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アナスタシヤ・グバノワ (2002年生)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アナスタシヤ・グバノワ
Anastasiia GUBANOVA
フィギュアスケート選手
2018年ロシア選手権でのグバノワ
生誕 (2002-12-02) 2002年12月2日(21歳)
ロシアトリヤッチ
居住地 ロシア・サンクトペテルブルク
身長 158センチメートル
選手情報
代表国
カテゴリー 女子シングル
コーチ エフゲニー・ルカヴィツィン
所属クラブ FSアカデミー
練習拠点 サンクトペテルブルク
開始 2006年
ISUサイト バイオグラフィ
ISUパーソナルベストスコア
+5/-5 GOEシステム
総合206.522024年欧州選手権
SP69.812023年欧州選手権
FS137.562024年欧州選手権
獲得メダル
ジョージア (国)の旗 ジョージア代表
欧州選手権
2023 エスポー 女子シングル
2024 カウナス 女子シングル
ロシアの旗 ロシア代表
ジュニアグランプリファイナル
2016 マルセイユ 女子シングル

アナスタシヤ・ヴィタリエヴナ・グバノワロシア語: Анастасия Витальевна Губановаロシア語ラテン翻字: Anastasiia Vitalyevna Gubanovaグルジア語: ანასტასია გუბანოვა2002年12月2日 - )は、ロシアトリヤッチ出身、ジョージア代表のフィギュアスケート選手(女子シングル)。2022年北京オリンピックジョージア代表。

主な競技成績は、2023年欧州選手権優勝、2024年欧州選手権2位、2016年ジュニアグランプリファイナル2位など。

経歴

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2016-2017シーズン

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このシーズンからISUジュニアグランプリシリーズに参戦し、JGPチェコスケート、JGPブラエオン・シュベルター杯で優勝する。マルセイユで行われたジュニアグランプリファイナル(JGPF)ではショートプログラムで出遅れたものの、フリープログラムで133.77点(当時のジュニア世界記録)をマークした。しかし直後に演技したアリーナ・ザギトワが136.51点と、その記録をさらに更新し金メダルを獲得。グバノワは銀メダルを獲得した。しかし、年明けに行われたロシアジュニア選手権では7位に終わり、世界ジュニアフィギュアスケート選手権の代表には選出されなかった。

2017-2018シーズン

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JGPオーストリア杯に出場するも4位となり、2年連続のJGPF出場とはならなかった。また、ロシアジュニア選手権では4位に終わり、惜しくも世界ジュニアフィギュアスケート選手権への出場を逃した。

2018-2019シーズン

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シニアクラスに移行。タリントロフィーでは4位となり、次戦のゴールデンスピンでは2位となった。世界選手権への出場を目指しロシアカップファイナルに出場したが、総合5位に終わった。

2019-2020シーズン

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コーチをエレーナ・ボドレゾワからエフゲニー・ルカヴィツィンに変更。12月に行われたロシア選手権に出場し、10位となった。

2021-2022シーズン

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2021年8月、ロシアからジョージアへの移籍が発表になった。2019年以降国際大会の出場がなかったため、国籍変更による国際大会出場停止期間を受けることなくこのシーズンから国際大会の出場が可能になったため、北京オリンピックの出場も可能となる。フィンランディア杯にて、国際大会に復帰。SP、FS共に大きなミスなく終えてFSとトータルで自己ベストを更新し5位となる。その後コロナウイルスに感染し、出場を予定していた大会に出場できない時期があったが、ゴールデンスピンに出場し、シニア初の国際大会優勝を飾る。

その後、北京オリンピックジョージア代表に選ばれる。団体戦ではSP4位になるがジョージアは惜しくも6位で決勝進出を逃す。個人戦は11位で終える。世界選手権ではSPでトリプルフリップで転倒するミスがあり14位と出遅れるも、FSでは完璧な演技をし大逆転で総合6位。来季の世界選手権のジョージア2枠とグバノワ自身の来季グランプリシリーズ枠2枠を獲得してシーズンを終えた。

