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衣浦豊田道路

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地域高規格道路
国道153号標識国道155号標識国道419号標識国道247号標識
衣浦豊田道路
都市計画道路 衣浦豊田線
路線延長 40 km
起点 愛知県豊田市勘八町(豊田勘八IC
終点 愛知県碧南市港本町(港本町交差点)
接続する
主な道路
記法
記事参照
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

衣浦豊田道路(きぬうらとよたどうろ)は、愛知県豊田市から同県碧南市を結ぶ地域高規格道路である。そのうち豊田市生駒町から知立市新林町間の約4.3 km一般有料道路衣浦豊田道路」として供用されている。

本項では有料区間について詳述する。無料区間(豊田北バイパス豊田南バイパス国道419号国道247号)の詳細は各項を参照。

概要

豊田市、知立市、刈谷市高浜市及び碧南市を縦貫し、西三河内陸工業地帯と衣浦港(衣浦臨海工業地帯)を結ぶ主要幹線道路である。合併施行方式で建設され、一部区間を道路整備特別措置法による有料道路で供用している。

全区間

路線データ

構成道路

都市計画道路 衣浦豊田線
  • 国道155号豊田南バイパス、一部国道419号重複区間)
    • 開通区間 : 東新町(国道153号豊田西バイパス交点) - 有料区間仮出入口 - 生駒IC/駒場町朝日交差点 - 駒場町向金交差点(生駒ICから国道419号線方面と分岐)
    • 車線数
      • 6車線 : 有料区間仮出入口 - 生駒IC/駒場町朝日交差点(国道155号4車線 + 国道419号2車線)
      • 4車線 : 堤町五月池交差点 - 有料区間仮出入口
      • 暫定2車線 : 豊田西バイパス交点 - 堤町五月池交差点、駒場町朝日交差点 - 駒場町向金交差点
  • 国道419号
    • 開通区間 : 全線
    • 車線数
      • 4車線 : 生駒IC - 平松橋南交差点
      • 暫定2車線 : 平松橋南交差点 - 高浜高架橋
  • 国道247号
    • 開通区間 : 全線
    • 車線数
      • 4車線 : 浜町交差点 - 港本町交差点
      • 暫定2車線(一部3車線) : 高浜高架橋 - 浜町交差点

交差する道路

※ 印のある道路とは立体交差による接続(接続しない交差路線は未掲載)。

豊田北バイパス区間(国道153号)
  • C3 東海環状自動車道豊田勘八IC
  • 豊田市道平戸橋水源線(豊田外環状)
  • 国道153号(現道)
  • 愛知県道348号西中山越戸停車場線(予定)
  • 国道419号(予定)
  • 国道155号(予定)
豊田南バイパス区間(国道155号)
一般有料道路「衣浦豊田道路」区間(国道419号)
国道419号区間
国道247号区間

有料区間

地域高規格道路
一般有料道路
衣浦豊田道路
衣浦豊田道路
国道419号標識 国道419号
路線延長 4.3 km
開通年 2004年(平成16年)
起点 豊田市生駒町東山(生駒IC
終点 知立市新林町茶野
接続する
主な道路
記法
記事参照
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

有料区間の道路名は地域高規格道路名と同じ衣浦豊田道路(きぬうらとよたどうろ)である。同区間の建設は愛知県道路公社によって行われ、開通から2016年(平成28年)9月までは同社によって運営されていたが、同年10月1日より路線運営が愛知道路コンセッションに移管された[1]

当該区間は知立市域を北東から南西に縦貫し、国道1号国道23号国道155号といった幹線道路網や伊勢湾岸自動車道とのネットワークを担う道路として計画された。また知立市内の交通渋滞緩和のため全線が高架構造となり、知立市内を東西に横断する国道1号や名鉄名古屋本線などと立体交差している。これにより国道155号経由と比べ日中約10分、朝夕ラッシュ時は約30分の時短が実現した[2]

中部国際空港や第二東名高速道路(現・伊勢湾岸自動車道)の計画に合わせて急遽有料道路として建設された経緯があり、開業から半年経過した2004年(平成16年)7月末時点の交通量は愛知県道路公社が予想した平均27,867台/日に対して4,627台/日と大きく下回っていた[3]2009年(平成21年)7月から2011年(平成23年)3月までの間、地方道路公社社会実験協議会によって回数券の割引率を30 %に引き上げる社会実験も実施されたが、それによる誘発率(社会実験の実施により道路利用が増えたと推定される交通量)は2.57 %と低く、減少する交通量に一定の歯止めをかけたものの、大きな増加には繋がらなかった[4]

