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Googleデータセット検索Googleの研究者向けの、自由に利用可能なオンラインのデータを探すための検索エンジンである[1]

データセット検索は2018年9月5日に、科学者データジャーナリストを対象にベータ版としてリリースされ、2020年1月23日に正式リリースされた[2]

また、データセット検索は、学術研究論文の検索に特化したGoogle Scholar補完するものである[3]

特徴

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データセット検索はデータの種類(画像や文章など)によって検索結果を絞り込むことができる。また、スマートフォンからも利用可能である。[2]

技術

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データセット検索はschema.org コンソーシアム英語版の定める標準に従ってメタデータを処理するデータセット提供元に高度に依存している。[4] Google AI blogによると、

Googleの検索エンジンがschema.org/Datasetマークアップのウェブページを処理する際は、データセットのメタデータが存在することを認識し、その構造化されたメタデータをもとに、ページ内のそれぞれの注釈に関する「レコード」を作成します。schema.orgを使用することで、開発者はこの構造化情報をHTMLに埋め込むことができ、ページの外観に影響を与えることなく、情報の意味をすべての検索エンジンに可視化することができます。

バージョン

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データセット検索は2018年9月5日に、ベータとしてリリースされた。[6] 2020年1月23日に正式にリリースされた。[2]

出典

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  1. ^ Castelvecchi, Davide (2018-09-05). “Google unveils search engine for open data” (英語). Nature 561 (7722): 161–162. Bibcode2018Natur.561..161C. doi:10.1038/d41586-018-06201-x. ISSN 0028-0836. PMID 30206390. 
  2. ^ a b c Noy (23 January 2020). “Discovering millions of datasets on the web”. The Keyword. 18 June 2020閲覧。
  3. ^ “Google launches new search engine to help scientists find the datasets they need”. The Verge. https://www.theverge.com/2018/9/5/17822562/google-dataset-search-service-scholar-scientific-journal-open-data-access 2018年9月7日閲覧。 
  4. ^ Google. “FAQ - Structured data markup for datasets”. Search Console Help. Google Inc.. 20 June 2020閲覧。
  5. ^ Building Google Dataset Search and Fostering an Open Data”. Google AI blog. 20 June 2020閲覧。
  6. ^ Noy (5 September 2018). “Making it easier to discover datasets”. The Keyword. 27 June 2020閲覧。

外部リンク

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