コンテンツにスキップ

ロンドンプライド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ロンドンプライド
基本情報
種類 ビール
度数 4.1%(樽)
4.7%(瓶)
主原料 エール酵母、麦芽、ホップ
原産国 イギリス
製造元 フラーズ醸造所
詳細情報
深い琥珀色
テンプレートを表示

ロンドンプライド[1][2]は、フラーズ醸造所[3]のフラグシップビール。樽と瓶詰めの形態で販売されている。グリフィン醸造所(Griffin Brewery)[4][5][6]で1958年から造られている。

由来

[編集]
ロンドンプライド(サキシフラガ・ウルビウム)の花

ロンドンプライドの名前は、19世紀から使われているサキシフラガ・ウルビウム英語版の一般名に由来する[7]。この花は、1940年台初頭に発生したロンドン大空襲で爆撃された土地を、回復し発芽する様子をノエル・カワードが1941年にロンドンプライド (歌)英語版という愛国唱歌として作曲したことで、ロンドン市民の象徴として知られるようになった[8]

受賞歴

[編集]

CAMRAアワードのチャンピオンビールオブブリテン英語版において1979年と1995年のビタークラスの金賞を受賞した[9]

脚注

[編集]
  1. ^ 塩見なゆ (2019年4月10日). “ロンドン:英国らしさ漂うパブで「ロンドンプライド」を味わい、思い出をつくる (2ページ目) | カンパネラ”. カンパネラ. 日経BP. 2021年3月7日閲覧。
  2. ^ CRAFT BEER TIMES 編集部 (2020年3月19日). “フラーズ「ロンドンプライド」気分はイギリスのパブ!ラフで落ち着いた飲み心地のイングリッシュペールエール - CRAFT BEER TIMES”. CRAFT BEER TIMES. 株式会社アクロプラス. 2021年3月7日閲覧。
  3. ^ 野田磯子. “フラーズ ロンドンプライド | フード&バー | 輸入ビールのアイコン・ユーロパブ”. アイコン・ユーロパブ株式会社. 2021年3月7日閲覧。
  4. ^ 林俊成 (2018年8月19日). “【読者プレゼント企画⑦】パブの本場・英国のプライドが宿ったクラフトビール|OCEANS オーシャンズウェブ”. OCEANS Web. 株式会社ライトハウスメディア. 2021年3月7日閲覧。
  5. ^ Mikio Oba. “FULLERSBREWERY フュラーズ・グリフィン醸造所 エールの醸造所を見学!”. FUN!LONDON.net. 2021年3月7日閲覧。
  6. ^ 小野 雅子 (2017年5月2日). “人気エール「ロンドン・プライド」製造元 フラーズ醸造所の直営パブへ - 成功する留学”. 成功する留学. エキサイトT&E株式会社. 2021年3月7日閲覧。
  7. ^ 王立園芸協会. “Saxifraga × urbium (11)” (英語). rhs.org.uk. 2021年5月24日閲覧。
  8. ^ Morley, Sheridan (2005) (英語). Noël Coward. Haus Publishing. p. 78. ISBN 9781904341888. https://books.google.com/books?id=iQyQNfaIKXwC&pg=PA79 2021年5月24日閲覧。 
  9. ^ CAMRA. “Campaign for Real Ale” (英語). camra.org.uk. 2017年6月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月24日閲覧。