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正論大賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
正論大賞
受賞対象「自由と民主主義のために闘う正論路線」を発展させた個人
日本国
主催フジサンケイグループ
初回1985年
公式サイトhttps://seiron-sankei.com/taisyouhistory

正論大賞(せいろんたいしょう)は、フジサンケイグループが主催するである。「自由民主主義を守り、国益を第一に考える“正論”路線」[1]の基本理念を発展させた学者文化人、特筆すべき言論活動を行ったオピニオンリーダーに贈るとしている[2]

概要

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1985年(昭和60年)制定。毎年12月に発表される。これまでの受賞者は、第1回の渡部昇一をはじめ、加藤寛唐津一曽野綾子竹村健一堺屋太一ら、産経新聞のオピニオン・コラム「正論」の執筆者(いわゆる“正論メンバー”)や、保守論壇で活躍する論客が多い。2000年(平成12年)からは、「21世紀の日本を担う新進気鋭の言論人を見いだして顕彰する」ため、新たに「正論新風賞」が設けられている[2]

正論大賞は、御正進制作のブロンズ像「飛翔」と副賞100万円。正論新風賞は、小堤良一制作のブロンズ像「ソナチネ」と副賞50万円。贈呈式は発表翌年2月に開催され、2011年まではグランドプリンスホテル赤坂2012年グランドプリンスホテル高輪で行われた。2019年ホテルニューオータニで行われ、安倍晋三も出席し、「言論界における日本の道標として正論路線がこれからも堂々と展開され、先生方が受賞を機にますます活躍されることを期待する」と述べている[3]。2024年の第39回授賞式には岸田文雄が受賞者に向けて「心から敬意を表したい」と映像でメッセージを寄せた[4]

歴代受賞者

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「正論大賞」
第1回(1985年昭和60年) 渡部昇一 以下は付記
第2回(1986年 加藤寛
第3回(1987年 唐津一
第4回(1988年 曽野綾子
第5回(1989年平成元年) 竹村健一
第6回(1990年 猪木正道
第7回(1991年 堺屋太一
第8回(1992年 西部邁
第9回(1993年 上坂冬子
第10回(1994年 西尾幹二
第11回(1995年 岡崎久彦
第12回(1996年 田久保忠衛
第13回(1997年 江藤淳
第14回(1998年 三浦朱門
第15回(1999年 石原慎太郎
勝田吉太郎 特別賞
桑原寿二
佐伯彰一
関嘉彦
第16回(2000年 小堀桂一郎
第17回(2001年 屋山太郎
亀井正夫 特別賞
第18回(2002年 中西輝政
第19回(2003年 中嶋嶺雄
第20回(2004年 森本敏
第21回(2005年 藤岡信勝
第22回(2006年 佐々淳行
第23回(2007年 佐伯啓思
阿久悠 特別賞
第24回(2008年 加地伸行
第25回(2009年 佐瀬昌盛
第26回(2010年 櫻井よしこ
第27回(2011年 渡辺利夫
第28回(2012年 西原正
中曽根康弘 特別賞
第29回(2013年 葛西敬之
西修 特別賞
第30回(2014年 秦郁彦
西岡力
第31回(2015年 ジェームズ・アワー 外国人で初
第32回(2016年 木村汎
第33回(2017年 新保祐司[5]
第34回(2018年 西修 初のダブル受賞[6]
百地章
第35回(2019年令和元年) 笹川陽平
李登輝 特別賞
第36回(2020年) 古川勝久
第37回(2021年 平川祐弘
横田滋 特別賞
横田早紀江
第38回(2022年 織田邦男
安倍晋三 特別賞
第39回(2023年 江崎道朗
田久保忠衛 特別功労賞
「正論新風賞」
第1回(2000年) 櫻田淳
第2回(2001年) 八木秀次
第3回(2002年) 阿久悠
第4回(2003年) 藤原正彦
第5回(2004年) 和田秀樹
第6回(2005年) (該当者なし)
第7回(2006年) 古田博司
第8回(2007年) 新保祐司
第9回(2008年) 坂元一哉
第10回(2009年) 遠藤浩一
第11回(2010年) (該当者なし)
第12回(2011年) 井上寿一
第13回(2012年) (該当者なし)
第14回(2013年) 吉崎達彦
第15回(2014年) 山田吉彦
第16回(2015年) (該当者なし)
第17回(2016年) 井上和彦
第18回(2017年) 小川榮太郎
三浦瑠麗
第19回(2018年) 楊海英
第20回(2019年) 江崎道朗
第21回(2020年) 竹田恒泰
第22回(2021年) (該当者なし)
第23回(2022年) 松原実穂子
第24回(2023年) 阿古智子

脚注

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関連項目

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外部リンク

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