2024年4月1日より、Supership株式会社は親会社であるSupershipホールディングス株式会社に吸収合併されました。
合併に伴い、存続会社であるSupershipホールディングスは社名をSupershipに変更し、新たな経営体制を発足しました。本件に関する詳細は、プレスリリースをご確認ください。

SupershipがRoktとともに実現する三方よしのECリテールメディア広告運用事例

セミナーレポート

SupershipがRoktとともに実現する三方よしのECリテールメディア広告運用事例

SupershipがRoktの代理店パートナー向けアワードで二冠達成!

2024年5月16日(木)、Roktが代理店パートナー向けのイベント「Rokt Agency Partner Summit」を初開催しました。その中で、国内企業におけるRokt(ロクト)を活用したマーケティング活動の実施および事業の成長に大きく貢献した代理店パートナーを表彰するアワード「Rokt Agency of the Year Awards 2024」が発表され、Supershipは「Gold Partner Award(ゴールドパートナー賞)」および「Conquer New Frontiers Award(革新プロジェクト賞)」の2つのアワードを受賞しました。

(参考:Supershipのプレスリリース:https://supership.jp/news/2024/05/21/12339/

SupershipとRoktの戦略的パートナーシップについて

EコマースのグローバルリーダーであるRoktは、Eコマースにおける最も肝心なタイミング、すなわち顧客による購入の瞬間に、トランザクションにレレバンス(関連性)をもたらすことで、企業がさらなる価値を生み出すことを支援しています。11年をかけて築き上げられたRoktのAIプラットフォームとネットワークは、世界の主要企業に利用され、年間数十億件ものトランザクションの最適化を支えています。

Roktのプラットフォームは広告主向け(デマンドサイド)の「Rokt Ads」と、ECサイト向け(サプライサイド)の「Rokt Ecommerce」の2つのソリューションのシームレスな連携により提供されています。Supershipでは、Roktのデマンドおよびサプライの両面のソリューションを活用してクライアントのマーケティング支援を行っています。

SupershipのRoktソリューション導入支援

本記事では、Rokt Adsが広告主に対しどのようなメリットを提供できるのか、イベント内のスペシャルコンテンツとして実施したRoktとSupershipの対談セッションの内容から、Supershipの価値提供についてご紹介します。

Rokt Adsで実現するCookieレス時代のデジタルマーケティング

Rokt合同会社 ビジネス開発 ディレクター 大野 皓平氏

Rokt大野氏(以下敬称略):まず、昨今の広告業界を取り巻く課題感について、Supershipのエージェンシー事業をリードするお立場からどのように感じておられますか?

Supership株式会社 広告プロダクト事業領域 auメディアソリューション推進部 部長 新原 良太

Supership新原:多くの方が既にご認識のとおり、2つの大きな課題があると考えています。

1つ目は、メガプラットフォームの影響力の強さです。新しい媒体への広告出稿を求める声がある一方で、その影響力が強すぎるため、新規媒体での効果がなかなか上がりにくい状況です。

2つ目は、Cookieレス問題です。3rd party Cookieの規制により、ターゲティングやリターゲティングが難しくなり、従来の広告運用が困難になることが大きな課題です。

一方で、Rokt Adsはこうした課題の影響が限りなく少ないソリューションですので、広告主さまに非常におすすめしやすいです。
Rokt大野氏:ご認識のとおり、Rokt Adsは1st party dataを活用することでCookieレス環境においてもそうした課題の影響がなくご利用いただけるのが特徴です。

SupershipによるRokt Adsの評価とその優位性

Rokt大野氏:多くの広告配信ソリューションを取り扱っているSupershipでは、Rokt Adsをどのように評価いただいているのでしょうか?

