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トランプ再選、スウィフティーズはXを出てBlueskyへ移っている
テイラー・スウィフトのファンたちがXから撤退し、Blueskyへの移行を始めている。大統領選の結果が判明した後、トランプ支持のイーロン・マスクが所有するX上でヘイトスピーチが激化したことが大きな理由だ。
By Vittoria Elliott
WWL
WIRED WHITE LIST:ファイブ(またはシックス)センスを刺激するニュース:WWL vol.03
イノベーションとアイデアのタネはどこにある? もちろんフィジカルな世界にある。バーチャル空間でアーカイブされてしまう前に、五感、あるいは6つの感覚を総動員して体感しよう。『WIRED』がキャッチした、テクノロジーとカルチャーとライフにまつわるグッドニュース。【2024年10月】
By Satoshi Taguchi、Asuka Kawanabe
“ゲームコントローラー”が米軍の必須装備になっている
兵器や戦争の機械を操るのに複雑なボタンやスイッチ、トグルに頼った数十年を経て、米国防総省はもっと一般的な道具にたどり着いた。ゲームコントローラーだ。これは何百万人もの入隊候補者にとって、すでに使い慣れた装置だ。
By Jared Keller
SZ MEMBERSHIP
編集長からSZメンバーへ:「What Futures Want?」SZ Newsletter VOL.261
大統領選が終わった。米国の編集部は明確にカマラ・ハリスを支持していた。いま、メディアとしての『WIRED』が向き合うべきものは何なのか。編集長からSZメンバーに向けたニュースレター。
By Michiaki Matsushima
トランプ勝利、暗号資産業界は新政権誕生に歓喜している
暗号資産業界は、自称「クリプト大統領」であるドナルド・トランプの再選を祝福し、彼の政権下での成長に期待を寄せている。トランプが選挙活動中に業界の支持を積極的にとり込もうとした一方、カマラ・ハリスは暗号資産について公に言及しなかった。
By Joel Khalili
トランプ再選でEVの未来はどうなる?
米大統領選で勝利したドナルド・トランプは以前、バイデン政権が進めてきたEV義務化を終わらせると話していた。しかし、テスラのイーロン・マスクからの支援を受けると、一転してEV支持を表明。一貫性を欠く姿勢は今後、自動車業界に影響を与えそうだ。
By Aarian Marshall
動物細胞に光合成機能を移植、日本の研究チームが成功
藻類から分離した葉緑体を動物細胞に取り込ませて一時的に光合成機能をもたせる技術を、日本の研究者たちが開発した。生体組織工学や持続可能なエネルギー供給技術に革命をもたらす可能性があるという。
By Ritsuko Kawai
「マノスフィア」の勝利──トランプを大統領にしたインフルエンサーたち
ドナルド・トランプの勝因はさまざまだが、少なくともその一部は「マノスフィア」のおかげと言える。マノスフィアとは、若い世代を中心とし、全員が男性という特徴を持つインフルエンサーの緩やかな集合体だ。彼らは細分化が進むオンライン社会における、単一的文化の担い手だ。
By Brian Barrett
SZ MEMBERSHIP
世界最大のビットコイン鉱山に揺れる、テキサス州の石油の街
財政難に苦しむテキサス州の地方都市に、まもなく世界最大のビットコイン鉱山が誕生する。それに反対する人々は、地元で「騒動を起こして」いる。米国を「世界における暗号通貨の中心地」にするという共和党のお膝元で起こっていること。
By Joel Khalili
きらめく星空に潜む漆黒のオオカミ「ダークウルフ星雲」の正体
ヨーロッパ南天天文台(ESO)が、ハロウィンに合わせて不気味な画像を公開した。そこにはカラフルな星空を背景に“ダークウルフ”と呼ばれる星雲がシルエットになって浮かび上がっている。そのダークウルフの正体とは?
