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ソーシャルメディア / Social Media

Business

Telegram創業者起訴が問う、プラットフォームの責任と放任

「Telegram」の創業者であるパベル・ドゥーロフが、広範にわたる犯罪容疑で起訴された。今月24日にフランス当局に逮捕後、勾留されていたドゥーロフは、いまは保釈されたが、フランスからの出国を禁じられている。本格的な捜査が開始されるなか、ソーシャルメディア運営企業には動揺が走っている。
Business

TikTokに潜むネオナチの影

TikTokのアルゴリズムは、ネオナチ関連のコンテンツをユーザーに推奨していることが、『WIRED』が独自に入手した報告書により明らかになった。過激派組織はTikTokを使ってメンバーを勧誘しており、専門家は警鐘を鳴らしている。
Business

イーロン・マスクのX、サンフランシスコを去る

ひとつの時代の終わり。かつてツイッターとして知られたソーシャルメディア企業が、本社オフィスを閉鎖する。
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次世代のデジタルカルチャーをつくりだす人間のキュレーターたち

アルゴリズムとAIで溢れ返るデジタル世界で、わたしたちは注目すべきコンテンツを“目利き”してくれる人間のガイドを必要としている。軽薄な“インフルエンサー”全盛の時代が退潮し、改めて注目される次世代のキュレーター像とは。
Culture

トランプ銃撃事件をめぐる「陰謀論」が議員からも噴出、その根拠のない主張の中身

ドナルド・トランプ前大統領の銃撃事件に関連して「陰謀論」が拡散している。「バイデンが攻撃を命じた」「すべては演出だった」など、根拠のない主張はソーシャルメディアのみならず米国の連邦議員からも噴出している。
Culture

ゼレンスキー大統領の妻が「ブガッティを購入」という偽情報は、こうしてロシア発で一気に拡散された

ウクライナのゼレンスキー大統領の妻が米国からの支援金でブガッティの高級車を購入したという偽情報が、このほどロシア発で拡散された。無名のウェブサイトが偽の記事として発信した情報は、いかにして一気に世界中に広がったのだろうか。
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デジタル社会を憂い、デジタル社会で愛される哲学者ビョンチョル・ハン

日本でも話題となった『疲労社会』や『情報支配社会』でデジタル時代の狂騒について書いてきたドイツのスター哲学者ビョンチョル・ハンは、最新作『The Crisis of Narration』で「ストーリーテリング」の衰退を指摘する。
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ファンとのチャットを代行、OnlyFansの秘密の請負人バイト

推しのインフルエンサーとネットでチャットをしているとあなたは思っているかもしれない。だがその相手は、じつは次から次へと交代する、低賃金で雇われたバイトのチャット請負人だ。そのバイトに『WIRED』のコントリビューティングエディターが潜入を試みた。
Business

わたしの思い出はメタの“AI訓練データ”になる

メタ・プラットフォームズは、FacebookやInstagramにユーザーが投稿したコンテンツをAIの訓練に利用していくことを明らかにしている。わたしたちのデジタルな歴史は、AIに“人間性”を教え、人間模倣するために再利用されていくということだ。
Culture

過激派組織「イスラム国」が、CNNとアルジャジーラを模倣した偽ニュース動画を流している

過激派組織「イスラム国(IS)」が、大手ニュースメディアを模倣した偽ニュース動画を制作していることが明らかになった。標的にされたのは、CNNとアルジャジーラだ。
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ミームとアート:それがシェアされるとき、誰が得をして誰が損をするのか

オンラインのもつシェアラビリティ(共有可能性)を掘り下げ、クリエイションのあり方について新たな結論を提示する、アート分野の著者たちによる2冊の新刊『Disordered Attention』と『Black Meme』をひもとく。
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「ソーシャルメディアは子どもに有害」は本当? ジョナサン・ハイト『不安な世代』をめぐる論争

ソーシャルメディアは子どもにとって有害だが、決定的な証拠を見つけるのは難しい、と心理学者のジョナサン・ハイトは警告する。子どもやテクノロジーに関する個人の見解はどうあれ、デジタルでつながることはいまや子ども時代の一部になっている。
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ホームページの逆襲

SNSがニュースの発信元としての信頼性を失いつつあるいま、デジタルジャーナリズムの有料購読者はオンライン世界に古くから存在するスタイルに注目し始めている。
Culture

ヒップホップのビーフはテクノロジーによって変化し続ける

何十年にもわたって、“ディスり合い”はヒップホップ文化の一部となっている。ケンドリック・ラマーとドレイクの間に勃発し、現在も進行中のディス・トラック・バトルは、デジタル空間がビーフをどのように産業へと変えていったのかを物語っている。
Culture

世界初、“ミスAIコンテスト”の不気味な台頭

“AIのミスコン”という考えを、滑稽またはグロテスクだと感じる人もいるだろう。「World AI Creator Awards」が映し出したのは、昨今のインフルエンサー文化の奥底にあるものだった。
Security

なぜ中国は偽情報キャンペーンが下手なのか

中国政府主導の大規模な偽情報キャンペーンが開始されてから7年が経過した。だが、生成AIの時代になってもまだ、その“成果”は上がっていないようだ。世界的な選挙イヤーである今年、そこへの介入や影響はどの程度となるだろうか。
Business

「TikTok禁止」を信じていない:米国クリエイターの意識調査

TikTokの米国での運営禁止につながる法案が成立したのは、4月下旬のことである。しかし、米国のTikTokクリエイターを対象にした調査結果は、インフルエンサービジネスがこれまでと変わらず続いていることを示している。
Business

新SNS「Maven」はフォロワーをなくし、セレンディピティと深い議論を目指す

ツイッターの共同創業者、エヴァン・ウィリアムズらが出資する新しいソーシャルネットワーク「Maven」は、フォロワーや「いいね!」を廃止し、アルゴリズムによって偶然の出会いと深い議論を促すことを目指している。
SZ MEMBERSHIP

“ガラケー”ブームは本物だ

スクリーンの呪縛から逃れようと悪戦苦闘するスマートフォンユーザーたちの存在によって、米国で急成長している産業がある。インターネットはもはや楽しみですらなくなり、わたしたちはスマートフォンに疲れ果てているのだ。
Culture

「PS2風」フィルターからドット絵まで、ローテクへの懐古主義「テックノスタルジア」から見えてくること

最近話題になった「PS2風フィルター」のトレンドに始まり、90年代~2000年代風のビジュアルへの回帰がここ数年のトレンドになっている。こうしたトレンドは、現代のテクノロジーに対する反動として生まれた懐古主義「テックノスタルジア」なのだと、デジタルカルチャー研究者のベノア・パロとキュレーターのヴィエナ・キムは考察する。