コンテンツにスキップ

港区立六本木中学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
港区立六本木中学校
Roppongi Junior High School

港区立六本木中学校
(2016年2月4日撮影)
地図北緯35度39分38.9秒 東経139度43分56.1秒 / 北緯35.660806度 東経139.732250度 / 35.660806; 139.732250座標: 北緯35度39分38.9秒 東経139度43分56.1秒 / 北緯35.660806度 東経139.732250度 / 35.660806; 139.732250
過去の名称 港区立城南中学校
港区立三河台中学校
国公私立の別 公立学校
設置者 港区
併合学校 港区立城南中学校
港区立三河台中学校
設立年月日 1998年平成10年)4月1日
共学・別学 男女共学
学期 3学期制
学校コード C113210300091 ウィキデータを編集
中学校コード 303130
所在地 106-0032
東京都港区六本木六丁目8番16号
外部リンク 公式ウェブサイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
テンプレートを表示

港区立六本木中学校(みなとくりつ ろっぽんぎちゅうがっこう)は、東京都港区六本木六丁目に位置する区立中学校1998年4月に、港区立城南中学校と、港区立三河台中学校が統合する形で創立された。

概要

[編集]

1998年に開校。現校舎は2000年に竣工した港区では初の、全国的にも珍しい教科教室型校舎である。実技科目以外でも教科ごとに教室移動をする仕組みであり、始業・終業時のチャイムは鳴らされない。この為、生徒は時間を意識して行動する事が求められている。しかし4代目校長の意向により、教科教室型、ノーチャイム制は廃止された。

授業では習熟度別授業少人数授業を行い、学力並びに進学実績の向上を目指している。また大手進学塾と提携して土曜特別講座として補習授業を実施している。港区内の学校選択制に於いては人気校の一つとして位置付けられている。近隣各校と同様に中学校入学時から越境通学する生徒の割合も高い。

旧城南中学校跡の現校地(旧麻布区麻布日ヶ窪町)には府立第三高女(現在の都立駒場高校)が在った[1]

毎月第三金曜の早朝にはボランティア活動として、生徒・教職員・保護者による地域清掃が行われている。元々は旧三河台中学校が行っていた活動であり、現校舎に移転してからは学校周辺や麻布十番商店街入口付近を中心に行っている。

沿革

[編集]
  • 1998年平成10年)4月1日 - 港区立城南中学校と港区立三河台中学校を統合し、三河台中学校の校舎を利用して、港区立六本木中学校として開校。
  • 2000年(平成12年)2月28日 - 旧城南中学校跡地に建築された新校舎に移転。
  • 2001年(平成13年)11月9日 - 港区教育委員会研究奨励校研究発表。
  • 2006年(平成18年)11月7日 - 港区教育委員会研究奨励校研究発表。
  • 2010年(平成22年)11月11日 - 港区教育委員会研究奨励校研究発表。
  • 2014年(平成26年)11月18日 - 東京都教育委員会人権教育推進校研究発表。
  • 2018年(平成30年)4月1日 - 日本語学級を新設[2]
  • 2023年令和5年)1月 - 全教科 主体的に学習に取り組む態度の育成パイロット校となる[3]

教育方針

[編集]
教育目標[4]
人権尊重の精神を基調とし、グローバル化する社会の中で、知識基盤社会に主体的に対応できる知性と感性に富み、健康で人間性や国際感覚豊かな六本木中学校の生徒を育てる。
「自主 - 自分で考え、判断し、行動できる人」
「勤勉 - 何事にも真面目で一生懸命取り組む人」
「共生 - 互いの違いを認め、助け合って生きることのできる人」


生徒数と教員数[5]
年度 生徒総数 1年生 2年生 3年生 教員数 職員数
平成23年 140人 38人 49人 53人 15人 5人
平成24年 130人 45人 37人 48人 16人 5人
平成25年 139人 52人 45人 42人 17人 4人
平成26年 165人 66人 54人 45人 17人 4人
平成27年 186人 63人 70人 53人 16人 4人
平成28年 195人 58人 65人 72人 17人 4人
平成29年 179人 50人 61人 68人 16人 4人
平成30年 179人 60人 54人 65人 20人 5人
令和元年 192人 71人 58人 63人 20人 4人
令和2年 217人 74人 71人 72人 21人 4人
令和3年 230人 79人 75人 76人 21人 2人
校歌
1998年に校旗と共に制定される。作詞は西田修一、作曲は團伊玖磨
校舎
前述の通り各教科毎の教室に分かれている。各教室前にはフリースペースと呼ばれる部分があり、調べ学習での発表等に利用されている。給食は六本木ホール・多目的ホールに集合して行われている(六本木ホールでは集会や講演会等が行われる)。屋上には太陽光発電装置があり、本校の電源の一部として使用されている。
制服
標準服として定められているのは男女共に上着は紺のブレザー、白のポロシャツである。制服の指定はしていないが、平成23年度より、ベストセーターの指定ができた。開校当初は標準服が定められておらず、暫定的に私服登校が認められていた。

通学区域

[編集]
住所別通学区域
芝公園四丁目 麻布狸穴町
麻布永坂町
麻布台一丁目 麻布台二丁目
三丁目
六本木一丁目
三丁目、四丁目
六本木
五丁目
六本木
六丁目
六本木
七丁目
1 - 6番 全域 1 - 10番 全域 全域 1 - 18番 全域 1 - 22番
南麻布
一丁目
南麻布
二丁目
東麻布一丁目
- 三丁目
麻布十番
一丁目
麻布十番
二丁目
麻布十番三丁目
四丁目
元麻布
一丁目
元麻布
二丁目
元麻布
三丁目
3 - 24番 2 - 8番
10 - 13番
全域 全域 1 - 21番 全域 1 - 4番
6番、7番
5番、6番
11 - 13番
1 - 3番
5 - 13番

交通

[編集]

関係者

[編集]
出身者
架空の人物

関連項目

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 沿革 東京都立駒場高等学校
  2. ^ 港区長記者会見資料(2018年4月18日)2018年7月12日閲覧
  3. ^ 『令和5年度 区市町村及び東京都教育委員会並びに文部科学省 研究協力・推奨・推進・指定校・創意工夫ある学校等一覧』東京都教育委員会、2023年10月14日閲覧
  4. ^ 港区立六本木中学校 - 教育目標[1]
  5. ^ 東京都教育委員会「令和3年度 公立学校統計調査報告書」統計・調査、2022年2月15日、2022年3月6日閲覧

外部リンク

[編集]