By Shigeyuki Hando
ポッドキャストが動かした若い男性層からの支持──トランプ陣営のデジタル戦略
トランプ陣営の選挙活動は、カマラ・ハリスの大規模な戸別訪問作戦と比較すると不利な立場にあった。しかし選挙戦の終盤、トランプは人気インフルエンサーのポッドキャストに次々と出演。従来の選挙運動では届きにくかった若い男性たちの支持を獲得することに成功した。
By Makena Kelly
FASHION
植木鉢のような家と建築家と衣服:AS A TOOL──CASE STUDY
人だけでなく他生物を受け入れる家がある。屋上、バルコニー、そして柱の中にも土を敷き詰め、雨水は地下まで染み入り、周辺の環境とゆるやかな生態系を育んでいる。「鶴岡邸」。設計者の建築家・武田清明のアトリエでもある循環の空間は、いかなる衣服と響き合うのか。
By Satoshi Taguchi
ARCHITECTURE
生態系を引き受ける建築「鶴岡邸」。建築家・武田清明へのインタビュー:AS A TOOL_CASE STUDY 01より
人だけでなく他生物を受け入れる家がある。屋上、バルコニー、そして柱の中にも土を敷き詰め、雨水は地下まで染み入り、周辺の環境とゆるやかな生態系を育んでいる。鶴岡邸。建築家・武田清明は自身のアトリエでもある循環の空間について、改めて語る。
By Asuka Kawanabe
太陽エネルギーを10倍の効率で貯蔵する手法、ドイツの研究チームが考案
植物の光合成に似た仕組みを構築することで、太陽エネルギーを効率的に貯蔵できる技術をドイツの研究者たちが開発した。化石燃料に代わる持続可能な熱エネルギーの供給源として、大きな可能性を秘めている。
By Ritsuko Kawai
AIは、わたしたち以上に「人間」を理解できるようになる?
スタンフォード大学の心理学者ミハル・コシンスキーが、AIが他者の考えを推測する「心の理論」と呼ばれる能力を獲得し始めたとする論文を発表した。その一方で彼は、こうしたAIを受け入れる準備が社会にはまだ整っていないと懸念を示している。
By Steven Levy
遺伝学の権威が、核融合発電の大型プロジェクトに乗り出した
シリコンバレーの大物たちが続々と「Pacific Fusion」というスタートアップに投資し始めている。創業者のエリック・ランダーは、10年以内に本格的な実証システムを完成させるつもりだと語る。
By Steven Levy
「お客様、オーロラが出ました!」 ──アイスランドのホテルで出会った目覚ましコール
アイスランドの一部のホテルでは、夜空にオーロラが現れたら、すぐさま電話で宿泊客を起こしてくれる。一生に一度かもしれない、この神秘的な光のショーを見逃さないための特別なサービスだ。
By Jaclyn Greenberg
SZ MEMBERSHIP
ザ・大統領戦2024:カマラ対トランプ、アメリカをめぐる「2つの世界観」の対立
大統領選の投票日(11月5日)が遂にやってきた。「我々のアメリカ」と「奴らのアメリカ」。2つのアメリカの「存在」を賭したその行方は、まさに蓋を開けるまでわからないが、いずれにせよ禍根が残ることは想像に難くない。果たして、ドナルド・トランプが語る「世界観」と、カマラ・ハリスが提示する「ソリューション」とはいかなるものだったのか。投票日当日にお届けする、デザインシンカー・池田純一による渾身の考察!
By Junichi Ikeda @ Fermat
アップル「AirPods Pro 2」のイヤフォンで気軽に使える聴覚サポートは快適:製品レビュー
アップルが「AirPods Pro 2」のソフトウェアアップデートによって聴覚補助分野に参入した。通常の補聴器よりも手軽に使えるため、補聴補助が時に必要だと感じる人にとっては使い勝手のいい追加機能となりそうだ。
By Christopher Null
ボルボのEV専用ブランド「ポールスター」の苦悩は、新体制で解決できるのか?
ボルボの全電動車両ブランドであるポールスターは、新しいCEO、新モデル、そして工場の新設と多くの変化を遂げている。これらはブランドの衰退を止めることができるのだろうか?
By Carlton Reid
ビットコイン採掘で炭鉱町を復活させる夢、消える
ビットコインの価格高騰が続いていた2021年ごろから、米ケンタッキー州にある小規模産業施設のオーナーたちは中国企業と提携し、採掘ビジネスに乗り出した。しかし、その後すべては崩壊した。
By Joel Khalili
SZ MEMBERSHIP
地球滅亡の日に備えて、科学者は月面に貯蔵庫をつくろうとしている
気候変動が地球の生物多様性を脅かしている。月の凍結領域は生命を「バックアップ」するのに適しているのだろうか?
