ラグビーワールドカップ2019 日本代表

ラグビーワールドカップ2019 日本代表 (ラグビーワールドカップ2019 にほんだいひょう)は、2019年日本で開催されたラグビーワールドカップ2019ラグビー日本代表である。

ラグビーワールドカップ2019 日本代表
ユニオン 日本ラグビー協会
愛称 ブレイブ・ブロッサムズ
エンブレム サクラ
会長 森重隆
ヘッドコーチ ニュージーランドの旗 ジェイミー・ジョセフ
主将 リーチマイケル
ファースト
ジャージ
セカンド
ジャージ
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概要

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ラグビーワールドカップ2015イングランド大会で南アフリカに勝利するなど、初めて一次リーグで3勝をあげ躍進を遂げたブレイブ・ブロッサムズだが、大会後にエディ・ジョーンズヘッドコーチが退任。2016年1月、新ヘッドコーチにジェイミー・ジョセフを迎え、新体制が始動。同年6月、アタックコーチにトニー・ブラウン[1]、スクラムコーチに長谷川慎[2][3]を招聘。10月に、チームスローガンを「ONE TEAM」に決定した[4][5]。2019年8月29日に、ワールドカップ2019日本大会の登録メンバー31名が発表された。チームソングはビクトリーロード[6][7]

2016年

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2016年9月、ジェイミー・ジョセフHCが正式に就任[8]。トップリーグの視察を繰り返した上で代表選手を選考し、その後に短期合宿を2回行った上で11月からのテストマッチに備えた。

世界ランキング12位のジェイミー・ジャパン初のテストマッチは、2016年11月5日に秩父宮ラグビー場でランキング9位アルゼンチンに20-54で完敗した[9]。翌週からヨーロッパ遠征となり、ランキング11位ジョージアとのテストマッチは、22-18でジェイミー・ジャパンとして初勝利[10]。その翌週のランキング6位ウェールズ戦は7万人を超える大観衆の中で行われ、互角の戦いを行い、30-33の僅差で敗れた[11]。年度最終フィジー戦では、レッドカード退場で1人少ないフィジー相手に25-38で完敗[12]。ジェイミー・ジャパン1年目のテストマッチ4連戦は、1勝3敗で終わった。

2017年

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2017年1月、年初の会見でジョセフHCは、今後はサンウルブズを中心にした代表強化を進めていく考えを打ち出すとともに、サンウルブズが海外で試合をする際は、遠征に参加しない選手を自ら指導するなどで若手を育成していく方針も明らかにした[13]

アジアチャンピオンシップは全勝で優勝[14]。6月に強化試合でルーマニアに勝利、アイルランドに2連敗した[15]

秋シーズンでは、世界選抜戦において27-47で敗れる。11月4日に日産スタジアムで行われたオーストラリア戦でも30-63で敗れたが[16]、国内開催ラグビーテストマッチ史上最多43,621人の入場者数を記録した[17]。フランス遠征でトンガに39-6で勝利、フランスとは23-23で引き分けた[18]

2018年

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2018年5月15日、ルーマニアが代表資格がない選手をワールドカップ2019ヨーロッパ予選に出場させたとして、ワールドラグビーはルーマニアの出場権を取り消した。これによりワールドカップ2019開幕戦で日本代表の相手は、ルーマニアからロシアに変更された[19]

6月は国内でイタリア戦で1勝1敗[20][21]ジョージアに勝利[22]。10月に国内での世界選抜戦[23]ニュージーランド[24] で敗れた。

11月3日に味の素スタジアムで行われたニュージーランド戦でも31-69で大敗したが[25]、国内開催ラグビーテストマッチで史上最多43,751人となり、入場者数の記録を1年ぶりに更新した[26][17]。続く11月のイングランド遠征では、イングランドに15-35で敗れ[27]、ロシアに32-27で勝利した[28]。CTB中村亮土は、イングランド戦で2トライして前半15-10[29]で日本がリードしたことで、日本代表の成長を強く実感したという[30]

11月1日、B’z兵、走る」(つわもの、はしる) が「リポビタンD ラグビー日本代表応援ソング」としてリリース[31]。以降、テレビCMや試合会場内CMのほか、ワールドカップ2019の日本代表試合会場でも流れ[32][33][34][35]、2023年に至るまで、日本代表戦の国内会場で選手入場時やハーフタイム、試合後などに流れた[36]

2019年

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2019年2月の合宿で、山本幸輝の提案によりチームソングが「ビクトリーロード」に決まる[37][38]

ワールドカップ2019の前哨戦となったパシフィック・ネイションズカップではフィジー[39]、トンガ[40]、アメリカ[41] の3か国に勝利して優勝した。2019年8月29日にW杯最終登録メンバーを発表[42]。9月6日に熊谷で南アフリカに7-41で敗れ[43] W杯前最後のテストマッチを勝利で飾ることはできなかった。

