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ブルースは絆 (ブルース・ブラザーズのアルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ブルースは絆』
ブルース・ブラザーズライブ・アルバム
リリース
録音 1978年9月9日 ロサンゼルス ユニバーサル・アンフィシアター[1]
ジャンル ブルースR&Bブルー・アイド・ソウル
時間
レーベル アトランティック・レコード
プロデュース ボブ・ティシュラー
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(アメリカ[2]
  • 16位(ノルウェー[3]
  • 24位(ニュージーランド[4]
  • ブルース・ブラザーズ アルバム 年表
    ブルースは絆
    (1978年)
    ザ・ブルース・ブラザーズ
    (1980年)
    テンプレートを表示

    ブルースは絆』(原題:Briefcase Full of Blues)は、ブルース・ブラザーズ1978年に録音・発表したライブ・アルバム。バンドのデビュー・アルバムに当たる。

    背景

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    ダン・エイクロイドジョン・ベルーシは、1976年1月17日放映のテレビ番組「サタデー・ナイト・ライブ」に「ハワード・ショア・アンド・ヒズ・オール・ビー・バンド」として出演した[5]。そして、1978年4月22日放映の同番組で、ブルース・ブラザーズとしてのデビューを果たす[5]。その後ブルース・ブラザーズは、スティーヴ・マーティンユニバーサル・アンフィシアター公演でオープニングアクトとしての出演を依頼され、更にアトランティック・レコードとの契約を得た[6]。本作にはマーティンのオープニングアクトを務めた1978年9月9日のパフォーマンスが収録されている[1]

    反響・評価

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    バンドの母国アメリカでは、1979年に本作がBillboard 200で1位を獲得し、シングル「ソウル・マン」が全米14位、「ラバー・ビスケット」が全米37位のヒットとなった[2]。ノルウェーのアルバム・チャートでは3週連続でトップ20入りし、最高16位を記録[3]。ニュージーランドのアルバム・チャートでは3週連続でトップ40入りし、1979年5月20日付のチャートで24位に達した[4]

    William Ruhlmannはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「これらのパフォーマンスからは誠実な感情が伝わってくる」と評している[7]。一方、1979年1月22日付の『ピープル』誌のレビューでは「一流のスタジオ・バンドを従えているが、エイクロイドのハーモニカのスタイルは、30分ぐらいしか吹き方を習っていないようなクオリティで、ベルーシも真面目に歌っているのだろうが、嘆かわしいほど酷い」と評された[8]

    収録曲

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    Side 1
    1. オープニング:お前をはなさない - "Opening: I Can't Turn You Loose" (Otis Redding) - 1:50
    2. ヘイ・バーテンダー - "Hey Bartender" (Floyd Dixon) - 3:01
    3. メッシン・ウィズ・ザ・キッド - "Messin' with the Kid" (Mel London) - 3:35
    4. オールモスト - "(I Got Everything I Need) Almost" (Donnie Walsh) - 2:50
    5. ラバー・ビスケット - "Rubber Biscuit" (Charles Johnson, Adam R. Levy) - 2:57
    6. ショト・ガン・ブルース - "Shot Gun Blues" (Walsh) - 5:23
    Side 2
    1. グルーヴ・ミー - "Groove Me" (King Floyd) - 3:46
    2. アイ・ドント・ノー - "I Don't Know" (Willie Mabon) - 4:14
    3. ソウル・マン - "Soul Man" (Isaac Hayes, David Porter) - 3:28
    4. "B"ムーヴィ・ボックス・カー・ブルース - "'B' Movie Box Car Blues" (Delbert McClinton) - 4:08
    5. フリップ、フロップ・アンド・フライ - "Flip, Flop & Fly" (Jesse Stone, Big Joe Turner) - 3:38
    6. クロージング:お前をはなさない - "Closing: I Can't Turn You Loose" (O. Redding) - 0:51

    参加ミュージシャン

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    脚注・出典

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    1. ^ a b Once Upon a Time in the Top Spot: The Blues Brothers, Briefcase Full of Blues”. Rhino Entertainment. 2016年5月8日閲覧。
    2. ^ a b The Blues Brothers - Awards”. AllMusic. 2016年3月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年1月21日閲覧。
    3. ^ a b norwegiancharts.com - Blues Brothers - Briefcase Full Of Blues
    4. ^ a b charts.org.nz - Blues Brothers - Briefcase Full Of Blues
    5. ^ a b The Blues Brothers make their world premiere on Saturday Night Live”. History.com. A&E Television Networks. 2016年5月8日閲覧。
    6. ^ Olson, Cathy Applefeld (2016年5月3日). “Blues Brothers Prime-Time Animated Series in the Works”. Billboard. 2016年5月8日閲覧。
    7. ^ Ruhlmann, William. “Briefcase Full of Blues - The Blues Brothers”. AllMusic. 2016年5月8日閲覧。
    8. ^ Picks and Pans Review: Briefcase Full of Blues”. People. Time Inc. (1979年1月22日). 2015年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月22日閲覧。
    先代
    ビリー・ジョエル
    ニューヨーク52番街
    Billboard 200 ナンバーワン・アルバム
    1979年2月3日(1週)
    次代
    ロッド・スチュワート
    スーパースターはブロンドがお好き