用語解説

※クリックすると説明を確認できます。

IPアドレス

インターネットにアクセスする際に、端末1台1台に割りあてられる番号で、インターネット上での住所のようなものです。


アドサーバー

広告を配信するサーバーを指します。


アプリ

アプリケーション・ソフトウェアの略で、ゲームやメール・動画プレイヤーといったコンピュータ上で動くソフトウェアのことで、ここでは特にスマートフォンやタブレット上で動くソフトウェアを指します。


インフォメーションアイコン

ターゲティング広告の右隅に「i」等と表示されているアイコンです。
アイコンをクリックすると、ターゲティング広告におけるデータ収集のポリシー(プライバシーポリシー)を表示したり、ターゲティング広告を停止するオプトアウト手続きができます。


ウェブサーバー

ウェブページを配信するサーバーを指します。


HTML

ウェブページの内容を記述するための言語です。HTMLファイルをブラウザが読み取ってページを表示します。


SDK(Software Development Kit)

ソフトウェア開発キットと呼ばれる、あるシステムに対応したソフトウェアを開発するために、必要なプログラムや文書等をひとまとめにしたパッケージのことです。
計測用SDKとは、アプリでの広告効果測定やターゲティングを可能にするためのSDKです。
広告配信事業者ごとに独自のSDKを作成しています。


オプトアウト

一般的には、ターゲティング広告の停止を指します(広告配信自体の停止ではありません)。
DMPやデータ収集を行っているサイトでは、データ収集の停止、第三者へのデータ提供の停止を指すこともあります。


クッキー(Cookie)

ウェブサイトがブラウザに各種情報を保存するための仕組みです。保存される情報はウェブサイトによって異なりますが、ユーザーのログイン情報や、ウェブサイトの閲覧履歴等があります。
ターゲティング広告では、各サービスがクッキーに保存された情報をもとに、ユーザーに適切な広告を表示します。
クッキーには、おもに「ファーストパーティクッキー」と「サードパーティクッキー」と呼ばれるものがあります。両者の違いは、クッキーの発行元ドメインで判断されます。

◇ファーストパーティクッキー
アクセスしているウェブサイトのドメインから発行されたクッキーです。ウェブサイトのドメイン毎にしかクッキーを付与できないため、サイト(ドメイン)を横断してのクッキー付与ができません。

◇サードパーティクッキー
アクセスしているウェブサイトのドメインとは異なるドメインから発行されたクッキーです。広告サービスでは、おもにサードパーティクッキーが使われます。サイトドメインに依存せず、横断的にクッキーを付与する事が可能であるため、複数のウェブサイト間での行動情報を収集することができます。


クローリング

クローラー(スパイダー)と呼ばれるプログラムを使って、ウェブページ間のリンクをたどることによりウェブサイトを自動的に検出してスキャンする仕組みです。
スキャンしたコンテンツ情報に対して言語解析等を行うことで、コンテンツを機械的に分類することが可能になります。


広告識別子

広告識別子(Advertising Identifier)とは、スマートフォンやタブレットのアプリにおいて、ユーザーの興味・関心に合わせた広告を表示する目的で利用される識別子(区別のために付される文字列)のことです。
広告識別子は端末(個人ではない)を識別するもので、アプリ内でどんな行動をしているか、どんな広告を閲覧しているか等を記録することが可能となります。
iOSではIDFA(Identification For Advertisers)、Androidでは広告ID(Google Advertising ID)と呼ばれており、ユーザー側で、容易にリセット(再発番)やオプトアウトを行うことができます。


行動ターゲティング広告

ウェブサイトやアプリでの閲覧履歴、広告に対するクリック等の行動履歴、ECサイトでの購買履歴等の情報から、ユーザーの興味関心を類推し、適切と思われる広告を配信するものです。
ユーザーの情報はクッキーを使ってブラウザに保存されたり、広告識別子を使ってアプリに保存されたりします。
行動ターゲティング広告の詳細や、その他のターゲティング広告についてはこちら


Safari ITP

◇Safari ITPとは
ITPとはIntelligent Tracking Preventionの略で、Appleがユーザーのプライバシー保護を目的に、iOS/MacOSのSafariブラウザにおいて、サイトを横断してトラッキングをおこなうドメイン(広告プラットフォーム等)を機械学習で識別し、そのドメインからのトラッキングを制限する設定を指します。AppleはiOS 11およびMacOS High Sierra以降のSafariブラウザにおいて、ITPをデフォルトで有効にしました。 技術的な詳細は、Apple Webkitページ(英文のみ) をご参照ください。

◇ITPによる影響
ITPによって、Safariブラウザ使用者に対する広告プラットフォームによるターゲティング配信やオーディエンス分析といった機能に制限がかかり、それによってメディアが無料や安価でコンテンツを提供することが難しくなる可能性があることに加えて、ユーザーが広告プラットフォームに対して行った設定(オプトアウト等)の保持もできなくなります。
※なお、DDAI会員社が取得しているデータおよびオプトアウト方法については、DDAIオプトアウトページの各社サービス名のリンク先に記載されていますのでご参照ください。

◇設定の変更方法
これまで通りにオプトアウト状態の維持や有用な広告の受け入れ(ターゲティング広告の配信)を求めている方は、以下の方法で設定変更できます。

・iOS 11以降におけるSafari設定変更の方法


・MacOS High Sierra以降におけるSafari設定変更の方法


GPS

人工衛星を利用した位置情報計測システムで、衛星からの信号を受信することで、その端末が地球上のどこに位置しているかが分かります。


タグ

HTMLファイルの中で書式や画像の表示、外部へのリンク等を指示するための文字列です。
アドタグとは、指定した箇所に広告を配信するようアドサーバーへリクエストを送信するためのタグです。
計測タグとは、ユーザーのウェブサイトやウェブページでの行動情報を取得するためのタグです。
それぞれ、広告配信事業者ごとに独自のタグを作成しています。


ブラウザ

パソコンやスマートフォン、タブレット、携帯電話等でウェブサイトを閲覧するためのものです。
InternetExplorer、Chrome、FireFox、Safari等があげられます。


Wi-Fi

無線LANの規格の一つで、無線でインターネットに接続できる仕組みです。
無線LAN親機に接続すると、その親機の位置情報をもとに、ユーザーの所在地を類推することができます。