大会経過

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ロシア戦で整列する日本代表

ホスト国として挑んだワールドカップ2019では、予選プール・開幕戦(2019年9月20日)においてロシアと対戦。序盤、日本のプレーには硬さが見られ、ハイパントの処理ミスからロシアに先制トライを許したが、松島幸太朗の2トライで逆転に成功し12-7で前半を終える。後半もピーター・ラピース・ラブスカフニと松島のハットトリックとなるトライなどで突き放した日本が30-10で快勝を収める[44][45]

2戦目(9月28日)は、静岡県小笠山総合運動公園スタジアムで、ランキング9位の日本と、ランキング2位の強豪アイルランドの対戦(いずれも試合前の順位)。主将のリーチマイケルをリザーブに残し、ラブスカフニをゲーム主将とする陣容で挑んだ。前半にアイルランドに2トライを許したものの、田村優の3本のペナルティゴールで9-12と接戦に持ち込むと、後半に福岡堅樹のトライにより逆転し、相手を無得点におさえ、19-12で勝利した[46][47]。アイルランドには、通算10戦目にしての初勝利となった[48]。イギリスBBCは「アイルランドの崩壊、日本の歴史的勝利」と報道し[49]、フランスAFP通信は「Shizuoka shock(静岡の衝撃)」と呼んだ[50][51][52]。これにより、9月30日付のワールドラグビーランキングにおいて、日本は8位となった[53]

3戦目(10月5日)のサモア戦はリーチがスターターに復帰。前半はラファエレティモシーのトライなどで16-9でリードして折り返した。後半は54分にラインアウトモールから姫野和樹のトライでいったん突き放したが、72分にサモアもトライを返し7点差となった。しかし日本は75分に福岡、試合終了間際に松島がそれぞれトライを決め再度サモアを突き放し、合計4トライのボーナスポイントも得て38-19で3連勝を飾った。この時点でA組3位以内が確定し、次回2023年フランス大会の出場権を獲得[54]

予選プール最終戦となる4戦目(10月13日)は、前回大会で唯一敗れた強豪スコットランドと対戦。対戦前の勝ち点は日本14、スコットランド10であり、日本は勝利または引き分けなら無条件で、負けてもボーナスポイントの獲得状況によっては予選突破が決まる状況であった。試合序盤の6分にスコットランドに先制トライを許したが、日本は細かくパスを繋ぎ17分に松島のトライと田村のキックで同点。25分にはフィールド中央で堀江翔太ジェームス・ムーアウィリアム・トゥポウが連続でオフロードパスをつなぎ、最後は稲垣啓太がそのまま中央でトライを決めて逆転。39分にもラファエレのキックパスを受けた福岡がトライを決め、前半を21-7とリードして終える。後半開始早々42分に福岡のトライで28-7とリードを広げたが、スコットランドも49分、54分に立て続けにトライを奪い28-21と7点差に迫った。しかしその後日本はスコットランドの猛攻を凌ぎ28-21で勝利[55][56]。勝ち点19の予選プール1位通過で、史上初の決勝トーナメント進出を決めた。ティア2の国が予選プール全勝で1位となるのはワールドカップ史上初のことである。10月14日付のワールドラグビーランキングにおいて、日本は7位となった[57][58]

準々決勝は10月20日にプールB2位の南アフリカと対戦。開始早々の4分に南アフリカが先制トライ。日本は20分に田村のペナルティキックで3点を返した。日本は30分ごろまで速い連続パスをつないで優勢に立っていたが、その後は徐々に南アフリカの反撃を受けて守勢にまわるようになった。しかし南アフリカの反則やミスもあり、前半はそのまま3-5と接戦で折り返した[59]。後半に入っても日本の劣勢が続き、南アフリカの3本ペナルティキックで徐々に差をつけられると、さらに66分と70分の2本のトライで突き放された。日本は後半は得点を奪えず、3-26で敗れてワールドカップ初のベスト8で大会を終えた[60][61]。南アフリカ戦直後から大会終了まで、日本のランキングは8位となった[62]

トンプソンルークは、準々決勝の南アフリカ戦において、38歳6か月4日で出場し71キャップ目を獲得。日本代表の最年長キャップ獲得者になった[63]田村優は、W杯1大会での日本代表最多得点記録で歴代2位(51点)となった[64]。大会終了後、ジェイミー・ジョセフの続投が決定した[65][66][67]

12月11日、東京都千代田区の丸の内仲通りで、晴海通りから御幸通りまでの800メートル[68] にわたり日本代表28人[注 1]が歩いてパレードを行った[69][70][71][72]。平日ながら約5万人(主催者発表)の観衆が集まった[73][74]。ワールドカップでの活躍を受けラグビー日本代表は空前のブームとなり、その年の新語・流行語大賞にチームスローガンの「ONE TEAM」が大賞に選ばれた[75]第70回NHK紅白歌合戦では日本代表選手19人[注 2]がゲスト出演し、後半冒頭でチームソング「ビクトリーロード」をアカペラで司会者や観客と共に合唱[76]、番組終盤近くで松任谷由実は日本代表メンバーが見つめる中、W杯を振り返る映像をバックに「ノーサイド」をテレビ初歌唱した[77][78]

