ホテルで食事をすると野菜がもらえる?一石二鳥の「地産地消」企画が始動

愛知県の「ホテルアソシア豊橋」のブッフェレストラン「ロジェール」が、地元の卸売市場「大一青果」とコラボレーションし、2024年9月17日(火)〜11月30日(土)に「地方卸売市場の直送野菜を味わう みかわマルシェ with SDGs アクション」を開催すると発表しました。

同イベントのコンセプトである「地産地消」の通り、レストランのブッフェには地元直送の野菜を使用したメニューがラインアップ。また、豊橋の和菓子店「お亀堂」とコラボレーションしたデザートも期間限定で登場すると発表されています。

加えて、レストランを利用しアンケートに応えた顧客には、その日おすすめの地元で採れた野菜と、ホテルの洋食調理料理長が考案したレシピカードがプレゼントされます。

さらに、長年に渡り使用された高価格素材「ボーンチャイナ」の食器を蘇らせる取り組みも採用。「令和4年度環境省脱炭素経営促進モデル事業」に選ばれた食品専門メーカーが協力することで実現し、600枚もの再生皿がブッフェの取り皿として使われています。食器の製造時とリメイク時のCO2排出量を比較し、リメイクした場合のほうが脱炭素に大きく貢献できるというSDGsの観点から行われている企画です。

ホテルは本来、遠方の人が訪れることの多い場ですが、地産地消をアピールする企画で近隣の顧客を取り込むことができるほか、地元や環境にも貢献できる一石二鳥の企画と言えるでしょう。

また、食材だけでなく600枚もの再生皿がブッフェの取り皿に生まれ変わるというリメイクのアイデアは、飲食やホテル業に取り入れやすいSDGsの取り組みです。

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