心からお慶び申し上げる
悠仁親王殿下におかれては6日に18歳になり、ご成年を迎えられた。お健やかに成長されたことに一国民として心からのお慶(よろこ)びを申し上げたい。この日を迎えて甦(よみがえ)るのは、男子皇族がご誕生になられたとの知らせに接した時の畏怖にも似た驚きと感激である。
平成18年1月20日、小泉純一郎首相は41年間皇室に男子皇族のご誕生がない状況を受け、前年11月の「皇室典範に関する有識者会議」の報告書に従って、「女系天皇容認」「第一子優先」の皇室典範改正案を国会に提出すると明言した。前年の郵政民営化を争点とした総選挙の結果、男系維持に熱心だった議員の多くが自民党を追われ、あるいは落選していた。