO
ロシア国内での空港位置
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
06/24 973×20 アスファルト
07R/25L 3,500×60 アスファルト
07L/25R
閉鎖
3,500×60 コンクリート
16/34 602×20 アスファルト
統計(2017年)
旅客数 218万人
出典:EastRussia[1]
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空港の一覧
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ウラジオストク国際空港(ウラジオストクこくさいくうこう、: Международный аэропорт "Владивосток": Vladivostok International Airport)は、ロシア連邦プリモルスキー地方ウラジオストク郊外のアルチョームにある国際空港

概要

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ロシアウラジオストク中心部から北に40km余りの位置にあるウラジオストク空港は、主要滑走路であるクネーヴィッチ(Кневичи、Knevichi)飛行場と、主に地元の飛行クラブに利用されているオジョールヌイエ・クリュチー(Озёрные ключи、Ozernye Klyuchi)飛行場の二つの飛行場から構成されており、ICAOコードのUHWWは「Knevichi」として登録されているため、ウラジオストク空港を「クネヴィッチ飛行場」または「クネヴィッチ空港」と呼ぶこともある。

  • 極東の空港としては最新の設備を持ち、ロシア語だけでなく英語での放送も行うなど極東における国際拠点空港として整備されつつある。オーロラ(旧ウラジオストク航空)の本拠地でもある。
  • 2017年8月8日より、査証免除国家の旅券を所持する者とは別に、一部の国家の旅券を所持する者はウラジオストク国際空港からロシア沿海地方限定で、8日間滞在可能な簡易ビザをインターネットで事前申請することが可能となった(詳細はロシアの査証政策を参照)。

沿革

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1993年に民間航空機にも共用されるようになり、1999年3月に国際線ターミナルビルが完成した。2006年には国内線ターミナルビルも完全改築されオープンした。

その後、2012年ロシアAPECの開催に向けて改修工事が行われ[2]、新国際旅客ターミナルも建設された(2009年着工)[3]

2009年に滑走路07R/25Lは2500mから3500mに拡張された。この工事が終了した後、2020年では07L/25Rが閉鎖されている。

施設

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国内線ターミナルのチェックインホール
新しくなったターミナル
  • 空港の1階には、自動両替機、マトリョーシカロシア帝国時代の貴族の姿を模った人形等が販売されている土産物店の他、カフェ、タクシーカウンター、携帯電話のSIMカードを販売する店などがある。
  • 空港の地下には、ビュッフェスタイルのレストランがある。
  • 空港の3階には、軽食ができる店や、ジュースや菓子などを販売する売店、郵便局、簡易宿泊施設があり、出国審査を済ませて搭乗口へ進むと、ウォッカや西欧のブランデーウイスキー化粧品を販売する小規模な免税店がある。

就航航空会社と就航都市

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国内線

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航空会社就航地
ロシアの旗 オーロラ クラスノヤルスクハバロフスクブラゴヴェシチェンスクウラン・ウデペトロパブロフスク・カムチャツキーユジノサハリンスクカヴァレーロヴォテルネイダリネゴルスクプラストゥンプレオブラジェニエ英語版
ロシアの旗 オーロラ
運航はロシアの旗ヤクーツク航空
チタ
ロシアの旗 アエロフロート・ロシア航空 モスクワ/シェレメーチエヴォ
ロシアの旗 S7航空 ノボシビルスクイルクーツクヤクーツクペトロパブロフスク・カムチャツキーユジノサハリンスクアナディリ
ロシアの旗 ヤクーツク航空 ヤクーツク
ロシアの旗 ウラル航空 エカテリンブルグサンクトペテルブルク
ロシアの旗 イル・アエロ イルクーツクブラゴヴェシチェンスクチタウラン・ウデネリュングリ
ロシアの旗ハバロフスク航空 ソヴィエツカヤ・ガヴァニ[4]

国際線

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航空会社就航地
ロシアの旗 オーロラ 北京/大興ハルビン
ロシアの旗 アエロフロート・ロシア航空 バンコク/スワンナプームプーケット
ロシアの旗 S7航空 北京/大興
日本の旗 日本航空 東京/成田[5]
日本の旗 全日本空輸 東京/成田[5]
大韓民国の旗 大韓航空 ソウル/仁川
大韓民国の旗 チェジュ航空 ソウル/仁川、務安
大韓民国の旗 イースター航空ソウル/仁川、釜山
大韓民国の旗 エアプサン釜山
大韓民国の旗 ティーウェイ航空 大邱[6]、ソウル/仁川
中華人民共和国の旗 海南航空 大連
中華人民共和国の旗 成都航空 ハルビン
朝鮮民主主義人民共和国の旗 高麗航空 平壌
ウズベキスタンの旗 ウズベキスタン航空 タシュケント

空港アクセス

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鉄道

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アエロエクスプレス(旧塗装)

最寄駅は空港ターミナルAに直結しているアエロポルト・クネヴィッチ駅。ここからウラジオストク駅までアエロエクスプレスが結んでいる。運行本数が1日5往復と少なく発着時刻の変更が頻繁にあるためアエロポルト・クネヴィッチ駅にて確認が必要。

マルシュルートカ(小型バス=乗合タクシー)

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空港のバス乗り場からウラジオストク駅行きの107系統のマルシュルートカ(小型バス=乗合タクシー)が2019年の時点で1日に21本運行している。比較的小型の車両のため乗合タクシーとも呼ばれる。一度に大人数では乗車することができない。その他ナホトカ行き(601系統)、ウスリースク行き(564・609・601・555・552・520系統)、アルセーニエフ行き(520・609系統)、パルチザンスク行き(564系統)、ボリショイ・カーメニ行き(555系統)、スパスク行き(609系統)がある。また空港のあるアルチョーム市の中心部へはシャトルバス(7系統)で行くことができる。

タクシー

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空港1階のタクシーカウンターで行先を示して料金を先払いし、乗車するタクシーのナンバーが書かれたチケットを受け取り、空港前で、そのナンバーのタクシーに乗車する。

有料送迎シャトルバス

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2015年に空港のあるアルチョーム市にカジノと高級ホテルなどを組み合わせたプリモリエ・エンタテイメントゾーンTigre De Cristalが開業し、空港との間に有料送迎シャトルバスの運行をっている。

脚注

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外部リンク

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