モードなフォルムが粋!ウィークエンドにも楽しめる、ロエベのスクイーズバッグ(Gen Arai)
ロエベ(LOEWE)の2024年春夏コレクションのルック(上)はまさに今、目指したいお仕事スタイルのお手本です。シャツやジャケットなどベーシックなアイテムを旬なサイズ感とプロポーションで小粋にアップデート。そこに合わせているのが、数多くの人気のバッグシリーズをもつロエベの中でも特に今季注目したいスクイーズバッグ。
ドレープをよせた丸みのあるフォルムと、うっとりとするくらいなめらかなナパレザーが知的でしなやかなムードを放っています。モードなきらめきをプラスするチェーンストラップはハンドキャリーとしてだけでなくショルダーやクロスボディにも調整可能。そして驚くほど軽い!
お仕事バッグというと、どうしてもシンプルで質実剛健なデザインを選びがちですが、スクイーズバッグくらい遊び心あるデザインのほうが「朝、会社に行くのも、仕事の後の遊び時間も楽しくなりそう!」と、個人的には好みです。
上品だけど主張のある存在感は、お仕事バッグとしてだけでなくウィークエンドのおしゃれにも役立ってくれるという魅力も。ここ数年で加速している物価高でブランドのバッグもどんどんと値上がりをしているから、毎日楽しめるというのも「買いポイント」のひとつです。
問い合わせ先/ロエベ ジャパン カスタマーサービス 03-6215-6116
www.loewe.com/
15インチのMacBookが楽々入る、トム フォードの伝説のバッグが待望の復活!(Shunsuke Okabe)
購入してから10年近く、今でも愛用しているトム フォード(TOM FORD)のかつてのアイコン「アリックス」。廃盤になると聞いた時は、思わず色違いのスペアを買いに伊勢丹新宿の店舗に駆け込んだものだ。
いつかまた再販して欲しいと願い続けた想いが通じたのか(?)、2023年秋冬トム フォード自身が最後のコレクションで待望のカムバックを果たした。「アリックス」の魅力といえば、何と言ってもデザイン性と実用性の見事なバランス。41×57.5×3 cmというサイズ感で、15インチのMacBookも楽々収納。それでいてマチのないフラットな構造なので、荷物が少ない時はクルッと丸めてクラッチバッグのように持つことができる優秀さ。新作で登場したのは、ウォッシュ加工を施したデニムをパッチワークであしらった大胆なデザイン。トム フォードらしいグラマラスなゴールドのジップのディテールも美しく、まさに才色兼備と呼ぶにふさわしい名品だ。
2024年春夏は、ピーター・ホーキングスによるデビューを飾るコレクション。このバッグを超えるヒットバッグは生まれるのか、今から期待が膨らむ。
問い合わせ先/トム フォード ジャパン 03-5466-1123
www.tomford.com
多用途な持ち方を実現!カスタマイズ風で愛嬌もたっぷりなバレンシアガの「ロデオ」(Kyoko Osawa)
仕事ではシンプルな装いが多いので、お仕事バッグにはちょっぴり主張が欲しい私。そんな中、ランウェイで見た瞬間に欲しい!と思ったバッグが、クラシカルな佇まいと遊び心が見事に融合したバレンシアガ(BALENCIAGA)の「ロデオ」です。
本体は不変的なデザインで、極上のカーフスキンを使用。レザー本来が持つ特性=時間の経過とともに美しい光沢と柔らかさを帯びる自然な完璧さを可視化しているというこの逸品は、その柔らかさ上、シェイプも自由自在。A4書類やPCを入れて優等生風にかっちりと持ったり、くしゅっと小脇に抱えてクラッチ風にアレンジしたりと、平日、週末問わずに持てるのもうれしい限り。ほかにもアコーディオン折りになったマチがスナップボタンで拡張可能だったり、裏側には2つの連結したフラットポケットがあしらわれていたりと、至れり尽くせりな仕様になっています。
今回ピックアップしたコレクターバージョンは、まるで自分でカスタマイズしたかのようなチャームがなんとも愛らしい装飾。24時間365日リアルに使えるデザインでありながら、一生手もとに置いておきたくなるアートのような名品は、投資価値あり!と言えそうです。
問い合わせ先/バレンシアガ クライアントサービス 0120-992-136
www.balenciaga.com
アーカイブから進化したミュウミュウ(MIU MIU)の万能バッグ(Yui Sugiyama)
ランウェイでもモデルたちが持っていて注目を浴びたミュウミュウ(MIU MIU)の「アバンチュール」バッグ。アーカイブからインスパイアされたデザインは、軽量化され、機能性がアップしているが嬉しいポイント。
サイズも高さ31cm x 幅40cm x マチ13cmとパソコンがすっぽり入ることはもちろん、ショートトリップでも大丈夫な大容量サイズが魅力的。エレガントからカジュアルなスタイルにもマッチする、柔らかい上質なナッパレザーと万能ブラックカラーでオンオフともにヘビーロテーションになりそうです。
問い合わせ先/ミュウミュウ クライアントサービス 0120-451-993
www.miumiu.com/
いつか手に入れたい!フィービー ファイロの横型トートバッグ(Mayumi Numao)
2023年11月に始動したブランド、フィービー・ファイロ(PHOEBE PHILO)は、トレンドに関係なく時代を超越したアイテムをオンラインのみで販売中。配送はイギリス、ヨーロッパ、アメリカのみと限定されているため、私はブランドから定期的に届くニュースレターを指をくわえて見ている状態です(笑)。かなりスペシャルな価格帯のため、憧れの相棒バッグではあるけれど、願わくば手に入れたいのが「MEDIUM KIT CABAS」。シンプルな横型のトートバッグは、パソコンを収納しやすく、マチ幅も13.5cmと広めなので、仕事帰りのジム通いのためのトレーニングウェアもスッキリ収まりそう······と手に入れる妄想は膨らむばかりです。
機能性抜群の3WAYバッグ(Saori Yoshida)
荷物が多い私にはぴったりな汎用性の高い3WAYバッグをジル サンダー(JIL SANDER)で発見。さりげないスパイラルステッチにメイヤー夫妻の美学を感じられるエレガントな印象のバッグは、13インチのMacBookもすっぽりと入る大容量。ショルダーストラップはもちろん調節可能で、クロスボディとしても、ショルダーバッグとしても使える高い機能性が魅力的。また、ビジネスシーンには嬉しい控えめな「Jil Sander」のエンボスロゴもこのバッグのグッドポイント。季節を問わず使える色とデザインなので、1年を通して私の相棒になってくれそうです。
「荷物がたくさん入るものがいい、でもモードで美しいのは絶対条件」という難しい希望を叶えてくれる「ヴァーティゴ トート」を私のワードローブに迎え入れることを夢見てお仕事に勤しみたいと思います。
問い合わせ先/ジルサンダージャパン 0120-919-256
www.jilsander.com