端岡駅
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端岡駅 | |
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駅舎(2020年) | |
はしおか Hashioka | |
◄Y02 鬼無 (3.4 km) (2.4 km) 国分 Y04► | |
所在地 | 香川県高松市国分寺町新居475-2 |
駅番号 | ○Y03 |
所属事業者 | 四国旅客鉄道(JR四国) |
所属路線 |
■予讃線 (■瀬戸大橋線含む) |
キロ程 | 9.5 km(高松起点) |
電報略号 | ハオ←ハヲ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 3面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,349人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1897年(明治30年)2月21日 |
備考 | 直営駅 |
端岡駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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端岡駅(はしおかえき)は、香川県高松市国分寺町新居にある、四国旅客鉄道(JR四国)予讃線の駅。
宇多津駅から分岐する本四備讃線へ直通する列車も早朝・夜間に限り停車し、この系統には「瀬戸大橋線」の愛称がつけられている。
駅番号はY03で、駅表示パネルのコメントは「隕石と盆栽の駅」となっている。
沿革
- 1897年(明治30年)2月21日 - 讃岐鉄道の駅として、高松 - 丸亀間の開通時に開業。
- 1904年(明治37年)12月1日 - 讃岐鉄道が山陽鉄道に営業譲渡。
- 1906年(明治39年)12月1日 - 国有化により、官設鉄道の駅となる。
- 1969年(昭和44年)10月1日 - 配達の取扱を廃止。
- 1970年(昭和45年)6月1日 - 貨物の取扱を廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日 - 荷物の取扱を廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、四国旅客鉄道(JR四国)の駅となる。
- 2002年(平成14年)ホーム増設
- 2014年(平成26年)3月1日 - ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[1]。ICカード専用簡易改札機で対応。
駅構造
有人駅で、早朝・夜間以外は駅員が配置され、集札業務と出札業務を行う。端岡駅では改札は行われていない。みどりの窓口は設置されていないが、新型のPOS端末とICOCA対応の端末が設置され、出札窓口にて指定席券やJR四国の企画乗車券(新型になって、青春18きっぷも発券できるようになった)、SHIKOKU ICOCAなどが購入できる。また駅舎には、自動券売機が1機設置されており、一部の駅との往復乗車券や回数券、坂出、高松からの自由席特急券に加えて岡山からの新幹線特急券の発行も可能。ただし、オレンジカードの使用はできない。改札口付近にはIC専用簡易改札機とチャージ機が設置されており、ICOCA等対応のICカードチャージの際は駅窓口ではなく、こちらでチャージする。
トイレは駅舎から離れており、0番のりばの坂出寄り端にある。
のりば
単式ホーム1面1線と島式ホーム2面4線のあわせて3面4線を有する地上駅である。しかし、4線しかないが、これに対してのりばは5つある。これは0番のりばと1番のりばが駅舎から見て一番近い線路を共有しているためである。他ののりばに関しては線路の共有は無い。
のりば | 番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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0 | (1) | ■予讃線 | 上り | 高松方面 | 1番のりばと線路共有 |
1 | (2番のりばからの乗換ホーム) | ||||
2 | (2) | ■予讃線 | 上り | 高松方面 | |
3 | (3) | ■予讃線 | 下り | 多度津・観音寺・琴平方面 | |
4 | (4) | ■予讃線 | 下り | 多度津・観音寺・琴平方面 | ■瀬戸大橋線岡山方面を含む |
各ホームを見ていくと、まず駅舎に接して単式ホーム1面1線があり、ここには0番のりばがある。そしてその単式ホームから線路1本を挟んですぐ島式ホーム1面2線があり、ここには駅舎側からそれぞれ1番のりばと2番のりばがある。さらに、この駅のほかの施設から離れて鬼無方向60mのところに島式ホーム1面2線があり、ここに3番のりばと4番のりばがある。2つの島式ホームはそれぞれ跨線橋で駅舎と結ばれている。1番線、4番線が本線(制限速度100km/h)。
