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強さと優しさが共存する、唯一無二の美しさを目の当たりにして
活躍の場を世界へと広げる平野紫耀さん。そのチャレンジ精神は、空を舞う鳥のように国境も既存のルールも軽やかに超えていく・・・そんなイメージを表現するために屋外スタジオで撮影された今回。実は前日まで東京は大雨の天気で、だれもが「明日の撮影は大丈夫だろうか」と心配しほかのアイデアを用意するほどだったが、当日は心配が無用だったかのように快晴となった。「さすが平野さん!もってるなぁ」と歓喜するスタッフ一同。晴れた幸運も平野さんのおかげに思えるくらい、現場に登場した彼の姿は太陽のように輝いている。
カウボーイの開拓精神とチャレンジし続ける平野さんの姿を重ね、撮影のテーマはウエスタンスタイルに。ヴォーグ ジャパン編集部が用意した衣装はルイ・ヴィトンの2024秋冬メンズ・コレクションのもの。リュクスで遊び心あるウエスタンワードローブを提案し高い評価を得たコレクションだ。「(パリの)ショーで見たルックをもっと近くで見てみたいとずっと思っていたので、今日はすごくうれしかったです」と平野さんも語るとおり、試着の段階から現場のテンションはヒートアップ。彼が放つポジティブなオーラが現場を包み込み、撮影前なのに「今日の撮影はぜったい素敵になる!」と確信してしまったほどだ。
雲ひとつない青空が広がり、いざ撮影がスタート。今回のテーマをより明確にするために我々がプロップとして用意したのは、アメリカの広大な農場に何気なく置いてありそうなものばかり。それを打ちっぱなしのコンクリートの中に配置することで、モダンなコントラストを生みだした。クールさとナチュラルさが共存する世界の中に、カウボーイルックをまとった平野さんが立つ。まるで往年のハリウッド映画のようなドラマティックなシーンが広がり息をのむ。
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積み上げられた藁に寝そべり広い空を眺める、古いドラム缶にまたがりドラムのように手でリズムをとる、両手を広げ大きな伸びをしたあとに何気なくカメラを覗き込む・・・彼が自由に動き出すたびに、この服、この空間、そして今この瞬間が大きな意味を持つかのように輝きを増していく。
最先端のモードも颯爽と着こなす平野さんの表現力は、まさに世界レベルの存在感。カメラの前に立ったときの集中力の高さだけでなく、スタッフへの気遣いも忘れない優しさに、まさに新時代のリーダー像にふさわしいカリスマ性を感じた。
27歳の今の想いを聞いた撮影後のインタビューでは、天然なキャラクターの一面をもつ彼らしい言葉が印象的だった。藁のプロップを見たときに今回の撮影のテーマを察し「藁に感謝です」と笑って話したり、アーティストとしては夢のどの地点に立っているかという問いには「まだ全然、下の方じゃないですか!? 地下8階ぐらいだと思います」と真顔で答えたり。カメラの前で放つ圧倒的なオーラの裏に隠れた、飾らない人柄が垣間見える。
「いろんな挑戦をしていこうって誓い合った仲間」と語るメンバーとともにNumber_i の一員として世界を目指す平野紫耀。揺るぎない決意を持つ者だけが放つ、凛とした美しさが、今でも余韻のように心の残る撮影だった。
Photos: Kizen Styling: Katsuhiro Yokota Hair and Makeup: Kazuomi at Lotus Prop Styling: Yusuke Ishii Editors: Gen Arai, Yui Sugiyama
問い合わせ先/ルイ・ヴィトン クライアントサービス 0120-00-1854
www.louisvuitton.com
*ルイ・ヴィトンの2024秋冬メンズ・コレクションは7月4日&8月8日発売予定