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FIFAインターコンチネンタルカップ(英: FIFA Intercontinental Cup)は、国際サッカー連盟(FIFA)が主催する、クラブチームによるサッカーの国際大会である。
これまで、FIFA主催のクラブチームによるコンペティションとしては2000年に第1回を開催し、2005年から継続して行われてきたFIFAクラブワールドカップ(旧・FIFAクラブ世界選手権)が存在したが、FIFAワールドカップのプレ大会として開催されてきたFIFAコンフェデレーションズカップが2017年に終了したことを受け、2021年から(コロナ禍を受けて2025年からに変更)参加クラブ数を大幅に拡大し、FIFAコンフェデレーションズカップに替わり4年に1度のワールドカップのプレ大会として位置づけられることになった。
これを受けて、各大陸連盟から大陸のチャンピオン同士が毎年戦う大会を創設すべきとの声が上がり、FIFA評議会が2023年3月15日に、2024年からの新たなクラブコンペティションの創設を承認したものである[1]。具体的には欧州サッカー連盟(UEFA)以外の5連盟の代表がプレーオフを戦い、プレーオフの勝者がUEFAチャンピオンズリーグ勝者と中立地で対戦するというもの[1]で、2023年12月18日のFIFA評議会で「FIFAインターコンチネンタルカップ」の名称が承認された[2]。「インターコンチネンタルカップ」の呼称は1960年から2004年まで、南米サッカー連盟(CONMEBOL)代表とUEFA代表が対戦するカップ戦として行われていたもので、名称が復活する形となる。
出場チームは各大陸王者の6チームのみで、CONMEBOL代表は2回戦(準々決勝)、UEFA代表は決勝戦から出場[3]。2023年までのFIFAクラブワールドカップではCONMEBOL代表・UEFA代表が共に準決勝から出場していたものと異なっている。
1回戦はオセアニアサッカー連盟(OFC)代表と、アジアサッカー連盟(AFC)・アフリカサッカー連盟(CAF)のうちいずれかの代表が出場し(AFC代表とCAF代表のどちらが1回戦から出場するかは、初年度は抽選で決定し、翌年以降は前年1回戦に出場しなかった連盟の代表が出場する[2])、2回戦はAFC・CAFの残る1代表と、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)・CONMEBOLの代表が加わる。その勝者同士でプレーオフ(準決勝)を行い、プレーオフの勝者がUEFA代表との決勝で優勝を争う[4][5]。1回戦・2回戦はどちらかのホームでの開催となり、プレーオフと決勝は中立地開催となる[2]。
| 1回戦 | | 2回戦 | | プレーオフ | | 決勝 |
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| AFC or CAF 代表 | |
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| OFC 代表 | | |
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| | | CAF or AFC 代表 | | |
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| | 12月14日 |
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| CONMEBOL 代表 | |
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| | | CONCACAF 代表 | | |
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| | 12月18日 |
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| | | UEFA 代表 | |
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