もっと美味しいゆずを作る意気込みとともに全国を魅了する商品へ

おいしいゆずを届けたい土から考える、おいしさの追究

搾り終わったゆずも全て堆肥として畑に戻しています。
年間で搾るゆずは約1000t以上で年間400t以上にもなる堆肥は運ぶのも大変ですが、地球にやさしく、自然の循環の中で、土壌を守りながら作っています。
馬路村はゆずの実が成長する夏場も朝夕は冷え込みます。その寒暖の差が、ゆずの果皮を厚くし、果汁は酸味が強くビタミンたっぷりの果実に育つといわれています。この気候風土に有機栽培という手をかけこだわった農法で土に力がつき、最高の香りを生み出す秘訣になっています。

自分たちで商品開発から製造、販売まで行い農家を守る

ゆずを原料として売ってほしいという商談も多くでましたが本物のゆずの香りまで加工される危険もありました。私たち農協が目指すのは、ただ売れる商品ではありません。
農家の生活を守るため、本物のゆずの香りを全国の食卓に届けるため、ゆずづくりから販売まで行っています。いつまでも村の豊かな自然と暮らしが続いてほしいと願うとともに、農協としてその営みを守る使命もあります。

さらにゆずを生かすため、ゆずに合わせる素材も妥協しない

私たちが商品づくりで一番大事にしているのは、「おいしい」そして、「安心」であることです。ゆずを最大限に活かすためにも、素材はできるだけシンプルに。ゆずに合わせる食品選びまで何ひとつ手を抜けない大事な工程です。商品で、食べた方が笑顔になり、贈られた方に喜んでもらえたらと思うとやる気がわいてきます。

メーカーであるな、産地であれ。それが私たちの加工の考え方です。
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