登録メンバー

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年齢は、2019年9月20日時点(ワールドカップ2019開幕日)に固定。

ポジション 名前 生年月日(年齢) 所属チーム キャップ数 出場状況 備考
ロシア
9月20日
アイルランド
9月28日
サモア
10月5日
スコットランド
10月13日
南アフリカ
10月20日
PR 稲垣啓太 (1990-06-02)1990年6月2日(29歳)   パナソニック 28   55分   64分   52分   57分   48分   68分
木津悠輔 (1995-12-02)1995年12月2日(23歳)   トヨタ自動車 3
具智元 (1994-07-20)1994年7月20日(25歳)   ホンダ 7   55分   54分   52分   22分   64分
中島イシレリ (1989-07-09)1989年7月9日(30歳)   神戸製鋼 2   55分   64分   52分   57分   48分   68分
ヴァルアサエリ愛 (1989-05-07)1989年5月7日(30歳)   パナソニック 8   55分   54分   52分   22分   64分
HO 北出卓也 (1992-09-14)1992年9月14日(27歳)   サントリー 0
坂手淳史 (1993-06-21)1993年6月21日(26歳)   パナソニック 16   75分   40分   73分   72分
堀江翔太 (1986-01-21)1986年1月21日(33歳)   パナソニック 61   75分   40分   73分   72分 アイルランド戦プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
LO トンプソンルーク (1981-04-16)1981年4月16日(38歳)   近鉄 66   60分   64分   54分
ヴィンピー・ファンデルヴァルト (1989-01-06)1989年1月6日(30歳)   NTTドコモ 12   61分   64分   68分   54分
ヘルウヴェ (1990-07-12)1990年7月12日(29歳)   ヤマハ発動機 13   68分   52分
ジェームス・ムーア (1993-06-11)1993年6月11日(26歳)   サニックス 2   52分
FL ツイヘンドリック (1987-12-13)1987年12月13日(31歳)   サントリー 44   71分   64分   73分
徳永祥尭 (1992-04-10)1992年4月10日(27歳)   東芝 11
ピーター・ラブスカフニ (1989-01-11)1989年1月11日(30歳)   クボタ 2   13分   22分
リーチマイケル   (1988-10-07)1988年10月7日(30歳)   東芝 62   71分   31分   64分   73分
FL/No.8 姫野和樹 (1994-07-27)1994年7月27日(25歳)   トヨタ自動車 12   52分
No.8 アマナキ・レレィ・マフィ (1990-01-11)1990年1月11日(29歳)   NTTコム 24   31分   13分   22分   52分
SH 茂野海人 (1990-11-21)1990年11月21日(28歳)   トヨタ自動車 9
田中史朗 (1985-01-03)1985年1月3日(34歳)   キヤノン 70   61分   57分   63分   51分   72分
流大 (1992-09-04)1992年9月4日(27歳)   サントリー 18   61分   56分   63分   51分   72分
SO 田村優 (1989-01-09)1989年1月9日(30歳)   キヤノン 57   67分   48分
SO/CTB 松田力也 (1994-05-03)1994年5月3日(25歳)   パナソニック 19   67分   70分   75分   48分
CTB ウィリアム・トゥポウ (1990-07-20)1990年7月20日(29歳)   コカ・コーラ 9   71分   51分
中村亮土 (1991-06-03)1991年6月3日(28歳)   サントリー 18   70分   75分
ラファエレティモシー (1991-08-19)1991年8月19日(28歳)   神戸製鋼 17
WTB 福岡堅樹 (1992-09-07)1992年9月7日(27歳)   パナソニック 33   50分   57分 スコットランド戦プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
アタアタ・モエアキオラ (1996-02-06)1996年2月6日(23歳)   神戸製鋼 3
レメキロマノラヴァ (1989-01-20)1989年1月20日(30歳)   ホンダ 11   60分 サモア戦プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
FB/WTB 松島幸太朗 (1993-02-26)1993年2月26日(26歳)   サントリー 33 ロシア戦プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
FB 山中亮平 (1988-06-22)1988年6月22日(31歳)   神戸製鋼 13   71分   50分   57分   51分   60分
  • 「選手名」欄の「 」は、キャプテン(主将)。
  • 「所属チーム」、「キャップ数」は、大会登録選手発表時点(2019年8月29日)。
  • 「出場状況」欄の「〇」はフル出場、「 」は途中交代アウト、「 」は途中交代イン

選出外最終合宿参加者[79]

