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チュニジア軍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
チュニジア軍
創設 1956年
派生組織 チュニジア陸軍
チュニジア海軍
チュニジア空軍
指揮官
最高司令官 第5代大統領 カイス・サイード
総人員
現総人員 35,800人(2022年)
財政
軍費/GDP 2.8%(2022年)
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チュニジア軍(チュニジアぐん)は、チュニジア共和国の軍隊である。

概要

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チュニジア軍は陸軍、海軍、空軍から構成されている。 兵力は陸軍27,000名、海軍4,800名、空軍4,000名となっている[1]。この他に準軍事組織として内務省傘下の国家警備隊12,000名を擁する[1]

データ

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  • 軍事予算 - 12億8千万ドル(2022年)[1]
  • 兵役 - 選抜徴兵制(1年間)[1]

歴史

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1957年にチュニジアの初代大統領となったハビーブ・ブルギーバの時代ではその親欧米政策により、隣国のアルジェリアと対照的に1977年中国から購入した2隻の哨戒艇(上海II型)を除いて殆どの装備はアメリカフランスイギリスイタリアスウェーデンなど西側諸国から導入されてきた[2][3]

組織・編制

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陸軍

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ステアーAUGを装備したチュニジア軍兵士

編制は以下の通り。

  • 機械化旅団[4]×3[1]
  • 偵察連隊×1[1]
  • 特殊作戦連隊×1[1]
  • サハラ特殊作戦連隊×1[1]
  • 工兵連隊×1[1]

保有装備は以下の通り。

戦車
装甲車
火砲
対戦車兵器
地対空兵器

海軍

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所属艦艇についてはチュニジア海軍艦艇一覧を参照のこと。 基地がビゼルトスファックスケリビアに存在する。

空軍

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保有機体は以下の通り。

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax The International Institute for Strategic Studies (IISS) (2023-02-15). The Military Balance 2023. Routledge. pp. 357-359 
  2. ^ Tunisia - Foreign Military Assistance”. GlobalSecurity.org (2011年5月8日). 2018年7月20日閲覧。
  3. ^ Nelson, Harold D. Tunisia, a country study. p.308
  4. ^ 各旅団は以下の部隊から成る。機甲連隊×1、機械化歩兵連隊×1、砲兵連隊×1、防空連隊×1

関連項目

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参考文献

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International Institute for Strategic Studies(IISS),The Military Balance 2008