狩場山地
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狩場山地 | |
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狩場山(2010年7月撮影) | |
所在地 | 日本 北海道 |
位置 | |
最高峰 | 狩場山(1,520 m) |
プロジェクト 山 |
狩場山地(かりばさんち)は、渡島半島北部をほぼ東西に走る山地である。後志利別川北側を走っており、後志総合振興局、檜山振興局、渡島総合振興局に跨っている。
一帯は、狩場茂津多道立自然公園に指定されている。 また、狩場山地西部は、狩場山自然休養林、東部は美利河・二股自然休養林に指定されている。
狩場山地中央の賀老高原には賀老の滝が存在する。
冬季にはスノーモービルの乗り入れも見られるが、2024年には東狩場山にて雪崩による死亡事故も発生している[1]。
主な山
[編集]- 狩場山 (1520m) - 狩場山地最高峰・日本三百名山
- 東狩場山 (1319m)
- フモンナイ岳 (1337m)
- 前山 (1260m)
- オコツナイ岳 (1170m)
- 大平山 (1191m)
- メップ岳 (1147m)
- カスベ岳 (1050m)
- カニカン岳 (981m)
- 長万部岳 (973m)
植生
[編集]狩場山地はブナの北限地帯である。ブナの原生林としては、日本一の面積を誇る[2]。
森林限界付近(800m~1000m)は、ダケカンバ・ハイマツの植生がみられる。
交通
[編集]狩場山地は、日本海側に向けて急峻に落ち込む地形のため、付近の海岸線は、交通の難所である。
平成9年には、国道229号第2白糸トンネルの崩落事故があり、長期の通行止めを余儀なくされた。
- 国道229号(日本海側を南北に縦断)
- 北海道道836号島牧美利河線(建設中止)
- 峰越連絡林道(狩場山地を縦断 現在は通行不能)
脚注
[編集]- ^ “島牧村の東狩場山で雪崩 スノーモービルの男性1人死亡”. NHK (2024年3月3日). 2024年4月30日閲覧。
- ^ 狩場茂津多道立自然公園