データスタジオ チームは、データの可視化機能を改善するため、表の明確化やカラフルな数値などの新しい機能をリリースすべく取り組んできました。その主な機能を下記で紹介します。
大きなデータセットの情報を絞り込む必要がある場合は、
ピボット テーブルで標準の表内の行を取得して、その行を列に変換できます。その結果、標準の表ではできない方法で、統計情報やディメンションを再編成したり、データのグループ化や整理を行ったりできるようになります。 また、データポイント間の他の方法では見つけにくい関係を分析するのにもピボットテーブルを役立てられます。
ピボット テーブルの詳細(
スプレッドシートでインテリジェントにピボット テーブルが提案される方法もご覧ください)»
体系的カラーリング機能で特定のデータと色を結び付けることにより、さまざまな可視化データにわたって統計情報やディメンションを簡単に比較できます。新しい可視化データが作成されると、データスタジオで自動的に色とデータが結び付けられ、色とデータのペアがすべてのフィルタやバージョンにわたって一貫して保持されます。 新しいレポートについてはすべて、体系的カラーリング機能が自動でオンになっています。古いレポートにもご自分で体系的カラーリング機能を追加できます。
体系的カラーリングの詳細 »
この図では、表と円グラフの両方で、 Google アナリティクスでサンプリングしたデータを表示しています
(オレンジのインジケーター)。マップチャートは対応していません。
Google アナリティクスでは、正確なレポートをタイミングよく提供するために、データがサンプリングされることがよくあります。Google アナリティクスのシンプルなサンプリング インジケーターがデータスタジオに組み込まれるようになり、サンプリングされたアナリティクス データを含むコンポーネントがすべて表示されるようになりました。
サンプリング インジケーターの詳細 »
項目レポートの編集機能: データスタジオには最近、必要な可視化データを簡単に作成、編集できる新しい機能が追加されました。データソースを行ったり来たりせずに、次の機能を活用して作成、編集することができます。
- 項目名の変更
- 集計タイプ、意味タイプ、日付関数の変更
- 合計と比較しての割合、合計との差、合計からの差の割合をレポート内から統計情報に適用
表内での画像表示機能:
新しい画像機能は、レポートの表内に YouTube 動画のサムネイルや製品画像などの画像を表示するのに便利です。
データ管理機能を使えば、チームごとに各自に関連するアカウントを選択できます。
データ管理機能の更新: データ管理機能を使うと、既存のデータスタジオのレポートに各ユーザーが自分のデータを提供できます。つまり、各ユーザーが自分のアカウントのリストから選択して可視化データに入力できるので、アカウントやユーザーごとに新しいレポートを構築する必要がなくなります。そのため、さまざまな方法でアカウントにアクセスする多数のユーザーに対し、レポートの「テンプレート」を拡張できるようになります。これは代理店や、子会社を持つ企業では重要なユースケースとして利用できます。また、データ管理機能ではアトリビューション 360(TV アトリビューション)と DFP(DoubleClick for Publishers)のデータセットもサポートされるようになっています。
データ管理の詳細 »
以上の新しい機能を使って、引き続き
データスタジオを最大限に活用し、データを駆使していただければ幸いです。
注:
データスタジオは G Suite の公式なサービスでありませんが、現在、
世界中のユーザーに無料でご利用いただいております。