2022-2023シーズン

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前季の世界選手権の結果により、MKジョン・ウィルソン杯エスポーグランプリにエントリーされる。Mkジョンウィルソン杯ではジョージア女子史上初となる3位に入りグランプリファイナルに望みをつなぐも、次戦のエスポーグランプリではSPとFS共にミスが目立ち7位に終わりシニア初のグランプリファイナル出場は叶わなかった。二度目の出場となった欧州選手権ではSPで自己ベストを更新し、グランプリファイナル3位のルナ・ヘンドリックスらを抑え首位で折り返す。FSでは着氷ミスがあったもののほかの要素もまとめFS1位、総合でも1位となり、チャンピオンシップス初のメダルを優勝で飾った。

主な戦績

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2018年12月に行われたロシア選手権でのグバノワ
2016/2017 ISUグランプリファイナルでのフリーの演技

マークが付いている大会はISU公認の国際大会。

ジョージア代表

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大会/年 2021
-22
2022
-23
2023
-24
2024
-25
冬季オリンピック 10
世界選手権 6 14 13
欧州選手権 6 1 2
GP 中国杯 TBD
GP フランス 6 TBD
GP NHK杯 6
GP エスポーグランプリ 7
GP MKジョン・ウィルソン杯 3
CS デニステンメモリアル 1
CS ロンバルディア杯 1 4
CS フィンランディア杯 5 3
CS オーストリア杯 WD
CS ゴールデンスピン 1
団体戦
冬季オリンピック 6

ロシア代表

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大会/年 2013
-14
2014
-15
2015
-16
2016
-17
2017
-18
2018
-19
2019
-20
ロシア選手権 7 6 9 10
ロシアジュニア選手権 7 6 12 7 4
JGPファイナル 2
JPG オーストリア杯 4
JGP B.シュベルター杯 1
JGPチェコスケート 1
ボルボオープン 1 J
ガルデナスプリング杯 1 N
NRW杯 1 N 1 N
ワルシャワ杯 1 N
タリントロフィー 4
ゴールデンスピン 1 N 2
  • N - ノービスクラス
  • J - ジュニアクラス

詳細

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パーソナルベストは太字で表示

2023-2024 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2024年3月18日 - 24日 2024年世界フィギュアスケート選手権モントリオール 20
58.66
7
123.76
13
182.42
2024年1月10日 - 14日 2024年ヨーロッパフィギュアスケート選手権カウナス 3
68.96
2
137.56
2
206.52
2023年11月24日 - 26日 ISUグランプリシリーズNHK杯門真 10
55.80
4
128.52
6
184.32
2023年11月3日 - 5日

