主催
全国映画感想文コンクール実施委員会
後援
文部科学省、全国都道府県教育委員会連合会、一般社団法人日本映画製作者連盟、一般社団法人日本映像ソフト協会、
一般社団法人外国映画輸入配給協会、全国興行生活衛生同業組合連合会
協賛
アマゾン・ジャパン合同会社、ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社、一般財団法人映画倫理機構、NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社、
株式会社 KADOKAWA、松竹株式会社、TC エンタテインメント株式会社、東映ビデオ株式会社、東宝株式会社、東和ピクチャーズ株式会社、
ブルーレイディスク アソシエーション、株式会社ポニーキャニオン、有限会社 MASTER MIND
武蔵野興業株式会社、株式会社メイジャー、株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービス、映画ランド株式会社、株式会社エスピーオー、
株式会社近代映画協会、株式会社チネチッタ、東宝芸能株式会社、ニューセレクト株式会社、公益財団法人ユニジャパン
「映画感想文コンクール」が「映画と育む、コトバとココロ。」をスローガン に今年も開催されます。2024年に観た映画であれば、映画館、DVD・ブルー レイ、配信、TV 放送など、どこで観ても、だれと観ても、どんな映画でもかまいません。映画を観て、感じたこと、思ったことをみんなに伝えましょう。
私が映画を好きになったきっかけは、映画を通していろいろな人とコミュニケーションが出来ることを体験したからです。映画館のスクリーンに映し出される映像には、ストーリーだけではない豊かな世界が存在しています。映画を観て何を感じたか、どの場面が印象に残ったか、まずは子どもたちに映画を観た時に感じたものを素直に受け取ってほしいと思います。迫力のある映像に驚いたり、物語に感動して涙が出たり、登場人物の行動がおかしくて笑ったり。映画は様々な感情や感動と出会えます。それ以外にも、ビルや海や森など普段の生活で見ている自然や町の風景が映画で観ると全く違うように感じられたり、ある映画の登場人物の行動に共感したり、逆に自分ならそんなことはしないのにと思うような行いをすることもあるでしょう。
そんな映画で感じたことを言葉にしてみることも、映画の楽しみの一つです。映画は「観て終わり」ではなく「観てからも面白い芸術」です。映画で感じたことを感じたまま言葉にしてみましょう。そして、「私はこう感じた」と家族や友達に話してコミュニケーションを取ってほしいです。なぜなら、映画を観て感じたこと印象に残ったことは、人によって違うこともあるからです。映画が描く豊かな世界を体験しながら、子どもたちが自分自身の感性の豊かさ、他の人たちの多様な考え方に気づかされる。映画の感想を書く中でそんな気づきが得られることでしょう。
田村 順也(たむら・じゅんや)/文化庁参事官(芸術文化担当)付芸術文化調査官
2023年4月より文化庁で日本の映画文化振興を図る施策に従事している
応募方法
応募受付期間
2024年7月1日(月)~ 2024年9月17日(火)
9月17日(火)消印有効
下記宛先まで郵送してください。
応募資格および文字数
【小学校】
低学年の部 1~2年生:400字以内
中学年の部 3~4年生:800字以内
高学年の部 5~6年生:800字以内
【中学校の部】
1~3年生:1,200字以内
ダウンロード
提出先
〒279-0024
千葉県浦安市港69番 (アライプロバンス浦安内)
イシカワコーポレーション浦安センター内
「映画感想文コンクール」事務局
応募方法
■個人応募
個人で応募される際は『応募票(生徒用)』を原稿用紙に添付のうえお送りください。
■団体応募
