落雷

日本語

発音

• (東京式) らくらい [ràkúráí] (平板型 – [0])
• IPA^(?): [ɾa̠kɯ̟ᵝɾa̠i]

名詞

落雷 (らくらい)

1. 雷が落ちること。夏の季語。
   • 大雷雨の空が夕焼のように赤らんでいるのを大変不思議に思いながら寝て、けさ新聞を見たら、落雷で丸之内の官衙（かんが）が九つ灰燼に帰した出来ごとを知った。（宮本百合子『女性週評』）

関連語

• 類義語: 鳴る神, 雷（かみなり、いかずち、らい）, 神鳴, 雷鳴, 雷電, 雷公, 雷霆, 天鼓, 天雷, 急雷, 疾雷, 迅雷, 霹靂, 遠雷, 春雷, 界雷, 熱雷, 稲妻, 稲光, 電光, 電霆, 紫電, 閃電, ごろごろ

動詞

落雷する (らくらいする)

1. 雷が落ちる。
   • 「こういう油類を扱っているのなら、屋根に避雷針をつけないじゃ危険ですよ。もし落雷すれば階下から猛烈な火事が起（おこ）って、貴女（あなた）がたは焼死しますぞ」（海野十三『雷』）

活用

活用と結合例

落雷-する 動詞活用表（日本語の活用）

サ行変格活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
落雷	し せ さ	し	する	する	すれ	しろ せよ

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
否定	落雷しない	未然形 + ない
否定(古風)	落雷せず	未然形 + ず
自発・受身 可能・尊敬	落雷される	未然形 + れる
丁寧	落雷します	連用形 + ます
過去・完了・状態	落雷した	連用形 + た
言い切り	落雷する	終止形のみ
名詞化	落雷すること	連体形 + こと
仮定条件	落雷すれば	仮定形 + ば
命令	落雷しろ 落雷せよ	命令形のみ