ISUグランプリシリーズフランスグランプリアンジェ

2
66.73
7
120.93
6
187.66
2022-2023 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2023年3月20日 - 26日 2023年世界フィギュアスケート選手権さいたま 11
65.40
15
119.52
14
184.92
2023年1月25日 - 29日 2023年ヨーロッパフィギュアスケート選手権エスポー 1
69.81
1
130.10
1
199.91
2022年11月25日 - 27日 ISUグランプリシリーズ エスポーグランプリエスポー 9
56.03
8
110.54
7
166.57
2022年11月11日 - 13日 ISUグランプリシリーズ MKジョン・ウィルソン杯シェフィールド 3
66.82
5
126.29
3
193.11
2021-2022 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2022年3月21日 - 27日 2022年世界フィギュアスケート選手権モンペリエ 14
62.59
5
134.02
6
196.61
2022年2月15日 - 17日 2022年北京オリンピック北京 9
65.40
9
135.58
10
200.98
2022年2月4日 - 7日 2022年北京オリンピック団体戦(北京 4
67.56
- 6
団体
2022年1月10日 - 16日 2022年ヨーロッパフィギュアスケート選手権タリン 5
67.02
8
121.15
6
188.17
2021年12月7日 - 11日 ISUチャレンジャーシリーズ ゴールデンスピンザグレブ 1
65.68
3
118.61
1
184.29
2021年10月7日 - 10日 ISUチャレンジャーシリーズ フィンランディア杯エスポー 4
69.50
7
134.41
5
203.91
2019-2020 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2019年12月26日 - 29日 ロシアフィギュアスケート選手権クラスノヤルスク 12
60.87
8
129.19
10
190.06
2018-2019 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2018年12月22日 - 23日 ロシアフィギュアスケート選手権サランスク 8
70.54
11
133.22
9
203.76
2018年11月28日 - 29日 タリントロフィータリン 4
60.29
4
120.44
4
180.73
2018年12月5日 - 8日 ゴールデンスピンザグレブ 2
69.56
2
129.09
2
198.65
2017-2018 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2018年1月23日 - 26日 ロシアジュニアフィギュアスケート選手権(サランスク 2
72.10
4
133.82
4
205.92
2017年12月22日 - 23日 ロシアフィギュアスケート選手権サンクトペテルブルク 5
71.69
5
134.91
6
206.60
2017年8月31日 - 9月2日 ISUジュニアグランプリ オーストリア杯ザルツブルク 6
53.99
4
106.76
4
160.75
2016-2017 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2017年2月3日 - 5日 ロシアジュニアフィギュアスケート選手権(サンクトペテルブルク 11
62.18
6
123.61
7
185.79
2016年12月22日 - 25日 ロシアフィギュアスケート選手権チェリャビンスク 10
63.34
6
133.92
7
197.26
2016年12月8日 - 11日 2016/2017 ISUジュニアグランプリファイナルマルセイユ 3
60.30
2
133.77
2
194.07
2016年11月9日 - 13日 2016年ボルボオープンカップ ジュニアクラス・グループ1(リガ 1
65.96
1
125.22
1
191.18
2016年10月5日 - 8日 ISUジュニアグランプリ ブラエオン・シュベルター杯ドレスデン 1
65.43
1
129.14
1
194.57
2016年8月31日 - 9月3日 ISUジュニアグランプリ チェコスケートオストラヴァ 2
63.51
1
122.08
1
185.59
2015-2016 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2016年1月21日 - 23日 ロシアジュニアフィギュアスケート選手権(チェリャビンスク 9
60.26
16
96.47
12
156.73
2014-2015 シーズン
開催日 大会名 SP FS 結果
2015年2月4日 - 7日 ロシアジュニアフィギュアスケート選手権(ヨシュカル・オラ 7
60.77
5
117.67
6
178.44

プログラム使用曲

[編集]
シーズン SP FS EX
2023-2024 Mojo
曲:Claire Laffut
Caruso
曲:ルーチョ・ダッラ
performed by ララ・ファビアン
Barbie Girl
曲:AQUA
2022-2023 Istanbul Wedding
Historiette
曲:Fabrizio Paterlini
Latika’s Theme
曲:A・R・ラフマーン feat.スザンヌ
Ringa Ringa
Barbie Girl
曲:AQUA

Dangerous Woman
曲:アリアナ・グランデ
2021-2022 Une vie d'amour
歌:ミレイユ・マチュー
映画『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』より
Letters
Charms
作曲:アベル・コジェニオウスキ
Dangerous Woman
曲:アリアナ・グランデ
2020-2021 I'll Take Care Of You
作曲:ブルック・ベントン
演奏:ベス・ハート、ジョー・ボナマッサ
テレビドラマ『春の十七の瞬間』より
作曲:ミカエル・タリヴェルディエフ
2019-2020
2018-2019 テイク・ファイヴ
作曲:ポール・デスモンド
演奏:デイヴ・ブルーベック
愛の夢
作曲:フランツ・リスト
2017-2018 サマータイム
音楽:ルイ・アームストロング, エラ・フィッツジェラルド
Booty Swing
作曲:パロヴ・ステラー
映画『ノクターナル・アニマルズ』より
A Solitary Woman
Table for Two
Wayward Sisters
作曲:アベル・コジェニオウスキ
2016-2017 組曲『動物の謝肉祭』より「白鳥」
作曲:カミーユ・サン=サーンス
映画『ロミオとジュリエット』より
作曲:アベル・コジェニオウスキ

参考文献

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