居酒屋・スナック2軒・ダーツバー…4軒で飲酒 1軒目でビールをジョッキ8杯

岩井拓弥被告(廷内スケッチ 9月18日)


検察官・弁護人の冒頭陳述や、証拠調べを総合すると、被告は事故前日の夜、自宅を出て車で知人らとの忘年会に向かった。1軒目に居酒屋、2軒目と3軒目にスナック、4軒目にダーツバーと、計4軒の飲食店で飲酒。1軒目ですでにジョッキで8杯ほどのビールを飲み、その後もビールや焼酎を飲んでいたという。

そして、車で帰宅する際に今回の凄惨な事故を起こした。呼気検査によれば、事故時に被告は呼気1ℓ中0.69~0.85mgのアルコールを体に保有していたと考えられるという。酒気帯び運転の基準は0.15mg/ℓであり、実にその4倍以上ということになる。