ラグビーワールドカップ (女子)
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ラグビーワールドカップ (女子) | |
---|---|
スポーツ | ラグビーユニオン |
主催 | ワールドラグビー |
創設 | 1991年 |
チーム数 | 12 |
最新優勝 | ニュージーランド (2021年) |
最多優勝 | ニュージーランド(6回) |
ウェブサイト | https://www.rugbyworldcup.com/ |
女子ラグビーワールドカップは、1991年にウェールズで第1回大会が行われ、ワールドラグビーの主催により4年ごとに行われる女子ラグビーの世界一決定戦、世界選手権に当たる。
沿革
[編集]2017年大会から、男子ワールドカップの中間年に実施することが決まったが、新型コロナウイルス感染症の世界的流行により2021年大会は2022年に開催された[1]。次回の女子大会は2025年にイングランドで開催される[2]。
2019年8月21日、ワールドラグビーは、ラグビーワールドカップ女子大会(Women’s Rugby World Cup)について、性別に関する記述「Women's」を取り除くことを発表した[3][4]。これにより、ワールドカップは男子大会・女子大会のいずれも、「ラグビーワールドカップ」という名称となる。
2021年ニュージーランドでの女子大会(実際は2022年に延期開催)は「ラグビーワールドカップ2021」(Rugby World Cup 2021)となり[5]、続いてフランスで開催の男子大会は「ラグビーワールドカップ2023」(Rugby World Cup 2023)となる。
ワールドラグビーは、法人企業「ラグビーワールドカップリミテッド(RWCL)」を作り、ワールドカップの運営管理を行っている[6][7]。オーストラリアで開催される2027年男子大会と2029年女子大会では、ワールドラグビーとオーストラリア協会との合弁企業を作り、運営される予定[8]。
2025年大会からロゴが一新され、それまでの「U」をデザイン化したものから[9][10]、ラグビーボール型の楕円内に「RWC」の文字を入れたものになった[11][12]。
歴代開催国・優勝国
[編集]各大会の結果
[編集]回数 開催年 |
開催国 | 決勝戦 | 3位決定戦 | 参加数 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
優勝 | 得点 | 準優勝 | 3位 | 得点 | 4位 | |||
第1回 (1991年) |
ウェールズ | アメリカ合衆国 |
19-6 | イングランド |
フランス |
同率3位 [注釈 1] |
ニュージーランド |
12 |
第2回 (1994年) |
スコットランド | イングランド |
38-23 | アメリカ合衆国 |
フランス |
27-0 | ウェールズ |
12 |
第3回 (1998年) |
オランダ | ニュージーランド |
44-12 | アメリカ合衆国 |
イングランド |
31-15 | カナダ |
16 |
第4回 (2002年) |
スペイン | ニュージーランド |
19-9 | イングランド |
フランス |
41-7 | カナダ |
16 |
第5回 (2006年) |
カナダ | ニュージーランド |
25-17 | イングランド |
フランス |
17-8 | カナダ |
12 |
第6回 (2010年) |
イングランド | ニュージーランド |
13-10 | イングランド |
オーストラリア |
22-8 | フランス |
12 |
第7回 (2014年) |
フランス | イングランド |
21-9 | カナダ |
フランス |
25-18 | アイルランド |
12 |
第8回 (2017年) |
アイルランド | ニュージーランド |
41-32 | イングランド |
フランス |
31-23 | アメリカ合衆国 |
12 |
第9回 (2021年) |
ニュージーランド | ニュージーランド |
34-31 | イングランド |
フランス |
36-0 | カナダ |
12 |
第10回 (2025年) |
イングランド | 16 | ||||||
第11回 (2029年) |
オーストラリア | 16 | ||||||
第12回 (2033年) |
アメリカ合衆国 | 16 |
歴代大会開催実績
[編集]回 | 年 | 開催国 | 試合数 | 総入場者数 | 1試合平均 入場者数 |
決勝戦会場 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1回 | 1991 | ウェールズ | 15 | - | - | カーディフ / カーディフ・アームズ・パーク | |
第2回 | 1994 | スコットランド | 31 | - | - | エディンバラ / Edinburgh Academicals RFC | |
第3回 | 1998 | オランダ | 40 | - | - | アムステルダム / NCRAスタジアム | |
第4回 | 2002 | スペイン | 32 | - | - | バルセロナ / エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス | |
第5回 | 2006 | カナダ | 30 | - | - | エドモントン / コモンウェルス・スタジアム | |
第6回 | 2010 | イングランド | 30 | - | - | ロンドン / トゥイッケナム・ストゥープ | |
第7回 | 2014 | フランス | 30 | - | - | パリ / スタッド・ジャン=ブーアン | |
第8回 | 2018 | アイルランド | 30 | 45,412 | 1,514 | ベルファスト / キングスパーン・スタジアム | |
第9回 | 2021 | ニュージーランド | 26 | - | - | オークランド / イーデン・パーク |
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 3位決定戦が行われ、フランスが勝利した。ただしこの試合は当初の計画にはない。この試合の結果は大会のいかなる公式記録にもなく、またニュージーランド協会の国際戦記録にもない。
出典
[編集]- ^ “女子ラグビーワールドカップ2021 大会概要 | J SPORTS【公式】”. www.jsports.co.jp. 2023年2月6日閲覧。
- ^ world.rugby. “Rugby World Cup 2025 | World Rugby” (英語). www.rugbyworldcup.com. 2023年2月6日閲覧。
- ^ ラグビーマガジン編集部 (2019年8月22日). “女子ラグビーW杯の大会名から「女子」外す。ワールドラグビーが平等の問題に率先して主導へ。”. Rugby Republic 2019. Baseball Magazine Sha Co., Ltd. 2019年11月18日閲覧。
- ^ 『World Rugby announces gender neutral naming for Rugby World Cup tournaments』(プレスリリース)World Rugby、21 August 2019 。22 August 2019閲覧。
- ^ world.rugby. “ホーム | ラグビーワールドカップ 2021ニュージーランド” (英語). www.rugbyworldcup.com. 2023年2月6日閲覧。
- ^ world.rugby. “ラグビーワールドカップ2019試合会場視察を実施中 | ラグビーワールドカップ”. www.rugbyworldcup.com. 2024年2月5日閲覧。
- ^ ASCII. “迫るラグビーワールドカップ2019 日本に何を残すのか”. 週刊アスキー. 2023年2月6日閲覧。
- ^ world.rugby. “サー・ロッド・エディントン、ラグビーワールドカップ2027大会と2029大会の独立理事長に就任 | ラグビーワールドカップ”. www.rugbyworldcup.com. 2024年2月5日閲覧。
- ^ “Auckland Rugby Union”. www.aucklandrugby.co.nz. 2024年8月8日閲覧。
- ^ News, Americas Rugby (2016年11月9日). “Pools drawn for Women’s Rugby World Cup 2017” (英語). Americas Rugby News. 2024年8月8日閲覧。
- ^ worldrugby.org. “New visual identity revealed as Rugby World Cup embraces exciting future and rugby’s unique energy | ワールドラグビー”. www.world.rugby. 2024年8月8日閲覧。
- ^ “Rugby World Cup 2025” (英語). Rugby World Cup 2025 England (2024年6月29日). 2024年8月8日閲覧。