By Ayurella Horn-Muller、Syris Valentine
マヤ文明の古代都市、レーザー測量データから偶然発見される
メキシコの密林地帯から、古代マヤ文明の都市が新たに見つかった。研究チームのメンバーである博士課程の大学院生が、環境調査用のLiDARデータをインターネット検索中に「偶然」発見したことがきっかけとなった。
By Anna Lagos
「ミニ・クーパー」はEVになっても“ミニらしい”のか?:連載・フューチャーモビリティの現在地(10)
BMWが手がける「MINI(ミニ)」が第4世代モデルになった。電動化を前提にアップデートされたハッチバックモデル「MINI Cooper (ミニ・クーパー)」のEV版も投入されたが、はたしてそこに“ミニらしさ”はあるのだろうか? ガソリンエンジン版と乗り比べてみた。
By Daisuke Takimoto
「ChatGPT search」登場、AI検索の可能性と課題が浮き彫りに
OpenAIが、ChatGPTにAI検索機能「ChatGPT search」を追加した。一般公開された新機能を検証したところ、検索の新しいかたちが見えてきた一方で、情報の正確性やコンテンツフィルタリングの点での課題も明らかになった。
By Reece Rogers
SZ MEMBERSHIP
寄生虫を使って脳に薬を届ける研究が進行中
トキソプラズマのような有害な寄生虫が、いつの日か脳に薬を届けてくれるようになるかもしれない。血液脳関門を通過できるこの微生物を活用し、宿主の細胞内にタンパク質を分泌する機構を「ハイジャック」することに科学者たちが成功した。
By Bill Sullivan
イーロン・マスクに不法就労疑惑、移民申請時に虚偽なら米国の市民権剥奪も?
南アフリカ出身のイーロン・マスクに、かつて米国で不法就労をした疑惑が浮上している。法律の専門家は、もしこれが事実であり、移民申請手続きで彼が虚偽申告をしていた場合、米国の市民権を失う可能性もあると指摘している。
By Tim Marchman
温暖化で加速する「暑さ」が、日本の人々の健康にもたらす3つの脅威:『Lancet Countdown』報告書から見えてきたこと
地球温暖化による気候変動は全世界の人間の健康にかつてない脅威となっている──。世界的医学誌『The Lancet』が10月30日に公表した『Lancet Countdown 健康と気候変動に関する2024年報告書』は、そう警鐘を鳴らしている。その「日本版データシート」を読み解くと、日本の人々の健康にもたらされる3つの脅威が浮き彫りになってきた。
By Shigeyuki Hando
アパルトヘイト終結に貢献した暗号プログラムのコードが、30年を経て公開された
今年、南アフリカの民主化にとって歴史的な意味をもつ30年前の暗号化プログラムが復元された。それはアパルトヘイト時代、反体制活動家らが秘密裏に通信するために使用したものだ。
By Steven Levy
楽曲提供アーティストで選ぶゲーム9選:エド・シーラン、CHVRCHES、Dr. Dre、グライムス and more.
たまには音楽を軸に遊ぶゲームを選んでみるのはどうだろう? OneRepublicからシガー・ロス、ディアンジェロ、Japanese Breakfastまで、あのアーティストたちが参加したゲーム9本を紹介しよう(ただし、リズムゲームは除く)。
By Asuka Kawanabe
SZ MEMBERSHIP
編集長からSZメンバーへ:「昭和のままの島とリジェネラティブ・シティ」SZ Newsletter VOL.260
昭和の時代のまま取り残されたかのような観光地に、いかにして「多元的な価値」を見出すことができるだろうか? 編集長からSZメンバーに向けたニュースレター。
By Michiaki Matsushima
未来の都市に提案したい「リジェネラティブな技術」は? 大阪・関西万博の参加企業に訊いてみた
世界人口の約70%が都市で暮らすことになるという未来においては、自然本来の生成力を生かして都市を再生する「リジェネラティブ」 の視点が重要になる。そこで未来社会のショーケースとしての役割を果たす大阪・関西万博の参加企業に、それぞれが提案する「リジェネラティブな技術」について訊いた。
By WIRED STAFF
『WIRED』日本版編集部が選ぶ、2024年10月に公開した注目の5記事
この10月に「WIRED.jp」で公開した記事のなかから、ヒップホップの歴史やシャープのEV参入など、編集部が注目した5本のストーリーを紹介する。
By WIRED STAFF
米大統領選、投票所などの警備に狙撃手や防弾ガラス──選挙関係者「もはや要塞」
24時間体制の武装警備から選挙事務所を守る岩石まで。2024年のアメリカ民主主義制度は、暴力的な攻撃への備えを固めつつある。
