鳩笛真希
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鳩笛 真希(はとぶえ まき、1955年2月17日 - )とは元宝塚歌劇団娘役の女優。大阪府池田市出身。梅花学園出身。宝塚歌劇団時代の愛称はキャン。日本舞踊 藤間流名執:藤間智
人物
[編集]略歴
[編集]1970年に中学卒業後すぐに宝塚音楽学校に入学し、1972年に卒業。同年、宝塚歌劇団に58期生として入団し、雪組公演『かぐら/ザ・フラワー』[1]で初舞台を踏む。宝塚入団時の成績は48人中21位[1]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台出演
[編集]- 『かぐら』(1972年4月)*初舞台
- 『宝舞抄』新人公演:白き椿の女(本役:松本悠里)/『ザ・レビュー』新人公演:白い鳥(本役:北原千琴)(1977年8月 - 9月)
- 『風と共に去りぬ』新人公演:ワイティング夫人(本役:八汐みちる)(1978年2月 - 3月)
- 『遙かなるドナウ』新人公演:プリンセス(本役:三井魔乎)(1978年9月 - 11月)
- 『彷徨のレクイエム』オリガ(1981年5月 - 6月)
- 『かもめ翔ぶ海』千賀(1981年11月 - 12月)
- 『ジャワの踊り子』カルティエ(1982年5月 - 6月)
- 『パリ変奏曲』ブリジット(1982年11月 - 12月)
- 『うたかたの恋』ステファニー皇太子妃/『グラン・エレガンス』ヤングガールS(1983年5月 - 6月)
- 『ブルージャスミン』ソフィー(1983年8月 - 9月)
- 『風と共に去りぬ』メラニー(1984年3月 - 5月)
- 『千太郎纏しぐれ』小稲/『フル・ビート』カリプソの女S(1984年9月 - 11月)
- 『はばたけ黄金の翼よ』カタリーナ(1985年1月 - 2月)
- 『愛のカレードスコープ』エドナ/『アンド・ナウ!』ブルースの女、淑女S(1985年6月 - 8月)
- 『大江山花伝』胡蝶/『スカイ・ハイ・スカイ』クイーン・バード(1986年2月 - 3月)
- 『三つのワルツ』侯爵夫人、ステッフィ・カステリ(1986年8月 - 9月)
- 『宝塚をどり讃歌』芸者/『サマルカンドの赤いばら』クッラトル王妃(1987年3月 - 5月)
- 『リプライズ!』娘A(1987年5月 - 6月)
参考資料:『歌劇』1987年7月号 宝塚歌劇団 139頁
宝塚歌劇団退団後の舞台出演
[編集]- 『俊寛』(市川猿之助演出、1990年、PARKO劇場)
- 『ジンギスカン』(市川猿之助演出、1991年、御園座・新歌舞伎座)
- 『ジンギスカン』(市川猿之助演出、1992年、北京公演)
- 『アユタヤの星』(市川猿之助演出、1993年、明治座)
- 『西太后』(市川猿之助演出、1995年、橋演舞場)
- 『本所深川ふしぎ草子』(1999年、新橋演舞場)
- 『悪の華』(2001年、帝国劇場)
- 『残菊物語』(2002年、帝国劇場)
- 『夫婦善哉』(2004年、新橋演舞場・松竹座)
- 『スーパー喜劇 狸御殿』(2005年、松竹座)
- 『桂春団治』(2007年4月、新橋演舞場)
- 『桂春団治』(2004年5月、博多座)
- 『桂春団治』(2004年6月、松竹座)
その他、松平健公演、五木ひろし公演(レギュラー出演)、劇団若獅子公演にも出演。
テレビドラマ出演
[編集]ラジオドラマ出演
[編集]- NHK・FMダミーヘッドの青春アドベンチャー『アナスタシア・シンドローム』
映画出演
[編集]- 『夕映えの道』柴田涼子
- 『筆子・その愛 -天使のピアノ-』[4](2007年)
出典
[編集]- ^ a b c d 監修:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』 阪急コミュニケーションズ 2014年4月1日 84頁。ISBN 9784484146010
- ^ a b 『歌劇』1987年7月号 宝塚歌劇団 139頁
- ^ 出演者別:鳩笛真希- TVトピック検索
- ^ 映画 筆子・その愛 天使のピアノ