出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
漢字
- 象形。口から舌を出したさまを象る[字源 1]。「した」を意味する漢語{舌 /*mlat/}を表す字。
- 『説文解字』では「干」+「口」と分析されているが、これは誤った分析である。甲骨文字の形を見ればわかるように「干」とは関係がない。
- ↑ 于省吾 「釈舌」 『双剣誃殷契駢枝続編』 大業印刷局、1941年、16-17頁。
季旭昇撰 『説文新証』 芸文印書館、2014年、145-146頁。
林志強等評注 『《文源》評注』 中国社会科学出版社、2017年、77-78頁。
- (人体)した。
- 言葉をしゃべること。
- (した)人体の一部で、口腔中にあって、動いて食物等を体内に取り入れたり、発声時に空気の流れを変え、音声を変える器官。
- (した)言葉をしゃべること。
- (ゼツ)鐘などの中でぶら下がっている、舌状のもの。
- (ゼツ) (仏教) 味覚の機能、味覚の器官。五根、六根、十二処の一つ。舌根、舌処に同じ(ウィキペディア「三科」、「五位」も参照)。
舌 *
由来
シナ・チベット祖語 *m/s-laj ~ s-lej
舌 *
- した。
舌 *
字典掲載
康熙字典
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1006ページ, 22文字目
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諸橋大漢和辞典 (修訂第2版)
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30277
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新潮日本語漢字辞典 (2008)
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9784
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角川大字源 (1992)
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8073/8074
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講談社新大字典 (1993)
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13450
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大漢語林 (1992)
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9193
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三星漢韓大辞典 (1988)
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1463ページ, 12文字目
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漢語大字典 (1986-1989)
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5巻, 2941ページ, 1文字目
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