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ポジション 名前 生年月日(年齢) 所属チーム キャップ数 備考
PR 石原慎太郎 (1990-06-17)1990年6月17日(29歳)   パナソニック 11
三浦昌悟 (1995-06-08)1995年6月8日(24歳)   トヨタ自動車 7
山下裕史 (1986-01-01)1986年1月1日(33歳)   神戸製鋼 51
山本幸輝 (1990-10-29)1990年10月29日(28歳)   ヤマハ発動機 7
HO 堀越康介 (1995-06-02)1995年6月2日(24歳)   サントリー 2
LO アニセサムエラ (1986-08-30)1986年8月30日(33歳)   キヤノン 12
FL 布巻峻介 (1992-07-13)1992年7月13日(27歳)   パナソニック 7
CTB 梶村祐介 (1995-09-13)1995年9月13日(24歳)   サントリー 1
ティム・ベネット (1990-08-01)1990年8月1日(29歳)   宗像サニックス 6
FB 野口竜司 (1995-07-15)1995年7月15日(24歳)   パナソニック 13

スタッフ

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役職 名前 所属
強化委員長 藤井雄一郎 日本ラグビーフットボール協会
ヘッドコーチ ジェイミー・ジョセフ 日本ラグビーフットボール協会
アタックコーチ トニー・ブラウン 日本ラグビーフットボール協会
ディフェンスコーチ スコット・ハンセン ジャパンエスアール
スクラムコーチ 長谷川慎 日本ラグビーフットボール協会
ストレングス&コンディショニングコーチ サイモン・ジョーンズ 日本ラグビーフットボール協会
ストレングス&コンディショニング(S&C)コーチ 太田 千尋 慶應義塾大学
メンタルコーチ デイビッド・ガルブレイス 日本ラグビーフットボール協会
ドクター 高森 草平 横浜南共済病院
パフォーマンスコーディネーター カール・マクドナルド 日本ラグビーフットボール協会
ヘッドトレーナー 井澤 秀典 ドームアスリートハウス
トレーナー 青野 淳之介 セコムラガッツ
分析 アンドリュー・ワッツ 日本ラグビーフットボール協会
分析 浜野 俊平 日本ラグビーフットボール協会
分析 戸田 尊 日本ラグビーフットボール協会
通訳 佐藤秀典 EHB International
総務 大村武則 日本ラグビーフットボール協会
アシスタント 笹林 由美子 日本ラグビーフットボール協会
バゲージマスター 山室 ランドル 日本ラグビーフットボール協会
広報 藪木 宏之 日本ラグビーフットボール協会

試合結果

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プールA

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Pld W D L TF PF PA +/− BP Pts
  日本 4 4 0 0 13 115 62 +53 3 19
  アイルランド 4 3 0 1 18 121 27 +94 4 16
  スコットランド 4 2 0 2 16 119 55 +64 3 11
  サモア 4 1 0 3 8 58 128 -70 1 5
  ロシア 4 0 0 4 1 19 160 -141 0 0

第1試合(ロシア戦)

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9月20日
19:45
日本   30 - 10   ロシア 東京スタジアム, 調布
観客数: 45,745人
レフリー: ナイジェル・オーウェンズ (ウェールズ)
トライ: 松島幸太朗 (3) 12' m, 39' c, 69' c
ラブスカフニ 47' m
コンバート: 田村優 (1/3) 40'
松田力也 (1/1) 71'
PK: 田村優 (2/2) 44', 64'
レポート トライ: ゴロスニツキー 5' c
コンバート: クシュナレフ (1/1) 6'
PK: クシュナレフ (1/1) 61'
 
 
 
 
 
 
 
 
 
日本
 
 
 
 
 
 
 
 
ロシア
FB 15 ウィリアム・トゥポウ   71分
RW 14 松島幸太朗
OC 13 ラファエレティモシー
IC 12 中村亮土
LW 11 レメキロマノラヴァ
FH 10 田村優   67分
SH 9 流大   61分
N8 8 姫野和樹
OF 7 ピーター・ラピース・ラブスカフニ
BF 6 リーチマイケル (c)   71分
RL 5 ジェームス・ムーア
LL 4 ヴィンピー・ファンデルヴァルト   61分
TP 3 ヴァルアサエリ愛   55分
HK 2 堀江翔太   75分
LP 1 稲垣啓太   55分
控えメンバー
HK 16 坂手淳史   75分
PR 17 中島イシレリ   55分
PR 18 具智元   55分
LK 19 トンプソンルーク   60分
FL 20 ツイヘンドリック   71分
SH 21 田中史朗   61分
FH 22 松田力也   67分
FB 23 山中亮平   71分
コーチ
  ジェイミー・ジョセフ
 
FB 15 ヴァシリー・アルテミエフ (c)
RW 14 ゲルマン・ダビドフ
OC 13 ウラジーミル・オストロウシュコ
IC 12 ドミトリー・ゲラシモフ   68分
LW 11 キリル・ゴロスニツキー
FH 10 ユーリ・クシュナレフ   65分
SH 9 ヴァシリー・ドロフェエフ   33分   42分   74分
N8 8 ニキータ・バビリン
OF 7 タギル・ガジエフ
BF 6 ビタリー・ジワトフ   65分
RL 5 ボグダン・フェドトコ   61分
LL 4 アンドレイ・オストリコフ
TP 3 キリル・ゴトブツェフ   68分
HK 2 スタニスラフ・セリスキー   65分
LP 1 ワレリー・モロゾフ   65分
控えメンバー
HK 16 エフゲニー・マトベエフ   65分
PR 17 アンドレイ・ポリバロフ   65分
PR 18 アザマト・ビティエフ   68分
LK 19 アンドレイ・ガルブゾフ   62分
FL 20 アントン・シチョフ   65分
SH 21 ドミトリー・ペロフ   33分   42分   74分
FH 22 ラミーリ・ガイシン   65分
WG 23 ウラジスラフ・スゾノフ   68分
コーチ
  リン・ジョーンズ

プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
松島幸太朗 (日本)

アシスタントレフェリー
ニック・ベリー (Australia)
マシュー・カーリー (England)
テレビジョン・マッチ・オフィシャル:
ベン・スキーン (ニュージーランド)

備考

  • ラグビーワールドカップ史上初めて、ティア1でない国同士による開幕戦となった。
  • 松島幸太朗が、日本人選手として初めて、ワールドカップでのハットトリックを達成した。また、ラグビーワールドカップの開幕戦における最多得点を記録した。
  • ロシアのトライはラグビーワールドカップの開幕戦における最速得点となった。

第2試合(アイルランド戦)

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9月28日
16:15
日本   19 - 12   アイルランド 小笠山総合運動公園エコパスタジアム, 袋井
観客数: 47,813人
レフリー: アンガス・ガードナー (オーストラリア)
トライ: 福岡堅樹 58' c
コンバート: 田村優 (1/1) 60'
PK: 田村優 (4/5) 17', 33', 39', 71'
レポート トライ: リングローズ 13' m
カーニー 20' c
コンバート: カーティー (1/2) 21'
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Japan
 
 
 
 
 
 
 
 
Ireland
FB 15 山中亮平   50分
RW 14 松島幸太朗
OC 13 ラファエレティモシー
IC 12 中村亮土
LW 11 レメキロマノラヴァ
FH 10 田村優
SH 9 流大   56分
N8 8 アマナキ・レレィ・マフィ   31分
OF 7 ピーター・ラピース・ラブスカフニ (c)
BF 6 姫野和樹
RL 5 ジェームス・ムーア
LL 4 トンプソンルーク   64分
TP 3 具智元   54分
HK 2 堀江翔太
LP 1 稲垣啓太   64分
控えメンバー
HK 16 坂手淳史
PR 17 中島イシレリ   64分
PR 18 ヴァルアサエリ愛   54分
LK 19 ヴィンピー・ファンデルヴァルト   64分
FL 20 リーチマイケル   31分
SH 21 田中史朗   57分
FH 22 松田力也
WG 23 福岡堅樹   50分
コーチ
  ジェイミー・ジョセフ
 
FB 15 ロブ・カーニー   68分
RW 14 キース・アールズ
OC 13 ギャリー・リングローズ
IC 12 クリス・ファレル   61分
LW 11 ジェイコブ・ストックデイル
FH 10 ジャック・カーティー   61分
SH 9 コナー・マレー
N8 8 CJ・スタンダー
OF 7 ジョシュ・ファンダーフリーアー
BF 6 ピーター・オマホニー   55分
RL 5 ジェームズ・ライアン
LL 4 イアン・ヘンダーソン   66分
TP 3 タイグ・ファーロング   61分
HK 2 ローリー・ベスト (c)   61分
LP 1 キアン・ヒーリー   46分
控えメンバー
HK 16 ショーン・クローニン   61分
PR 17 デイヴ・キルコイン   46分
PR 18 アンドリュー・ポーター   61分
LK 19 タイグ・バーン   66分
FL 20 リース・ラドック   53分
SH 21 ルーク・マクグラス   66分
FH 22 ジョーイ・カーベリー   61分
FB 23 ジョーダン・ラーマー   61分
コーチ
  ジョー・シュミット

プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
堀江翔太 (日本)

アシスタントレフェリー
ジェローム・ガルセス (France)
マシュー・カーリー (England)
テレビジョン・マッチ・オフィシャル:
ベン・スキーン (New Zealand)

備考

第3試合(サモア戦)

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10月5日
19:30
日本   38 - 19   サモア 豊田スタジアム, 豊田
観客数: 39,695人
レフリー: Jaco Peyper (南アフリカ)
トライ: ラファエレ 28' c
姫野和樹 53' c
福岡堅樹 76' m
松島幸太朗 80+5' c
コンバート: 田村優 (3/4) 29', 55', 80+7'
PK: 田村優 (4/5) 3', 8', 24', 51'
レポート トライ: タエフ 73' c
コンバート: Taefu (1/1) 74'
PK: Taefu (4/5) 10', 15', 34', 45'
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Japan
 
 
 
 
 
 
 
