センディル
センディル(Senthil、1951年3月23日[1][2] - )は、インドのタミル語映画で活動する俳優、コメディアン[3][4]。1980年代から1990年代にかけてガウンダマニと共にタミル語映画の代表的なコメディアンとして活動した[5][6][7][8][9][10][11]。
センディル Senthil | |
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生年月日 | 1951年3月23日(73歳) |
出生地 | インド タミル・ナードゥ州ラーマナータプラム県ムドゥクラットゥール郡イランジャムボーレ |
職業 | 俳優 |
ジャンル | タミル語映画 |
活動期間 | 1979年-現在 |
配偶者 | カライセルヴィ(1984年-現在) |
生い立ち
編集タミル・ナードゥ州ラーマナータプラム県ムドゥクラットゥール郡近郊の小村イランジャムボーレに生まれる。1984年5月14日にカライセルヴィと結婚して2子(マニカンダ・プラブ、ヘマチャンドラ・プラブ)をもうけている[12]。2008年と2014年に孫娘が生まれている。
キャリア
編集俳優
編集13歳の時に父と仲違いして村を飛び出す[13]。石油販売所で働いた後に個人経営のワイン販売店でウェイターとして働き、俳優に転身してドラマ出演を通してキャリアを積んだ。1979年に『Oru Koyil Iru Dheepangal』で映画デビューするが、公式には1980年公開の『Ithikkara Pakki』がデビュー作とされている[14][15]。その後数年間は端役として活動したが、1983年に『Malaiyoor Mambattiyan』で主要キャストに起用される。ガウンダマニとはコメディ映画で頻繁にコンビ役として共演しており、「タミル語映画界のローレル&ハーディ」として知られるようになった[5][16]。2019年にはテレビドラマ『Rasathi』に出演し、テレビシリーズにも活動の幅を広げた[17]。
政治活動家
編集当初は全インド・アンナー・ドラーヴィダ進歩党(AIADMK)を支持していたが、後にアンマ人民進歩連盟(AMMK)を支持するようになった[18][19]。2017年にS・ゴークラー・インディラの後任としてAIADMKの書記に任命され[20]、その後はT・T・V・ディナーカランの結成したAMMKに合流した。2019年9月に同党の書記に任命されたが[21]、2021年タミル・ナードゥ州議会議員選挙を目前にインド人民党(BJP)に入党した。
フィルモグラフィー
編集- ダルマドゥライ 踊る!鋼の男(1991年) - アーラガッパン
- ヴィーラ 踊るONE MORE NIGHT!(1994年) - ラヴィカーント
- ムトゥ 踊るマハラジャ(1995年) - テーナッパン
- インドの仕置人(1996年) - パンニールセルヴァム
- アルナーチャラム 踊るスーパースター(1997年) - アリヴァラハン
- ジーンズ 世界は2人のために(1998年) - ジュノ
- あっぱたん(2000年) - マニカヴェール
受賞歴
編集年 | 部門 | 作品 | 結果 | 出典 |
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栄誉賞 | ||||
2002年 | カライマーマニ賞 | — | 受賞 | |
タミル・ナードゥ州映画賞 | ||||
1998年 | コメディアン賞 | 『ジーンズ 世界は2人のために』 | 受賞 | [22] |
シネマ・エクスプレス賞 | ||||
1987年 | コメディ俳優賞 | 『Natpu』 | 受賞 | [23] |
出典
編集- ^ Ians (7 May 2016). “I’m perfectly fine, says actor Senthil after death rumours”. 21 March 2018閲覧。
- ^ “எதிர்ப்புகளை எதிர்கொள் - நடிகர் செந்தில் சொல்லாமல் சொல்லும் பாடம் #HBDSenthil”. vikatan.com (23 March 2016). 21 March 2018閲覧。
- ^ “The Hindu : From scratch to success”. www.hinduonnet.com. 6 June 2011時点のオリジナルよりアーカイブ。21 March 2018閲覧。
- ^ “My journey as a comedian has been long and lovely”. The Indian Express. 21 September 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月10日閲覧。
- ^ a b “Goundamani will always be my favourite comedian: Senthil”. The New Indian Express. オリジナルの21 June 2019時点におけるアーカイブ。 2024年6月10日閲覧。
- ^ “Actor Senthil joins AIADMK”. The Hindu. (2 February 2006) 21 March 2018閲覧。
- ^ “Senthil to play lead role”. The Hindu. (3 December 2007) 21 March 2018閲覧。
- ^ “Andipatti witnesses 'star wars'”. The Hindu. (5 May 2006). オリジナルの11 October 2020時点におけるアーカイブ。 21 March 2018閲覧。
- ^ “Shot in the old world charm”. The New Indian Express 19 November 2023閲覧。
- ^ “Goundamani presides Senthil's son marriage!”. 7 July 2012時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月10日閲覧。
- ^ “Tamil Cinema News – Tamil Movie Reviews – Tamil Movie Trailers – IndiaGlitz Tamil”. indiaglitz.com. 23 March 2017時点のオリジナルよりアーカイブ。21 March 2018閲覧。
- ^ “Namma Veetu Kalyanam 10/25/14”. Vijay TV. 30 October 2014閲覧。
- ^ “அண்ண்ணே.... கவுண்டமணி அண்ண்ணே...! - உருகும் செந்தில்”. vikatan.com (30 November 2016). 21 March 2018閲覧。
- ^ “From scratch to success”. The Hindu (2001年6月8日). 11 October 2020時点のオリジナルよりアーカイブ。21 March 2018閲覧。
- ^ “In 2016, who's still watching Senthil, Goundamani comedy on Youtube most”. The News Minute (19 October 2016). 21 September 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月10日閲覧。
- ^ “‘Koundamani and I may pair up again’ - Times of India”. indiatimes.com. 21 March 2018閲覧。
- ^ “Sun TV's new serial titled as Rasathi”. The Indian Express. 21 September 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。20 September 2019閲覧。
- ^ “Former Tamil actor to campaign for AIADMK”. India TV (31 March 2012). 3 July 2018時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月10日閲覧。
- ^ “மக்கள் விரோத ஆட்சி நடத்தும் ஓபிஎஸ், ஈபிஎஸ்க்கு வாக்களிக்காதீர்கள் – நடிகர் செந்தில்!”. Times of India Samayam. 11 October 2020時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月10日閲覧。
- ^ “Comedian Senthil is TTV Dhinakaran party's organising secretary”. Deccan Chronicle. 16 September 2017時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月10日閲覧。
- ^ “ACTOR SENTHIL GETS A NEW POLITICAL ROLE!”. India Glitz (13 September 2019). 21 September 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月10日閲覧。
- ^ “Film awards announced”. The Hindu (18 July 2000). 23 March 2012時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月12日閲覧。
- ^ “Cinema Express awards for 1986”. The Indian Express: pp. 3. (27 February 1987) 2024年6月12日閲覧。