The Consistent Pursuit of Gains in Protection
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アライの拘り
弊社、株式会社アライヘルメットは創業以来、経営者自身がライダーであり、実際の事故において、少しでもお客さまの頭を護りたいとの強い信念でヘルメットを作って参りました。
奇策は通じない、近道も無い、今までそして将来も続く地道なアップデート。それらの仕組みや構造はヘルメットの目に見えない部分で手がかかっている為、機械生産では実現出来ません。
だから、アライの名を冠するヘルメットであるには、機械による大量生産では無く、その信念を共有する社員により護る性能の違いを日々積み重ね、想いを込めた手作業を中心として私達自身が納得出来る製品を生み出す必要がある。という拘りを持っています。
ただし、その拘りを貫くには、どうしても日々の生産数に限りがあります。ただ、「一つでも多くのヘルメットを製造し、一人でも多くのお客さまをお護りしたい」ということが全社員の偽らざる思いです。
これからも「お客さまの頭をお護りすること」が我々の使命との想いでヘルメットを作り続けて参ります。
外部資本に依存せず売上を投資家から求められないアライだからこその拘りです。
何卒ご理解の程、よろしくお願いいたします。
株式会社アライヘルメット
納期に関するお知らせ 22年3月更新【※次ページに移動します。】
納期に関するお知らせ
アライのプロテクションには違いがある。それを実感いただいているからでしょうか、引き続き世界各国から多くのご注文を頂戴しており大変感謝しております。
現在、ご注文いただきました製品モデル毎に、想い入れを持ったアライの造り手達を振り分け、社員一丸となって生産に努めておりますが、モデル、デザインによりましては、さらにお客様をお待たせしてしまっております事、心よりお詫び申し上げます。
限られた生産体制で、ひとつ、ひとつのヘルメットへ心を込めてつくることを心掛けております。何卒ご理解とご容赦のほど、よろしくお願い申し上げます。
1. 受注分の生産状況につきまして
既にご注文頂いている製品に関しまして、数ヶ月〜半年間の納期となっている製品もございます。
2. 今後ご注文の生産につきまして
既にご注文頂いている製品に関しまして数か月の納期を目途に生産しておりますが、モデルによっては半年以上お待たせしてしまう場合もございます。ご予約など頂く際には販売店に今一度、状況をご確認下さい。よろしくお願いします。
3. カタログ掲載、新発売予定デザインのヘルメットにつきまして
今年予定されている新デザインのヘルメットですが、既に発売されておりますデザインのご注文と合わせ生産を進めておりますことから、一部のデザインは時期未定とさせていただいております。楽しみにされているお客様へ心よりお詫び申し上げます。なお、発売が決まり次第、発表させていただきますので、今しばらくお待ち頂きますようお願いいたします。
※基本情報となりますので、一部例外がございます事ご了承下さい。
アライの拘り【※前ページに移動します。】
information
products
RX-7X SRC
アライ独自の最先端技術から生まれたカーボン・コンポジット製法。次世代航空宇宙技術のために開発された、最新の超高性能特殊カーボンファイバーを採用。特別な手法により丁寧に積層して形成、F-1で培った積層技術を応用し、数多くの試作と改良を繰り返して誕生しました。
araiR&D
安全最優先
現実の衝撃に対処するために何をしたらいいのか、全てを解決できる回答はありません。
それだけに、できることを一つ一つ探りあてながら、追求する姿勢を持ち続けること。アライは創業者以来、オーナーがライダーであり、ライダーの心を知っています。オートバイは、リスクをコントロールすることに挑戦することを楽しみとする趣味です。だからこそ、プロテクションの後退を許すことはできません。
since 1950
ぶれない新井
アライの創始者は、オートバイ愛好者で自分の頭を護るために、日本で最初にヘルメットを作りました。当然、当時はヘルメットの安全規格はなく、ライダーの頭を護るにはどうすればいいか、自分で考え、FRP帽体と発泡スチロールの組み合わせという乗車用ヘルメットの原型を作り上げました。
以来、ヘルメット規格を満たすことに加え、さらに頭を護る可能性を高めるために、コツコツと違いを積み上げ続けてきたのがアライの歴史です。
新井理夫からのメッセージ
私たちは、
プロテクションの進化を追求し続けます。
代表取締役新井理夫
限りなく尊い何か
ライダーの皆様へ
どんなヘルメットでも、義務付けられる安全規格の要求は満たすようつくられ、安全性の核となる衝撃吸収の特性も、承認の際には確認されているから、市販されるヘルメットは全て、万一の際は、それなりの役目を果たす。
しかしながら、承認の試験による衝突の速度は、時速30Kmに満たないのも事実だ。現実には、より高い速度で起こる衝突もあり、そこに絡むエネルギーの量は速度の二乗に比例するから、とてつもない大きさになる場合もある。
だから、如何なるヘルメットにも、「このヘルメットの能力を超える衝撃はある」との注意書きがある。それ故、ヘルメットに力の及ばぬ事故が起きても、そのメーカーは責任を問われずに済み、ヘルメットの見直しも無いだろう。
アライの場合、つくるヘルメットでライダーの頭を護ることが仕事と心得るから、展開は異なる。力の及ばぬ事故は、そのヘルメットをつくる人々の心まで痛める。だが、その痛みは、他の誰にも負けない、更なるプロテクションを追うことへの熱源になる。アライがアライであり続ける源泉は、ここにある。
加えて、その取り組みから学んだのは、「大きな衝撃も、表面を滑らせてかわし、ヘルメットの中に入れなければ、可能性は残る。」との原理であった。アライではそれを‘かわす’ 処理と呼び、その性能の強化に取り組んで来た。だが、対する相手は、何処から何が来るか分らない現実の衝撃であり、万能の策などは無かった。
とは言え、何もせずにはいられない。だから、衝撃の吸収に加え、‘かわす’に関わる多種多様な要素一つ一つにも目を向け、より高い護りにつながる余地を見付けては、改善を重ねていたら、それらの総合であろう。驚くような性能を備えるヘルメットに育った。本物と誇れる頭の護りは、こうして生まれた。
更に言う。積み上げた頭の護りに向けた改善も、その多くは目に見えるセールスポイントにはなり難く、製造のコストも嵩む。だが、多種多様なそれらが集積を得ると、その総合は、驚くような働きをも見せる。その現実を繰り返し目にして、これこそが道と信じるから、アライは、その積み上げを続けている。
その積み上げで護ろうとするのは、値の付けようもないほど尊い、ライダーの頭と、ライダーを取巻く環境の全てであるから。
代表取締役新井理夫