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マーク・ジェイコブス(人物) / Marc Jacobs

1963年、ニューヨーク(アメリカ)生まれの世界で最高にホットでヒップなデザイナー、マーク・ジェイコブス(MarcJacobs)。格子縞のシャツにフローラル・ドレス、アーミー・ブーツのモデルたちをキャットウォークへ送り出した90年代には「グランジの教祖」と呼ばれ、一大旋風を巻き起こした。 小学生のころからデザイナーになる夢を抱いていた。姉からはジーンズに刺繍する方法を、祖母からは編み物を教わった。「シャリヴァリ」でアルバイトをしていた15歳のとき、ペリー・エリスに見出される。当時のエリスの印象を「すごくクールな人だった。ロングヘアで、スーツもタイもなし。ファンキーな服でビッグ・サクセスを手にしたなんて、ぼくも夢が広がった」と、後に語っている。アート系の高校を卒業後、ニューヨークのパーソンズ・スクール・オブ・デザインに入学。 卒業後の85年、「ペリー・エリス」でレディース部門の責任者となり、グランジ・コレクションを発表。パールジャムやニルヴァーナといった音楽の衝撃とノイズを、パターンとカラーで視覚的に表現したコレクションは最高の出来だったが、「ペリー・エリス」にとっては過激すぎた。 94年、31歳の誕生日に『マーク ジェイコブス(Marc Jacobs)』のブランドで初のコレクションを発表。ナオミ・キャンベルやリンダ・エヴァンジェリスタなどのスーパーモデルがノーギャラで出演し、大変な騒ぎとなった。網タイツとミニスカートに、サテンのジャケットやアシッド・グリーンのラバーコートを合わせた、ヨーロッパ的なカラーとシルエット。それがジェイコブスのポスト・グランジ・グラマーだった。 97年には『ルイ・ヴィトン(LouisVuitton)』のクリエイティヴ・ディレクターに就任。『ルイ・ヴィトン』初のプレタポルテを手がける。また手ごろな値段のセカンドライン『マークバイ マーク ジェイコブス(Marc by MarcJacobs)』に着手したのが2001年。流行に敏感な若者たちのマストアイテムとなった。そんなジェイコブスは、これまでに香水やサングラス、アクセサリーから靴まで数多くの製品を発売している。『ルイ・ヴィトン』ではアクセサリー部門を改革し、村上隆らとのコラボレーションで老舗に新風を吹き込んだ。 マーク ジェイコブスに関連する注目コレクション: マーク ジェイコブス 2016-17秋冬プレタポルテコレクション | ニューヨーク マーク ジェイコブス 2016春夏メンズコレクション | ミラノ マーク ジェイコブス 2016リゾートコレクション | ニューヨーク マーク ジェイコブス公式サイト: URL: http://www.marcjacobs.jp/ マーク ジェイコブスに関連するキーワード: マーク ジェイコブス(ブランド名)ルイ・ヴィトン