イカルス (小惑星)
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イカルス 1566 Icarus | |
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イカルスの軌道
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仮符号・別名 | 1949 MA |
分類 | 地球近傍小惑星 (PHA) |
軌道の種類 | アポロ群 (水星横断 金星横断 火星横断) |
発見 | |
発見日 | 1949年6月27日 |
発見者 | W. バーデ |
軌道要素と性質 元期:2012年9月30日 (JD 2,456,200.5) | |
軌道長半径 (a) | 1.078 AU |
近日点距離 (q) | 0.187 AU |
遠日点距離 (Q) | 1.969 AU |
離心率 (e) | 0.827 |
公転周期 (P) | 1.12 年 |
軌道傾斜角 (i) | 22.83 度 |
近日点引数 (ω) | 31.35 度 |
昇交点黄経 (Ω) | 88.03 度 |
平均近点角 (M) | 246.56 度 |
物理的性質 | |
直径 | 1.0 km |
質量 | 2.9 ×1012 kg |
平均密度 | 2.0? g/cm3 |
表面重力 | 0.00039 m/s2 |
脱出速度 | 0.00074 km/s |
自転周期 | 2.273 時間 |
スペクトル分類 | U |
絶対等級 (H) | 16.9 |
アルベド(反射能) | 0.51 |
表面温度 | ~242 K |
色指数 (B-V) | 0.774 |
色指数 (U-B) | 0.520 |
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イカルス[1] (1566 Icarus) は、地球近傍小惑星の一つであり、アポロ群に属する小惑星である。1949年にドイツ出身の天文学者ウォルター・バーデによってパロマー天文台で発見された。
イカルスの特徴として、近日点では水星よりも太陽に近づくことが挙げられる。イカルスという名はこの特徴のために付けられたものである。ギリシア神話に登場するイーカロス (Ikaros) は、父ダイダロスと共に鳥の羽を蝋で固めて翼を作り、それで空を飛んだが、調子に乗って太陽に近づきすぎ、蝋が溶けて翼が分解したため墜落死した。一方、遠日点は火星軌道の外側にあり、かなりの長楕円軌道を描いていることになる。
イカルスは9年、19年、または28年の間隔で6月に地球の近くを通り過ぎ、最後に接近したのは2015年6月16日であり、地球から0.05383 au (8,053,000 km) ほどの距離を通過している。それ以前は1996年6月11日のことで、月の軌道のほぼ40倍の0.10119 AU (15,138,000 km) の距離を通過している。次回の接近は2043年6月13日であり、地球から0.0586 AU (8,770,000 km) の距離まで接近すると予想されている。また、地球に640万 kmまで近づくこともしばしばあり、1968年6月14日には0.042482 au (6,355,200 km) ほどまで接近した[2]。
イカルスの登場する作品
[編集]詳細は「地球以外の実在天体を扱った事物」を参照
出典
[編集]- ^ 『オックスフォード天文学辞典』(初版第1刷)朝倉書店、21頁。ISBN 4-254-15017-2。
- ^ “JPL Close-Approach Data: 1566 Icarus (1949 MA)”. 21 September 2017閲覧。 (2015-07-31 last obs.)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- イカルスの軌道要素(JPL、英語)
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