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まぼろしのペンフレンド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
まぼろしのペンフレンド
著者 眉村卓
イラスト 岩淵慶三(挿絵)
発行日 1970年
発行元 岩崎書店
ジャンル 長編小説
SF小説
ジュブナイル小説
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 上製本
ページ数 283
ウィキポータル 文学
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まぼろしのペンフレンド』は、眉村卓SFジュブナイル小説1970年刊)。およびそれを原作とするテレビドラマ作品。

概要

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1966年に『中学一年コース』(学習研究社)において連載、岩崎書店「SF少年文庫」シリーズとして1970年に刊行された[1]NHK総合テレビジョン少年ドラマシリーズ」で1974年に、NHK教育テレビジョンドラマ愛の詩」で2001年にそれぞれテレビドラマ化。

あらすじ

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東京に住む中学生:渡辺明彦は一年ほど前に雑誌の文通欄に名前を載せて日本各地のペンフレンドと手紙をやりとりしていたが今では特定の数名と定期的に便りを交換するだけだった。 ある日大阪から本郷令子という聞き覚えのない差出人名で「あなたの学校や家庭やお友達のことをできるだけ詳しく教えて欲しい」という内容で調査費と称する一万円札が同封された手紙が届く。送付元の住所を調べると存在しない住所だった。手紙をやりとりするうちに明彦の周囲に自分とそっくりの偽者が現れるようになる。やがて本郷令子から東京に来るので駅まで迎えに来てほしいという手紙が来るが…。

登場人物

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  • 渡辺明彦 - 東京に住む中学一年生
  • 伊原久美子 - 明彦の同級生
  • 本郷令子 - 大阪在住の中学二年生を自称する明彦のペンフレンド
  • 渡辺和彦 - 高校生。明彦の兄

書誌情報

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テレビドラマ

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二度映像化されたがどちらも再視聴が困難になっている。

NHK『少年ドラマシリーズ』版

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まぼろしのペンフレンド
ジャンル テレビドラマ
原作 眉村卓
脚本 岩間芳樹
演出 黛叶
出演者 山賀裕二
池上季実子
若山弦蔵
加藤小代子
音楽 広瀬量平
製作
制作 NHK
放送
放送チャンネルNHK総合テレビジョン
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1974年4月15日 - 5月1日
放送時間月-水曜 18:05 - 18:29
放送枠少年ドラマシリーズ
放送分24分
回数9
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1974年4月15日から5月1日に NHK少年ドラマシリーズ」の29作目としてNHK総合テレビジョンにて月曜から水曜の18時5分から18時29分に放送された。全9話。原作には登場しなかった人物である木田めぐみが登場する。 現存する映像は発見されていない[2]

キャスト

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スタッフ(NHK)

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NHK総合テレビジョン 少年ドラマシリーズ
前番組 番組名 次番組
ぼくのおじさん
(1974年3月18日 - 4月12日)
まぼろしのペンフレンド
1974年4月15日 - 5月1日
ユタとふしぎな仲間たち
(1974年5月6日 - 5月8日)

NHK『ドラマ愛の詩』版

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幻のペンフレンド2001
ジャンル テレビドラマ
原作 眉村卓『まぼろしのペンフレンド』
脚本 山永明子
藤長野火子
製作
制作 NHK
放送
放送チャンネルNHK教育テレビジョン
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2001年1月6日 - 3月24日
放送時間土曜 18:00 - 18:29
放送枠ドラマ愛の詩
放送分29分
回数12
NHKドラマの紹介ページ
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2001年1月6日から3月24日にかけNHK教育テレビジョンの土曜18時から18時29分の「ドラマ愛の詩」の一作として『幻のペンフレンド2001』のタイトルで放送された。 設定は大幅に変えている。 2023年現在、ソフト化や配信はされていない。

あらすじ

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キャスト

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スタッフ

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この項出典[3]

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ [1] - 国立国会図書館サーチ
  2. ^ 2014年11月の特集 NHK番組発掘プロジェクト通信”. 2020年1月7日閲覧。
  3. ^ 幻のペンフレンド2001 - ドラマ詳細データ - テレビドラマデータベース

参考文献

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外部リンク

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小説
テレビドラマ(NHK)