Samoa
FB 15 山中亮平   57分
RW 14 松島幸太朗
OC 13 ラファエレティモシー
IC 12 中村亮土   70分
LW 11 レメキロマノラヴァ
FH 10 田村優
SH 9 流大   63分
N8 8 姫野和樹
OF 7 ピーター・ラピース・ラブスカフニ (c)
BF 6 リーチマイケル   64分
RL 5 ジェームス・ムーア
LL 4 ヴィンピー・ファンデルヴァルト   68分
TP 3 具智元   52分
HK 2 坂手淳史   40分
LP 1 稲垣啓太   52分
控えメンバー:
HK 16 堀江翔太   40分
PR 17 中島イシレリ   52分
PR 18 ヴァルアサエリ愛   52分
LK 19 ヘルウヴェ   68分
FL 20 ツイヘンドリック   64分
SH 21 田中史朗   63分
FH 22 松田力也   70分
WG 23 福岡堅樹   57分
コーチ:
  ジェイミー・ジョセフ
 
FB 15 ティム・ナナイ=ウィリアムズ   40分
RW 14 アーシー・トゥアラ   55分
OC 13 アラパティ・レイウア
IC 12 ヘンリー・タエフ
LW 11 エド・フィドウ
FH 10 UJ・セウテニ
SH 9 ドウェイン・ポラタイヴァオ   66分
N8 8 ジャック・ラム (c)
OF 7 TJ・イオアネ   25分から35分   70分
BF 6 クリス・ブイ
RL 5 ケイン・レアウペペ
LL 4 ピウラ・ファアサレレ   61分
TP 3 マイケル・アラアラトア   56分
HK 2 セイララ・ラム   56分
LP 1 ジョーダン・レイ   66分
控えメンバー
HK 16 レイ・ニウイア   56分
PR 17 ポール・アロエミール   66分
PR 18 ジェームス・レイ   56分
LK 19 セニオ・トレアフォア   61分
LK 20 ジョシュ・タイレル   70分
SH 21 ペレ・カウリー   66分
FH 22 トゥシ・ピシ   55分
CE 23 キーロン・フォノティア   40分
コーチ
  スティーブ・ジャクソン

プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
レメキロマノラヴァ (日本)

アシスタントレフェリー
アンガス・ガードナー (Australia)
フェデリコ・アンセルミ (Argentina)
テレビジョン・マッチ・オフィシャル:
Graham Hughes (England)

第4試合(スコットランド戦)

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10月13日
19:45
日本   28 - 21   スコットランド 横浜国際総合競技場, 横浜
観客数: 67,666(93.5%)人
レフリー: ベン・オキーフ (ニュージーランド)
トライ: 松島幸太朗 17' c
稲垣啓太 25' c
福岡堅樹 39' c, 42' c
コンバート: 田村優 (4/4) 19',26',40',43'
レポート トライ: ラッセル 6' c
ネル 49' c
ファーガソン 54' c
コンバート: レイドロー (2/2) 7', 50'
ラッセル (1/1) 55'
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Japan
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Scotland
FB 15 ウィリアム・トゥポウ   51分
RW 14 松島幸太朗
OC 13 ラファエレティモシー
IC 12 中村亮土   75分
LW 11 福岡堅樹
FH 10 田村優
SH 9 流大   51分
N8 8 姫野和樹
OF 7 ピーター・ラピース・ラブスカフニ
BF 6 リーチマイケル (c)   73分
RL 5 ジェームス・ムーア   52分
LL 4 トンプソンルーク
TP 3 具智元   22分
HK 2 堀江翔太   73分
LP 1 稲垣啓太   57分
控えメンバー
HK 16 坂手淳史   73分
PR 17 中島イシレリ   57分
PR 18 ヴァルアサエリ愛   22分
LK 19 ヘルウヴェ   52分
FL 20 ツイヘンドリック   73分
SH 21 田中史朗   51分
FH 22 松田力也   75分
FB 23 山中亮平   51分
コーチ
  ジェイミー・ジョセフ
 
FB 15 スチュアート・ホッグ
RW 14 トミー・シーモア   52分
OC 13 クリス・ハリス
IC 12 サム・ジョンソン
LW 11 ダーシー・グレアム   60分
FH 10 フィン・ラッセル
SH 9 グレイグ・レイドロー (c)   52分
N8 8 ブレイド・トムソン
OF 7 ジェイミー・リッチー
BF 6 マグナス・ブラッドベリー   66分
RL 5 ジョニー・グレイ
LL 4 グラント・ギルクリスト   52分
TP 3 WP・ネル   52分
HK 2 フレーザー・ブラウン   52分
LP 1 アラン・デル   52分
控えメンバー
HK 16 スチュアート・マッキナリー   52分
PR 17 ゴードン・リード   52分
PR 18 ザンダー・ファーガソン   52分
LK 19 スコット・カミングス   52分
N8 20 ライアン・ウィルソン   66分
SH 21 ジョージ・ホーン   52分
CE 22 ピーター・ホーン   61分
FB 23 ブレア・キングホーン   52分
コーチ
  グレガー・タウンゼンド

プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
福岡堅樹 (日本)