路線データ

  • 起点 : 豊田市生駒町東山(生駒IC
  • 終点 : 知立市新林町茶野
  • 計画延長 : 4.3 km
  • 幅員 : 19.5 m
  • 車線数 : 4車線
  • 設計速度 : 80 km/h
  • 道路建設費 : 235.1億円
  • 料金徴収期間 : 2004年3月6日 - 2034年3月5日[5]

歴史

インターチェンジなど

施設名 接続路線名 起点から
km
備考 所在地
衣浦豊田道路(国道155号豊田南バイパス) 勘八方面
生駒IC 国道155号(豊田南バイパス)(E1A 伊勢湾岸自動車道豊田南IC 0.0 知立方面出入口のみ 豊田市
八橋IC 1.3 知立方面出入口のみ 知立市
牛田IC/TB 国道1号 2.0 本線料金所併設
新林IC 愛知県道298号安城知立線 3.6 豊田方面出入口のみ
(終点) 国道419号 4.3
衣浦豊田道路(国道419号) 碧南方面

通行料金

料金表
車種 車種詳細 料金:単位(円)
全線利用 生駒 - 牛田 牛田 - 新林
普通車 小型乗用自動車
小型貨物自動車
普通乗用自動車
けん引自動車(けん引自動車が軽自動車で被けん引車が1軸)
200 100 100
中型車 普通貨物自動車(総重量8トン未満・最大積載5トン未満・3軸以下)
マイクロバス
けん引自動車(けん引自動車が軽自動車で被けん引車が2軸以上)
けん引自動車(けん引自動車が小型乗用及び普通乗用で被けん引車が1軸)
260 100 160
大型車 中型バス(8トン以上・9 m以下・29人以下)
定期路線バス
普通貨物自動車(総重量8トン以上又は最大積載5トン以上・3軸以下)
普通貨物自動車(総重量25トン以下・4軸)
けん引自動車(小型・普通 + 2軸以上、普通貨物 + 1軸)
370 160 210
特大車 観光バス
普通貨物自動車(4軸以上)
大型特殊自動車
580 260 320
軽自動車 軽自動車
自動二輪車(125 cc超)
160 60 100
軽車両 原動機付自転車(50 cc超125 cc以下) 20 10 10

※ 通行できない車両:小型特殊自動車、50 cc以下の原動機付自転車、軽車両(自転車を含む)

ETCは利用できない。

ギャラリー

脚注

注釈

  1. ^ 計画路線のうち、事業着手に向けて、都市計画決定手続き、環境影響評価手続き、予備設計等を進める区間。
  2. ^ 計画路線のうち、ルート選定、整備手法、都市計画、環境影響評価等の調査を進める区間。

出典

  1. ^ 愛知県有料道路運営等事業(有料道路コンセッション)について - 愛知県
  2. ^ 「遠く」を「近く」へ変える道「衣浦豊田道路」、とよたcci.mail 豊田商工会議所だより、2005年4月号、豊田商工会議所
  3. ^ 平成16年知立市議会9月定例会会議録 9月9日(木)第2号 - 知立市議会
  4. ^ a b 料金引下げ社会実験の実施結果について(愛知県道路公社の有料道路) - 愛知県
  5. ^ 公共施設等運営権の設定について”. 2020年8月23日閲覧。
  6. ^ 地域高規格道路、愛知県建設部道路建設課
  7. ^ 愛知県道路公社(編)『愛知県道路公社設立30周年記念誌』愛知県道路公社、2002年、51頁。 
  8. ^ 刈谷市議会史 第二巻(本編)、刈谷市議会、2015年、177頁
  9. ^ 愛知県有料道路運営等事業 公共施設等運営権実施契約の主な内容』(プレスリリース)愛知県道路公社、2016年8月31日http://www.aichi-dourokousha.or.jp/wp-content/uploads/2016/08/2-gaiyou-shuusei.pdf2016年9月9日閲覧 

参考資料

関連項目

外部リンク