学校や学童など団体で応募される際は、各生徒の感想文に『応募票(生徒用)』を添付し、ご担当先生が記入した『団体応募票』と一緒にお送りください。
提出時の注意点
- ①『応募票』『団体応募票』の内容は審査時、入賞内定の通知や受賞者発表、賞状の制作などに使用します。漏れのないように、正確にご記入ください。
- ②応募書類に記入漏れなどがある場合、受付できないことがありますのでご注意ください。
- ③応募頂いた感想文は返却いたしません。必要に応じてコピーなどおとりください。
- ④応募票に記入された感想文題名・映画名および氏名・学校名・学年と入賞作品を含むすべての応募作品は主催者の刊行物やwebサイトのほか、テレビ、ラジオ、雑誌、書籍、教材、店頭POP、出版物等各種媒体で使用・公表することがあります。ご了解のうえ、ご記入ください。
賞について
全国大会
グランプリ・・・
各部門1名(計4名)
優秀賞・・・
各部門5名(計20名)
特別賞
- SDGs特別賞
- 1名
- 映倫・次世代映画賞
- 全部門から計4名
- 全国映画館特別賞
- 各部門1名(計4名)
- ブルー きみは大丈夫賞
- 1名
- ライオン・キング賞
- 1名
- PERFECT DAYS賞
- 10名
- プライム・ビデオ賞
- 1名
- ゴジラ賞
- 1名
- 寅さん賞
- 30名
- ウィッシュ賞
- 1名
- NBCユニバーサル賞
- 1名
- TCエンタテインメント賞
- 1名
- 東映ビデオ賞
- 1名
- ポニーキャニオン賞
- 1名
団体賞
- 最優秀賞
- 1校
- 優秀賞
- 複数校
- 団体参加賞
- 10名以上で応募の団体
2025年4月 発売予定『キネマ旬報5月号』
※各賞、入選された方、団体にはおってご連絡いたします。
ダウンロードできるもの
応募の際に必要なもの
児童・生徒への事前授業や
配布物としてご使用ください。
応募票(児童・生徒用)
必要事項をご記入のうえ原稿用紙に添付しお送りください。個人応募・団体応募どちらの場合でも必要です。
- ダウンロードする(Excel)
- ダウンロードする(PDF)
- ※Excelは記入例・解説付き
団体応募票
団体応募の際に使用します。必要事項を記入し、『応募票(生徒用)』を添付した各感想文と一緒にお送りください。
- ダウンロードする(Excel)
- ダウンロードする(PDF)
- ※Excelは記入例・解説付き
映画を観る・感想文を
書く時のお役立ちコンテンツ
推奨作品
ブルー きみは大丈夫賞
対象作品
孤独な少女と、子供にしか見えない
不思議な“もふもふ”ブルーの、
心温まる夢と感動の物語が幕を開ける
小さい頃、おままごとや一人遊びで一緒に遊んだ空想の友達が、もしも本当に存在して、今でもあなたのことをずっと見守ってくれているとしたら...母親を亡くし、心に傷を抱えた少女のもとに、子供にしか見えない不思議な“もふもふ”ブルーが現れる。子供に忘れられてしまったブルーは、もうすぐ消えてしまう。二人の出会いに、彼らの運命を変える奇跡が待ち受ける。
ライオン・キング賞
対象作品
王様になるのを待ちきれないライオンの子が、“サークル・オブ・ライフ”の中で自分の居場所を見つける。アカデミー賞®に輝いた、時を超えて心に響き続ける素晴らしい音楽と、“家族”そして“生命”への限りない愛を描いた感動のストーリー。
世界中で愛され続けているディズニーの傑作が、フルCGによる驚異の“超実写版”で甦る。「サークル・オブ・ライフ――命のつながり」をテーマに、世代も国境も超えて、すべての人の心に響く唯一無二の感動エンターテイメント!
ディズニー映画全世界No.1ヒット作『ライオン・キング』シンバの父ムファサ王の〈始まりの物語〉が、ついに明かされる。約束の地を目指す彼らを待ちうける、驚くべき真実とは──? 魂を揺さぶるキング・オブ・エンターテインメントの幕が上がる!