Supership新原:以下の5点がポイントとして挙げられます。

  1. 獲得効率の良さ
  2. 配信金額規模のポテンシャル
  3. 独自の在庫
  4. 簡単な入稿プロセス
  5. 優れた最適化機能

特に、新規顧客の獲得において他と被らない独自の在庫を持っている点は、Rokt Adsの大きな強みです。また、Rokt Adsの最適化ロジックは優秀で、直近30日のデータを活用して最適化を行うため、CVR(コンバージョン率)の効果が非常に高いです。

Rokt Adsの効果的な活用事例と広告主の反応

Rokt大野氏:これまで様々な広告主さまにRokt Adsをご提案され、利用いただいた実績から、ご提案しやすいキャンペーンの傾向や、広告効果を最大化するための工夫について教えてください。

Supership新原:まず広告主さまへのご提案にあたっては、広告主さまが展開する事業・サービスとの「相性の良さ」を必ず事前に見極めてからご提案しています。Rokt Adsは無料体験やプレゼントキャンペーンなど、コンバージョンのハードルが低い「リード獲得」を目的としたキャンペーンとの相性が非常に良いです。そういった広告主さまには積極的にご提案しています。

Rokt大野氏:ご提案を受けた広告主さまの反応はいかがでしょうか?

Supership新原:メガプラットフォームで配信する先のユーザー属性とは異なる新たなターゲットにリーチできる点や、継続的に配信ボリュームを担保できる点に関心を持っていただいています。特に、広告品質の面でも、配信先の媒体が大手チケットサイトや旅行サイトなど、優良サイトである点も広告主さまの安心感につながっています。配信開始してすぐに、広告効果の高さを実感して追加投資されることが多いです。

Rokt Adsで広告効果を最大化する運用ノウハウ

Rokt大野氏:Supershipで運用されているキャンペーンの効果は高い印象ですが、広告効果を高めるために工夫している点はありますか?

Supership新原:Roktの最大の特徴である「トランザクションモーメント」を活かしたクリエイティブの最適化は、広告効果を最大化するための重要なポイントです。

Rokt Adsは、ECサイトでの決済完了後の瞬間にパーソナライズされた特別なオファーとして表示されます。例えば、デリバリーアプリの広告では「注文を待っている間に〜試してみませんか」というクリエイティブを使用することで、ユーザーの行動にマッチした広告を表示し、より効果を高めることができました。

Roktとともに推進するSupershipの包括的なリテールメディア支援

Rokt大野氏:今後の展望をお聞かせください。

Supership新原:Rokt Adsは、Cookieレス環境においても1st Party Dataを活用したターゲティングで良質な媒体にアプローチできる広告ソリューションです。同時にRokt Ecommerceは、ECサイトをリテールメディア化し、新たな収益を得られるリテールメディアソリューションです。引き続きRoktのサプライ・デマンド両方のソリューションを提案していきたいと考えています。

Supershipでは2017年から、ECサイト内の検索結果に商品広告を導入することで広告による新たな収益を創出する「S4Ads」というリテールメディアソリューションを提供しています。

さらに、リアル店舗を持つリテール事業者さま向けのOMOソリューション「Supership Touch Gift」も展開しており、オンライン・オフライン双方のリテールメディアビジネスを包括的に支援するリテールパートナー事業を当社の中核事業として推進しています。

Roktとの取り組みはこの一環であり、今後もパートナーシップを強化して包括的にクライアントのリテールメディアビジネスを支援していきます。

Rokt大野氏:おっしゃるとおり、媒体社であるリテール・EC事業者さま、そして広告主さま、ユーザーの皆さまの三方よしを実現するリテールメディアビジネスは、広告として非常に効果的です。

今後もパートナーシップを強化しながら、国内のリテールメディアを盛り上げていきましょう。

本日はありがとうございました。

▼Roktによるイベントレポートも公開されておりますので、ぜひご覧ください。
リテールメディア隆盛の今、「Rokt Ads」が実現する新しいマーケティングとは。「Rokt Agency Partner Summit」イベントレポート

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SupershipはKDDIのハウスエージェンシーの機能を担っています。ハウスエージェンシーとしての経験値を活かし、クライアントの課題や悩みに寄り添った企画・提案により、オーダーメイド型の質の高いサービスを一気通貫で提供しています。データを駆使した緻密な広告配信設計や運用実績による豊富なノウハウで、クライアント企業のビジネス成功を目指しご支援いたします。

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