全国トップクラスのうずら卵産地の豊橋市が「うずらを愛そう。うずLOVE運動」を開始
全国トップクラスのうずら卵産地である愛知県豊橋市で、「うずらを愛そう。うずLOVE運動」が展開されています。
今回の施策の背景には、今年2月に九州で起きた給食事故を発端に、給食や小売店などでうずら卵の取り扱いが減少していることがあります。その影響で、うずら農家では需要にあわせて生産量を低減させるため、親鳥の飼育を減らす状況に陥っているといいます。
このような状況をふまえ、豊橋市ではうずら卵についてもっと知ってもらい、食べてもらえるよう、市内事業者などと協力。全国のうずら好きを増やす「うずLOVE運動」を始動しました。
2023年8月25日(日)には、豊橋市民球場で行われた「プロ野球ウエスタン・リーグ公式戦 中日ドラゴンズ 対 オリックス・バファローズ」で、プロ野球דうずLOVE運動”を実施。両球団と来場者を対象に、先着1,000名にJA豊橋からうずら卵と、「うずLOVE運動」メッセージカードを配布しました。
うずら卵は、にわとりの卵に比べて黄身の割合が1.2倍で味が濃厚。 また、うずら卵には良質なたんぱく質のほか、ビタミン・ミネラル・アミノ酸などの栄養が豊富に含まれています。
中でも記憶力や集中力の向上に効果のあるビタミンB12は、にわとりの卵の単位重量当たりで5.2倍です。日々、学習に励む子どもたちの食事にも、積極的に取り入れたい食材として優秀なうずら卵。
豊橋市内のうどん・そば屋でざるうどんやざるそばを注文すると、生のうずら卵と殻を割るための専用のはさみがついてくることが多いといいます。
また、名物豊橋カレーうどんにはうずら卵が必ず入っており、うずら卵を使った商品として、プリン・サブレなどのお菓子やくんせいなどの加工品もあり、豊橋市のお土産として人気です。
そんなうずら卵の魅力を知ってもらい、食べてもらえるよう、今後もSNS やイベントなどで積極的に発信していくとしています。
全国トップクラスのうずら卵産地、愛知県豊橋市が始動した「うずらを愛そう。うずLOVE運動」。給食事故を発端に、給食や小売店などでうずら卵の取り扱いが減少しているという背景がありました。
窮地に立たされてしまったうずら農家を支えるとともに、市内事業者などとも連携し、注目を集める今だからこそのうずら卵の魅力を最大限にアピール。ピンチをチャンスに変えて、うずら卵の魅力を発信することでシティプロモーションへと繋げています。
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