ジェフリー・フランケル
表示
ジェフリー・フランケル(Jeffrey Alexander Frankel、1952年11月5日 - )は、アメリカの経済学者。ハーバード大学ケネディ政治スクール教授(James W. Harpel Professor of Capital Formation and Growth)であり、専門は国際金融論、外国通貨論、金融財政論、国際商品論、ブロック経済論、世界環境問題などである。カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ。
略歴
[編集]- 1952年 カリフォルニア州サンフランシスコで生まれる。
- スワースモア大学を卒業する。
- マサチューセッツ工科大学(MIT)からPh.D.を取得する。
- IMF、ブルッキングス研究所、イェール大学などに勤務する。
- 1987年~1999年 カリフォルニア大学バークレー校教授なる。
- 全米経済研究所(NBER)で国際金融とマクロ経済学プログラムのディレクターを務めるとともに、景気循環日付委員会メンバーとなる。
- 1996年~1999年 クリントン政権の大統領経済諮問委員会委員となる。
- 1999年 ハーバード大学政治大学院教授となる。
- ニューヨーク地区連銀、ボストン地区連銀のアドバイザーとなる。
業績
[編集]主要著作
[編集]日本語訳
[編集]- (C・フレッド・バーグステンと共著)『円・ドル合意後の金融市場――金融市場開放後のシナリオ』、高橋由人訳、東洋経済新報社、1985年
- 『1990年代の国際政策協調』、服部彰編著、同文館出版、1992年
- (リチャード・E・ケイブス、ロナルド・W・ジョーンズと共著)『国際経済学入門Ⅰ』(国際貿易編)、伊藤隆敏監訳、田中勇人訳、日本経済新聞社、2003年
- (リチャード・E・ケイブス、ロナルド・W・ジョーンズと共著)『国際経済学入門Ⅱ』(国際マクロ経済学編)、伊藤隆敏監訳、田中勇人訳、日本経済新聞社、2003年)
原書
[編集]- World Trade and Payments: An Introduction (with Richard Caves & Ronald Jones), 10th edition, 2007, Addison Wesley Longman: Boston, MA. (Ninth ed., 2002; Eighth ed., 1999; Seventh ed., 1996; Sixth ed., 1993; 5th ed., 1990. Translations of World Trade and Payments: Chinese, 2005; Polish, 2004; French, 2003; and Japanese, 2003)
- Regional Trading Blocs, Institute for International Economics, Washington DC, 1997.
- Does Foreign Exchange Intervention Work? (with Kathryn Dominguez), Institute for International Economics, Washington DC, D.C., 1993 * Financial Markets and Monetary Policy, MIT Press: Cambridge, MA, 1995.
- On Exchange Rates, MIT Press: Cambridge, MA, 1993.