この構造には、快速「サンポート」と各駅停車の接続駅であるということも関係している。前者は、朝夕など一部の時間を除いて坂出駅と高松駅の間では当駅にしか停車せず、より本数の少ない後者のみがそのほかの駅に停車し、当駅は両者の接続駅となっている。
0番のりばと1番のりばが駅舎側の線路を挟む形で設置されているのは、「サンポート」と各駅停車の接続を行う際に、当駅からの乗客や、快速・各駅停車相互での乗り換え客の負担を軽減するためである。この駅において快速と各駅停車の接続が行われる場合、次のようにして客扱いを行っていた[2]。(現在は既にこの運用はしていない)
- 先行する普通列車が1番線に入線、停車し、0番ホーム側のドアを開放して客扱いを行う。
- 後続してやってきた快速列車が2番線に入線して停車し、2番のりば側のドアを開放して客扱いを行う。
- 普通列車は快速列車の客扱いを確認すると、続いて1番のりば側のドアを開放する。
これにより、端岡駅から快速列車に乗車する客は各駅停車の車内を通り抜けて1番のりばと2番のりばのある島式ホームに移動できる。また、快速列車を端岡駅で降車する乗客も、この逆の方法で簡単に駅本屋の改札口に向かうことができる。さらに、快速と各駅停車の相互の乗り換え客も同一ホームでの乗り換えが可能である[2]。
また、快速と各駅停車の接続が無い場合は、快速・各駅停車のいずれも駅舎からみて一番近い線路に停車し、0番のりば側の扉を開いて客扱いをする。こうすることで、当駅で高松方面行き列車を乗降する乗客、快速列車と普通列車を乗り換える乗客全てが、跨線橋を利用せずに済む。この方法はただ単に跨線橋を上り下りする負担を乗客からなくすだけではなく、端岡駅の跨線橋にエレベーター等が設置されていないということを補うバリアフリーのための方策としても有効である。
しかしながら、この駅の他の設備から60メートル離れたところに1つある3・4番線のある島式ホームへは跨線橋を使用しない限り渡ることができないので、完全にバリアフリー化されたとはいえない。この島式ホームには坂出方面への列車が停車するが、駅舎からの移動には1分ないし2分程度要する上、跨線橋を上り下りする必要もあるため若干不便である。車椅子利用者は3・4番線の高松方にある公道へのスロープ(1・2番線の松山方にもあり)を使用することになる[2]。
かつては、単式・島式あわせて2面3線のホームを持つのみで、中央の線路は上下線が共用する形になっていた[3]。2002年のダイヤ改正に際し、JR四国は高松近郊の普通・快速列車増強を目指したが、その計画であると高松 - 坂出間の線路容量が限界になってしまうこととなった。当時の高松 - 坂出間には、列車を待避させる設備が当駅と坂出駅にしかなく、それらはともに2面3線のホームのみで中央の1本を共有する形であった。
そのため、JR四国は列車の待避設備を高松 - 坂出に増設することとなったが、その際、なるべくかかる費用を抑えるため、新たな用地買収を最低限にとどめ、既存の用地・施設を有効に活用することとした[3]。そこで、広い保線用地を保有していた鴨川駅と、長大な貨物列車を待避させるため、長大な中線を有していた当駅が選ばれて、この両駅に待避設備が増設されることとなった。鴨川駅は通常の腹付け増設の方法で待避設備がつくられたが、当駅では貨物列車の編成短縮により長い有効長が必要なくなった待避用の中線を2つに分割してそれぞれを上下線と連結させる形で完成した。
駅周辺
田園地帯ながら宅地化が進んできた。駅の北700メートルほどの地点には讃岐国の国分尼寺の址がある。
- 高松市役所国分寺総合センター
- 高松市立国分寺中学校
- 高松市立国分寺北部小学校
- 国道11号
- 香川県道179号端岡停車場線
- 香川県道171号国分寺太田上町線
- 香川県道33号高松善通寺線
- ジョイフル国分寺店
- 高松エクスプレス(フットバス)ダイヤパレス前停留所が同店の前にある。
- ブックオフ高松国分寺店
- マルナカ国分寺店
- 新居宮池
- 香川県農業協同組合国分寺支店
- 日新タクシー端岡営業所
利用状況
- 各年度の1日平均乗車人員は次のとおりである。[4]
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
2005年 | 1,388 |
2006年 | 1,402 |
2007年 | 1,429 |
2008年 | 1,375 |
2009年 | 1,335 |
2010年 | 1,314 |
2011年 | 1,326 |
2012年 | 1,317 |
2013年 | 1,350 |
2014年 | 1,360 |
2015年 | 1,298 |
2015年 | |
2016年 | |
2017年 | 1,358 |
2018年 | 1,349 |
2019年 | 1,349 |
隣の駅
- 四国旅客鉄道
- ■予讃線(■瀬戸大橋線含む)
脚注
参考文献
- 川島令三『全国鉄道事情大研究 四国篇』草思社、2007年8月17日、46-102頁。ISBN 978-4-7942-1615-1。
関連項目
外部リンク
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