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菱形十二面体第2種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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菱形十二面体第2種
菱形十二面体第2種
種別 等面菱形多面体十二面体
面形状 菱形: 12枚
辺数 24
頂点数 14
対称群 D2h
特性 凸集合
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菱形十二面体第2種(りょうけいじゅうにめんたいだいにしゅ[1]、ひしがたじゅうにめんたいだいにしゅ[2]英語: second rhombic dodecahedron / rhombic dodecahedron of the second kind / Bilinski dodecahedron)とは、等面菱形多面体の一種であり、1960年にビリンスキー(Stanko Bilinski)によって発見された。

通常の菱形十二面体の面の対角線の比がであるのに対し、この立体の面の対角線の比は黄金比となっており、これは菱形三十面体の構成面と合同である。菱形二十面体の菱形を8枚取り除く事によって作る事ができる。

性質

  • 面の形状
    • 鈍角角度: 約116.57°
    • 鋭角の角度: 約63.43°
    • 長い対角線 : 短い対角線 : 辺 =  : 1 :

脚注

  1. ^ 宮崎興二・山口哲・石井源久『高次元図形サイエンス』京都大学学術出版会
  2. ^ P.R. クロムウェル『多面体』シュプリンガー・フェアラーク東京 ISBN 4-431-70925-8

外部リンク

Weisstein, Eric W. "RhombicDodecahedron". mathworld.wolfram.com (英語).