By David Gilbert
SZ MEMBERSHIP
AIにロボットの身体を与える──グーグルが7年の歳月を費やしたミッションの内幕
グーグルの親会社アルファベットでAIロボットを開発するムーンショットの責任者を務めたことで、わかったことはたくさんある。ひとつは、ロボットをすぐに完成させるのは不可能なこと。もうひとつは、ロボットは人間と同じ姿をしていなくてもいいということだ。
By Hans Peter Brondmo
テックCEOたちは接触してきた──米大統領選を前に、トランプはそう主張する
シリコンバレーで最も影響力のあるCEOたちは、表向き大統領選から距離を置いているように見える。ドナルド・トランプは、水面下では異なる状況が展開されていると話している。経営者たちはいま、トランプ勝利の可能性に備えて両にらみの構えをしているようだ。
By Makena Kelly
「AirPods 4(ANC搭載)」には多くの疑問が浮かんでくる:製品レビュー
第4世代となったアップルのワイヤレスイヤフォン「AirPods」が登場した。「AirPods 4」にはANC搭載とANCなしのふたつのモデルあり、ケースのデザインはいいが、性能や機能についての課題点もあるように感じた。
By Parker Hall
失明状態の人が網膜インプラント手術で「本を読めるようになった」──ニューラリンクのライバル企業が発表
Scienceは、2mm四方のチップを網膜下に埋め込む臨床試験で、法的に「失明」状態にあるとされる人たちが、文字を読んだり、人の顔を認識できるようになったと発表した。
By Emily Mullin
「Nintendo Music」という音楽配信の新しいかたち
任天堂のゲームタイトルの音楽をスマートフォンで聴ける配信サービス「Nintendo Music」を、任天堂が10月31日にスタートした。1980年代に人気を博した「ファミリーコンピュータ」からいまも人気の「Nintendo Switch」まで、あらゆる年代の任天堂のゲーム音楽をストリーミングで楽しめる。
By Daisuke Takimoto
AIのゴッドファーザーによる提言:2024年10月に最も読まれた10本のストーリー
この10月に「WIRED.jp」で公開した記事のなかから、ノーベル物理学賞の受賞者による警鐘や、火星の表面に「生命」が存在する可能性に関する記事など、最も読まれた10本のストーリーを紹介する。
By Ritsuko Kawai
Anthropicから「Claude」のAIエージェント登場。コンピューターを操作し、タスクをこなす
Anthropicは10月下旬、コンピューターを操作し、さまざまなタスクをこなせるAIモデル「Claude」の新バージョンを発表した。ウェブ検索やアプリ起動、キーボードとマウスによるテキスト入力などをこなせるが、操作の信頼性にはまだ課題が残る。
By Will Knight
新型MacBook Proは、“Pro”にふさわしい性能を手に入れた
アップルが「MacBook Pro」の新モデルを10月31日に発表した。チップセットに最新の「M4」シリーズを採用したことで、まさに“Pro”を謳うにふさわしいスペックになっている。
By Daisuke Takimoto
SZ MEMBERSHIP
AIウェアラブルツールに人生を丸ごと記録される日がくるかもしれない
AI開発スタートアップのPlaudが発表した人工知能搭載のウェアラブルデバイス「NotePin」は、ユーザーの対話をすべて記録して文字に起こす。そのデータを使って将来的にユーザーのデジタルツインをつくり上げることも構想中だ。
By Boone Ashworth
トランプの元側近、スティーブ・バノン復活。「選挙不正」陰謀論の“強力な代弁者”
トランプ前大統領の首席戦略官だったスティーブ・バノンが10月29日、4カ月の服役を終え、連邦刑務所から釈放された。その7時間後、バノンは自身のポッドキャスト「War Room」のライブ配信を開始し、一時は10万人近い視聴者を集めた。
By Tess Owen
「Oura Ring 4」は見た目も使い心地もジュエリーに近づいた:製品レビュー
Ouraから新作の指輪型トラッカー「Oura Ring 4」が登場した。ハードウェアとソフトウェアの両方が改良された結果、測定の性能が向上しただけでなく着け心地もよくなっている。
By Adrienne So
動物由来の栄養素を植物に生成させる手法、中国の研究チームが考案
動物由来の食品にしか含まれない特定の栄養素を植物に生成させる技術を中国の研究者たちが開発した。まだ概念実証の段階ではあるが、将来的に持続可能なかたちで栄養素を生産できるバイオファクトリーとなる可能性を秘めている。
By Ritsuko Kawai