ムヒッディーン・カビリ
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ムヒッディーン・カビリ(Muhiddin Kabiri、タジク語: Муҳиддин Кабирӣ、1966年 - )は、タジキスタン共和国の政治家。タジキスタン・イスラム復興党の党首。
経歴
[編集]ファイザバード地区カサミダル村出身。8人兄弟(4男4女)。第15学校の8学年を卒業し、荷役夫として働く。
ソ連内務省国内軍に1年半勤務。除隊後、オルジェニキゼバード市の統計専門学校で学びつつ、ウストド・ヒマトゾドの宗教・政治学校のサークルのメンバーとなった。その後、ソフホーズ「オクチャーブリ」で働く。
- 1990年 - モスクワで開かれた第1回ムスリム青年フォーラムでタジキスタン代表
- 1990年~1992年 - イエメンの大学で学ぶ。
- 1992年 - タジキスタン内戦を逃れるために、Tu-154の貨物室に潜り込み、モスクワに移住。ビジネスに従事。
- 1996年 - ロシア外務省外交アカデミー卒業
- 1996年~1997年 - 国際学生組織の地域局長
- 1997年 - モスクワからドゥシャンベに戻り、タジキスタン・イスラム復興党党首サイイド・アブドゥッラー・ヌーリーの補佐官となる。
- 1997年~1999年 - モスクワでの和平交渉に国際法の専門家として参加
- 2000年 - マジリシ・オリに出馬するが、落選
- 2000年 - タジキスタン・イスラム復興党副議長
- 2005年2月 - マジリシ・オリのマジリシ・ナモヤンダゴン代議員
- 2006年9月 - タジキスタン・イスラム復興党党首
- 2007年9月 - タジキスタン・イスラム復興党議長に全会一致で再選出(任期4年)。
パーソナル
[編集]妻帯、5男1女を有する。政治科学準博士。タジク語の他にロシア語、英語、アラビア語、ペルシャ語を話す。分析センター「ディアローグ」の設立者。趣味は、サッカー、テニス、歴史書の読書。