アシスタントレフェリー
マシュー・レイナル (France)
マシュー・カーリー (England)
テレビジョン・マッチ・オフィシャル
マリウス・ジョンカー (South Africa)

備考

  • スコットランド代表の700回目のテストマッチである。
  • 日本代表がスコットランド代表に初めて勝利した試合である。
  • ラグビーワールドカップのトーナメント戦史上初めて、ティア2の国がティア1の国を2ヶ国破った。
  • この勝利により、日本はトップでプールステージを終え、決勝トーナメント進出を決めた。これは日本のみならず、アジア全体においても初めての出来事である。
  • 日本の決勝トーナメント進出は、ティア2の国としては4ヶ国目となり、2007年ラグビーワールドカップにおけるフィジー代表以来となった。
  • 日本は、プール内の全てのゲームで勝利した最初のティア2国となった。

準々決勝(南アフリカ戦)

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10月20日
19:15
日本   3 - 26   南アフリカ共和国 東京スタジアム, 調布
観客数: 48,831(97.7%)人
レフリー: ウェイン・バーンズ(イングランド)
PK: 田村優 (1/1) 20'
レポート トライ: マピンピ (2) 4' m, 70' m
デクラーク 66' c
コンバート: ポラード (1/3) 66'
PK: ポラード (3/4) 44', 49', 64'
 
 
 
 
 
 
 
 
 
日本
 
 
 
 
 
 
 
 
南アフリカ
FB 15 山中亮平   60分
RW 14 松島幸太朗
OC 13 ラファエレティモシー
IC 12 中村亮土
LW 11 福岡堅樹
FH 10 田村優   48分
SH 9 流大   72分
N8 8 姫野和樹   52分
OF 7 ピーター・ラブスカフニ   13分   22分
BF 6 リーチマイケル  
RL 5 ジェームス・ムーア
LL 4 トンプソンルーク   54分
TP 3 具智元   64分
HK 2 堀江翔太   72分
LP 1 稲垣啓太   48分   68分
控えメンバー
HK 16 坂手淳史   72分
PR 17 中島イシレリ   48分   68分
PR 18 ヴァルアサエリ愛   64分
FL 19 ヴィンピー・ファンデルヴァルト   54分
N8 20 アマナキ・レレィ・マフィ   13分   22分   52分
SH 21 田中史朗   72分
FH 22 松田力也   48分
CE 23 レメキロマノラヴァ   60分
コーチ:
  ジェイミー・ジョセフ
 
FB 15 ウィリー・ルルー
RW 14 チェスリン・コルビ   72分
OC 13 ルカニョ・アム
IC 12 ダミアン・デアリエンディ
LW 11 マカゾレ・マピンピ
FH 10 ハンドレ・ポラード
SH 9 ファフ・デ・クラーク   74分
N8 8 ドウェイン・フェルミューレン   68分
OF 7 ピーターステフ・デュトイ
BF 6 シヤ・コリシ     13分   21分
RL 5 ルード・デヤハー   67分
LL 4 エベン・エツベス   63分
TP 3 フランス・マルハーバ   54分
HK 2 ボンギ・ンボナンビ   37分
LP 1 テンダイ・ムタワリラ   10分から20分   54分
控えメンバー
HK 16 マルコム・マークス   37分
PR 17 スティーブン・キッツォフ   13分   21分   54分
PR 18 ヴィンセント・コッホ   54分
LK 19 RG・スナイマン   63分
LK 20 フランコ・モスタート   67分
FL 21 フランソワ・ロウ   68分
SH 22 ハーシェル・ヤンチース   74分
CE 23 フランソワ・ステイン   72分
コーチ
  ラシー・エラスムス

プレイヤー・オブ・ザ・マッチ
ファフ・デクラーク (南アフリカ)

アシスタントレフェリー
ベン・オキーフ (ニュージーランドラグビー協会)
ルーク・ピアース (England)
テレビジョンマッチオフィシャル
ローワン・キット (England)

備考

  • トンプソンルークは、この試合に「38歳6か月4日」で出場し、71キャップ目を獲得。日本代表の最年長キャップ獲得者になった[80]

チームソング

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視聴率

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ラグビーワールドカップ2019では、日本国内開催および日本代表の快進撃により、日を追うごとに視聴者が増加していき、以下のように記録的な高視聴率をおさめた(ビデオリサーチ社による関東地区の地上波テレビ 世帯視聴率[86])。いずれも生中継。

準々決勝の南アフリカ戦の平均視聴率41.6%は、2019年の全番組で1位だった[87][88][89][90]。また、決勝トーナメントへの出場(ベスト8)をかけた予選第4試合スコットランド戦は、2019年の全番組で2位[88]

放送権を持つ日本テレビNHKは、その日の深夜あるいは翌日すぐに再放送し、見逃し視聴者への対応を行った。この他に、有料BS放送J Sportsによるワールドカップ全試合の生中継や時間差放送、頻繁な再放送があった[91]

