街全体を美術館に見立てアートを楽しむ「六本木アートナイト」。夜の時間帯に実施されるプログラムも用意しているのが特徴で、13回目の開催となる今年は「都市とアートとミライのお祭り」をテーマとし、六本木エリアの美術館、文化施設、公共スペースを舞台に、約30組のアーティストによる約40のプログラムが実施される。
髙橋匡太が手がける参加者が花のかたちをした光る浮き輪を身に着けて六本木を練り歩くパレード「ポンギリング ーひかりの花のパレードー」や、アトリエ シスによる光と音を使った没入型インスタレーション「エフェメラル コレクション」、六本木ヒルズを象徴する巨大な蜘蛛の彫刻《ママン》で知られる、ルイーズ・ブルジョワの個展など見どころは尽きない。また新たな試みとして、注目アーティストの作品を各所で展示する「RAN Picks」と、特定の国・地域に焦点を当てる「RAN Focus」を実施。今回は、台湾のアーティストにフォーカスする。
六本木の街全域をフィールドにした、年に一度のアートのお祭りにぜひ参加してみては。
六本木アートナイト2024
会期/9月27日(金)~29日(日)
場所/六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、21_21 design sight、国立新美術館など
入場料/無料 (一部プログラム・美術館企画展は有料)
https://www.roppongiartnight.com/2024/
Text: Aya Hasegawa