オリンピックサイズ・プール

オリンピックサイズ・プール(Olympic-size swimming pool)は、近代オリンピックで使用されるプールの種類であり、長さ50mのレースコースである。これは、長さ25mの競技用プール(幅は通常50m)を「ショート・コース」とすると、これと比較して「ロング・コース」と呼ばれる。タッチパネルが競技中に使用される場合、世界水泳連盟の承認を得るため、2つのパネルの間隔を、25mか50m開けなければならない。これは、オリンピック・プールで使用されるタッチパネルは、一般にサイズが特大であることを示している。

オーストラリアメルボルンで開催された2006年コモンウェルスゲームズに使用されたオリンピックサイズ・プールとスターティング・ブロック

仕様書

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オリンピックサイズ・プールの世界水泳連盟の仕様書は、以下のとおりである[1]

長さ 50 m (164 ft)
25 m (82 ft)
深さ FR 2 プール:[2]

端から1 mと6 mの間は、最低1.35 m (4 ft 5 in)
その他は最低1.0 m (3 ft 3 in)
オリンピックや世界選手権用のFR 3 プール:[3]
最低2.0 m (6 ft 7 in)、3.0 m (9.8 ft)が推奨される

レーン数 10
レーンの幅 2.5 m (8 ft 2 in)
水温 25–28 °C (77–82 °F)
明るさ 最低 1500 ルクス (140 フートキャンドル)
貯水量 推奨される2 mの深さに基づき、2,500,000 L (550,000 imp gal; 660,000 US gal)

か2,500 m3 (88,000 cu ft)が一般に引用される。

外側にある1レーンと8レーンは、幅2.5 m (8 ft 2 in)がなければならない[1]。タッチパネルが使用される場合は、各レーンのパネルの間が50メートル (164 ft)必要とされる[1]。スターティング・ブロックが使用される場合は、プールの端から1.0mから少なくとも6.0mまで、最低の深さが1.35m必要である。他の場所では、最低の深さが1.0mである[2]。プールがオリンピックや世界選手権大会に使用される場合、最低の深さは2.0mまで増える[3]

 
標準なFINAロング・コース・プールの簡略図

FINAの2009年会議では、ルールが従来の8レーンから、競走用の10レーンが承認された。

関連項目

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出典

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  1. ^ a b c FINA Facilities Rules 2009-2013”. FINA (2009年9月24日). 2012年12月28日閲覧。
  2. ^ a b Facilities Rules: FR 2: Swimming Pools”. FINA (2009年9月24日). 2012年12月28日閲覧。
  3. ^ a b Facilities Rules: FR 3 Swimming Pools for Olympic Games and World Championships”. FINA (2009年9月24日). 2012年12月28日閲覧。