北川進
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北川 進 | |
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北川 進 (2019) | |
生誕 |
1951年7月4日(73歳) 日本 京都市下京区 |
国籍 | 日本 |
研究分野 | 高分子化学 |
研究機関 | 京都大学 |
出身校 | 京都大学 |
公式サイト http://www.kitagawa.icems.kyoto-u.ac.jp | |
プロジェクト:人物伝 |
北川 進(きたがわ すすむ、1951年7月4日 - )は、日本の無機化学者。博士(工学)(京都大学)。京都大学物質-細胞統合システム拠点拠点長、特別教授。有機物と金属を組み合わせた多孔性材料である配位高分子を研究している。京都市下京区[1]出身。
略歴
[編集]- 1974年 京都大学工学部石油化学科卒業
- 1979年
- 京都大学大学院工学研究科博士課程修了
- 近畿大学理工学部助手
- 1983年 近畿大学理工学部講師
- 1988年 近畿大学理工学部助教授
- 1992年 東京都立大学理学部教授
- 1998年 京都大学大学院工学研究科教授(合成・生物化学専攻)
- 2007年 京都大学物質-細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)副拠点長(工学研究科教授 兼任)
- 2013年 京都大学物質-細胞統合システム拠点拠点長(工学研究科教授 兼任)
- 2017年 京都大学物質-細胞統合システム拠点拠点長、特別教授
業績
[編集]マイクロ孔を有する金属錯体である多孔性配位高分子の合成、その機能の発現に関する研究を進めている。この多孔性金属錯体 (PCP) は、温暖化ガスである二酸化炭素を効率よく吸着する性質があることから近年注目を集めている[2]。
受賞・叙勲
[編集]- 2002年 - 日本化学会学術賞
- 2007年 - 日本錯体化学会賞
- 2009年 - 日本化学会賞
- 2009年 - フンボルト賞 (ドイツ)
- 2010年 - トムソン・ロイター引用栄誉賞
- 2011年 - 紫綬褒章受章[3][4]
- 2013年 - RSCド・ジェンヌ賞 (en:De Gennes Prize)
- 2013年 - 江崎玲於奈賞
- 2015年 - マルコ・ポーロ・イタリア科学賞
- 2016年 - 日本学士院賞
- 2016年 - 米国化学会バソロ賞 (Basolo Award)
- 2017年 - 藤原賞
- 2017年 - ソルベイより未来のための化学・ソルベイ賞 (Chemistry for the Future Solvay Prize)[5]
- 2019年 - フランス化学会グランプリ (Grand Prix de la Fondation de la Maison de la Chimie)[6]
- 2019年 - エマニュエル・メルク レクチャーシップ賞 (en:Emanuel Merck Lectureship 2019)[7]
アカデミー会員
[編集]出典
[編集]- ^ 日本学士院賞授賞
- ^ “/ 2人の「京大・北川教授」が相次ぎ開発 CO2吸収材に注目”. 日本経済新聞 (2010年7月5日). 2015年1月26日閲覧。
- ^ 春の褒章、705人24団体が受章:社会:YOMIURI ONLINE(読売新聞)
- ^ “紫綬褒章:受章者 野田秀樹さんら25人”. 毎日新聞 (2011年6月15日). 2011年6月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月5日閲覧。
- ^ “The 2017 Prize - Solvay”. Solvay.com. 2017年10月12日閲覧。
- ^ “Les lauréats de l'année” (フランス語). Actions. 2019年5月18日閲覧。
- ^ “Emanuel Merck Lectureship - Research | Merck KGaA, Darmstadt, Germany”. www.emdgroup.com. 2019年5月18日閲覧。
- ^ Susumu Kitagawa