コンテンツにスキップ

ドミニク・トレット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ドミニク・トレットDominic Toretto)は、ワイルド・スピードシリーズの主人公。演じる俳優はヴィン・ディーゼル。青年期はヴィニー・ベネット。幼少期はヴィンセント・シンクレア[注釈 1]

人物

[編集]

ワイルド・スピード』、『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』、『ワイルド・スピード MAX』、『ワイルド・スピード MEGA MAX』、『ワイルド・スピード EURO MISSION』、『ワイルド・スピード SKY MISSION』、『ワイルド・スピード ICE BREAK』、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』、『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(それぞれ以下「第〇作目」と表記)の作品に登場。

ゼロヨンレースのカリスマ的存在。第1作目においてはレーサーだった父であるジャック・トレットが遺した1970年式ダッジ・チャージャーをいつもガレージに入れ、少しずつ整備していつか走らせる夢を持っていた。同作の終盤で走らせトラン一味のバイクを追い、1人に体当たりを仕掛け転倒させる。その後、ブライアンの搭乗する1994年式トヨタ・スープラとのゼロヨンバトルの末にセミトレーラーと衝突して横転してしまうが、その後修理したようで第4・5・7・9・10作目でも登場している。

家族や恋人のレティ(第7作目以後は妻)を人一倍大切にしており、妹のミアや、ブライアンの息子ジャックのことも大切にしている。第8作目では従兄弟のフェルナンドや血の繋がった息子のブライアン(通称リトル・B)が登場、彼のためにレースを行う。第9作目では弟のジェイコブと敵対するも終盤で和解し第10作目では協力する。

第1作目の序盤では1993年式マツダ・RX-7に乗っていた。以降はダッジ・チャージャーのB-bodyが愛車となっている[注釈 2]が、それ以外にもシボレー・シェベルプリムス・GTX等の車種にも場合に応じて搭乗する。

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 第9作目で幼少期のドミニク・トレットを演じたヴィンセント・シンクレアはドミニク・トレット役であるヴィン・ディーゼルの実の息子である。
  2. ^ 第1・4・5・7・9・10作目は先述の父親の形見に搭乗する他、第6作目はチャージャーデイトナ、第8作目はアイスチャージャー、第9作目はミッドシップ仕様に搭乗している。