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閃光手榴弾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
M84スタングレネード

閃光手榴弾(せんこうしゅりゅうだん)またはスタングレネード(stun grenade)、フラッシュバン(flashbang)は大音量や閃光を発する非致死性兵器手榴弾の一種であり、屋内での近接戦闘人質救出作戦、さらには暴動鎮圧等に用いられる。

特に屋内等の閉所に突入する際に用いられ、閃光と180デシベル以上の大音量により[1]、効果範囲内の人物に対して眩暈やショック状態を引き起こさせ、その混乱に乗じて作戦を実行する。

対テロ作戦用にイギリスで開発され、ハイジャック事件の制圧等に使用されていたが、日本では2000年の西鉄バスジャック事件の犯人制圧の際、初めて使用された。

非致死性兵器ではあるが、難聴火傷の発生についての報告がある[2]

関連項目

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脚注

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