WIRED
VOL 41 特集サイト
BUY THE MAGAZINE

NEW
NEIGHBORHOOD
都市の未来とネイバーフッド

01
STEP INTO
A NEW NEIGHBORHOOD
ネイバーフッドシティの条件と都市計画のゆくえ

「20 minute Neighborhood」を掲げるポートランドやメルボルン、車移動不要で街のあらゆる機能にアクセス可能な「15分都市」を目指すパリ ─ 。世界で示される徒歩圏内を再編する新たな都市像は日本に代入可能なのか? 都市計画家の饗庭伸が語る、日本で実装可能な「ネイバーフッドシティ」の姿。

READ MORE
02
OWNING
OUR ECONOMY
「ついでの互助」と変容のエコシステム
人類学者・小川さやかによる、
古くて新しい「ネイバーフッドエコノミー」論

プラットフォーム資本主義やシェアリング経済へのオルタナティヴとして登場した
「プラットフォーム協同組合主義」。古くからある「協同組合」を起点としたビジネスは、
いまなぜ革新性を背負うことになったのか。人類学者・小川さやかが、
ネイバーフッドにおける自律的な経済の創出について考察する。

READ MORE
03
FEMINIST CITY
FOR ALL
都市に欠けていた「わたしたち」の視線
「誰もが暮らしやすい」が都市の新たな処方箋になる

都市開発においても、多様性の顕在化とその実装は急務だ。
欠落した視点を補い、従来とは異なる価値観で都市を捉え直すことで、
都市には変容の余地が残されていることが見えてくる。地理学やジェンダーの研究者として『Feminist City』を上梓したレスリー・カーンに訊く
「あらゆる生活者に寛容な場」をもたらすキーワード。

READ MORE
04
BE A SECURE
NIGHT WANDERER
娘の育つ未来をより安全にするために:
「夜道が怖くない未来」への提言(1)

世界の女性、約30億人(ほぼ全員!)が夜道を歩くことに不安や恐れを感じているという。その恐怖に寄り添い奮闘する起業家たちが提示する、「すべての人」が安心して夜に闊歩できる都市へのヒント。

READ MORE
05
PHYSICAL AND
CYBERSPACE TO MERGE
ソフトウェア化する都市
サイバーとフィジカルが空間融合する先に待つこと

PLATEAUが手がける3D都市モデルを活用し、新たなコミュニケーション体験の拡張を目指すプロジェクト「GIBSON」を立ち上げたMESON梶谷健人。サイバー空間とフィジカル空間が融合した先に、いかなる夢を描くのか──。「距離」と「時間」を超えてつながり合う、ディスタントネイバーフッドへの青写真について語ってもらった。

READ MORE
06
STROLL AND SHARE
AROUND COMPLEXITY
拝啓・あのころのインターネット:
都市の多様性を増幅する「地図への参加」

位置情報と連動したイラスト地図のプラットフォームを展開する京都発のス
タートアップ「Stroly」。歩く派の視点を集約する同社は、多様な視点の交差と
異質なつながりを促す自社サーヴィスを「初期のインターネット」に例える。
共同CEOの高橋真知と高橋徹が示す、魅力ある都市のための洞察。

READ MORE
08
EDITOR’S LETTER
ネイバーフッドの逆襲

雑誌『WIRED』日本版VOL.41が6月14日に発売された。特集テーマは
「NEW NEIGHBORHOOD 都市の未来とネイバーフッド」。
人類史における「都市」の定義が書き換わろうとするいま、
リジェネラティヴな都市の未来をネイバーフッドの可能性から探る総力特集だ。
その刊行に寄せて、編集長・松島倫明からのメッセージをお届けする。

READ MORE

MAGAZINE

コロナ禍におけるロックダウンで、
世界中の人々が改めて向き合うことになった「ネイバーフッド」。
『WIRED』日本版VOL.41は、「ネイバーフッドエコノミー」
「ネイバーフッドシティ」「ディスタントネイバーフッド」という3つの視点から、
選りすぐりのアドヴァイザーたちとともにその最前線に迫る総力特集。

2021.06.14 発売
¥1200
BUY THE MAGAZINE

BACK NUMBERS