放送日 放送開始時刻 放送分数 放送局 試合 対戦相手 平均視聴率 瞬間最高視聴率
2019年9月20日(金) 19:30 144分 日本テレビ 予選1 ロシア戦 18.3%[92] 25.5%[93]
2019年9月28日(土) 17:10 81分 NHK総合 予選2 アイルランド戦 22.5%[92] 28.9%[93]
2019年10月5日(土) 19:15 139分 日本テレビ 予選3 サモア戦 32.8%[92] 46.1%[93]
2019年10月13日(日) 19:30 130分 日本テレビ 予選4 スコットランド戦 39.2%[92] 53.7%[93]
2019年10月20日(日) 19:10 136分 NHK総合 準々決勝 南アフリカ戦 41.6%[92] 49.1%[93]

ラグビーワールドカップ2019は、前大会で話題を集めた五郎丸歩選手が不在のため、視聴率は大苦戦するという予想もあった[94]。しかしこのような高視聴率を獲得した原因を、テレビ評論コラムニストの木村隆志は、「『ルールがわからない』『ほとんど選手を知らない』という“にわかファン”の多さ」と、彼らが「自ら『私、“にわか”だから』と公言して楽しむ」ことができたからだと考察している[95]。さらに4つの要因として

  1. 日本代表の躍進が、単に勝つだけでなく、劇的なシーンの連続で、新たなファン層を掘り起こした
  2. 試合の前後に日本代表選手たちが頻繁に発するコメント「選手・スタッフ・応援する人々によるONE TEAM」[96]が、人々の心に響いた
  3. 世界で40億人が視聴する[97]ラグビーワールドカップというビッグイベントが、日本ではなじみが薄いながらも国内開催で、新鮮だった
  4. 6月に池井戸潤の小説『ノーサイド・ゲーム』が出版され、それをテレビドラマ化して7月からW杯開幕5日前まで放送し話題となった[98]TBSのアシスト[99][100]

を挙げている[95]。またメディアアナリストの鈴木祐司も、視聴率の詳細データをもとに、にわかラグビーファンがラグビーの歴史を変えたと考察している[100][101]ビデオリサーチ社の柿倉樹は、ドラマ『ノーサイド・ゲーム』がラグビー応援ムードを醸成し、予選第2試合アイルランド戦の内容が「にわかファン」に火をつけたと分析している[86]。「にわかファン」だと肯定的に自称する多くの新しいファンの存在を、日本ラグビー協会も歓迎し、大会成功の一因だとしている[102]

表彰関連

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受賞

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ノミネート

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脚注

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注釈

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  1. ^ 31人の選手のうち、トンプソン ルーク、ヴィンピー・ファンデルヴァルト、ウィリアム・トゥポウの3名は欠席
  2. ^ 稲垣啓太、木津悠輔、ヴァルアサエリ愛、坂手淳史、中島イシレリ、ヴィンピー・ファンデルヴァルト、姫野和樹、アマナキ・レレィ・マフィ、徳永祥尭、堀江翔太、茂野海人、田中史朗、アタアタ・モエアキオラ、田村優、中村亮土、山中亮平、ラファエレティモシー、福岡堅樹、松田力也

出典

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  1. ^ 日本代表 新アタックコーチ就任のお知らせ”. JRFU. 2024年2月26日閲覧。
  2. ^ 日本代表 合宿参加メンバー変更およびスポットコーチ参加のお知らせ(2016.10.19)”. JRFU. 2024年2月26日閲覧。
  3. ^ 日本代表 メンバーおよびキャプテン決定(2016.10.28)”. JRFU. 2024年2月26日閲覧。
  4. ^ ジョセフHC「一つになって戦う」スローガンは「ONE TEAM」スポーツニッポン2016年10月29日
  5. ^ INC, SANKEI DIGITAL (2019年12月4日). “【ラグビーコラム】「ONE TEAM」の定義とは”. サンスポ. 2021年9月25日閲覧。
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  10. ^ JRFU. “ラグビー日本代表「リポビタンDツアー2016」(ヨーロッパ遠征) 第1戦 ジョージア代表戦 |大会・試合情報”. 2022年12月5日閲覧。
  11. ^ JRFU. “ラグビー日本代表「リポビタンDツアー2016」(ヨーロッパ遠征) 第2戦 ウェールズ代表戦 |大会・試合情報”. 2022年12月5日閲覧。
  12. ^ JRFU. “ラグビー日本代表「リポビタンDツアー2016」(ヨーロッパ遠征) 第3戦 フィジー代表戦 |大会・試合情報”. 2022年12月5日閲覧。
  13. ^ 19年W杯へ指針 ジョセフHC「代表はサンウルブズから選ぶ」 - スポニチ Sponichi Annex スポーツ”. スポニチ Sponichi Annex. 2021年6月11日閲覧。
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  15. ^ JRFU. “リポビタンDチャレンジカップ2017|大会・試合情報”. 2022年12月5日閲覧。
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関連項目

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外部リンク

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全公式動画

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