PERFECT DAYS賞
対象作品
こんなふうに生きていけたなら
東京・渋谷でトイレ清掃員として働く平山の静かな日常を追いながら、人生の豊かさ、切なさ、愛おしさをエモーショナルに描き出す。第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にてワールドプレミアされ、役所広司が最優秀男優賞を受賞した話題作。映画企画の発端となった「THE TOKYO TOILET」プロジェクトと渋谷区内17カ所の公共トイレの意匠が世界的に注目された。
プライム・ビデオ賞
対象作品
NASAの宇宙飛行士、ホセ・ヘルナンデスの実話に基づいた物語『ミリオン・マイルズ・アウェイ〜遠き宇宙への旅路〜』は、メキシコの出稼ぎ農民の家に生まれたホセ と彼の家族を追いかけ、ホセが勤勉な両親、親戚、教師たちのサポートや自身の決意と絶え間ない努力の結果、実現不可能と思われた子供の頃からの夢である宇宙飛行士になりスペースシャトル乗組員になるまでの数十年を描く感動の物語です。
世界的なスーパースター、セリーヌ・ディオンが人生を左右する病気と闘う姿を、アカデミー賞®&エミー賞ノミネートの監督/プロデューサーが、生々しく飾ることなく描いたドキュメンタリー。彼女のファンへのラブレターでもあるこの感動的なドキュメンタリーは、彼女の人生を導いてきた音楽に焦点を当てると同時に、彼女の力強さ、そして人間の精神の回復力の強さも描いています。
ゴジラ賞
対象作品
(アニメシリーズ3作、
ハリウッドシリーズ5作も含む)
ゴジラ70周年記念作品として製作された「ゴジラ-1.0」は第96回アカデミー賞®視覚効果賞をアジア映画として史上初受賞。特撮技術の高さを世界中に知らしめた。そんな世界に誇るモンスター“ゴジラ”が「映画感想文コンクール」に再上陸!1954年公開の「ゴジラ」に始まり、ハリウッド版や、アニメシリーズなどを含め、劇場公開作全38作品が対象となる「ゴジラ賞」。副賞としてゴジラ関連グッズがもらえる。
寅さん賞
対象作品
祖父母・親・こども〜家族全員で
笑ったり、泣いたり...
みんなで一緒に観てワイワイ楽しもう!
日本中を笑いと涙で包み込んだ「寅さん」こと車寅次郎(渥美清)の国民的人気コメディ映画シリーズ。悩みの多い“今”を生きる私たちの背中を、温かくて優しい寅さんがそっと押してくれるはず。日本全国でロケ撮影が行われているので、50本の中にあなたの住む街が登場しているかも...!?1969年の第1作劇場公開から55周年の8/27には、親子を対象とした特別上映会も開催!
劇場公開作品
映画館には感動がつまっています。
さあ映画館の扉を開けてください!
そして、その感動をぜひ感想文に―
NBCユニバーサル賞
対象作品
TCエンタテインメント賞
対象作品
そのほかの推奨作品
映倫・次世代映画賞 対象作品
このほか「次世代への映画推薦委員会」、「年少者映画審議会」にて
これまでに選出された全作品が
【映倫・次世代映画賞】
対象作品となります。
「そらのレストラン」「今日も嫌がらせ弁当」「長いお別れ」「北の果ての小さな村で」「パリに見出されたピアニスト」
「今さら言えない小さな秘密」「ラストレター」「恐竜が教えてくれたこと」「最高の花婿 アンコール」「さよなら、ティラノ」
「ヒトラーに盗られたうさぎ」「ジョゼと虎と魚たち(アニメ)」「ブータン 山の教室」「僕が跳びはねる理由」「カラミティ」
「ミュジコフィリア」「リクはよわくない」「シチリアを征服したクマ王国の物語」「クレッシェンド 音楽の架け橋」
「アンネ・フランクと旅する日記」「マイスモールランド」「さかなのこ」「凪の島」「金の国 水の国」「丘の上の本屋さん」
「不思議の国の数学者」「ウィシェフ!」「キャロル・オブ・ベル家族の絆を奏でる詩」「世界のはしっこ、ちいさな教室」
「ダンサーイン PARIS」「52 ヘルツのクジラたち」「リトル・エッラ」「水深ゼロメートルから」など。
詳細は映倫(一般財団法人映画倫理機構)の公式ホームページをご覧ください。
スペシャルプログラム2024
SDGs特別賞
映画感想文コンクールでは、
スペシャルプログラム2024として
SDGs特別賞を設定します。
貧困・差別・ジェンダー・環境など現実にも起こっている問題を
映画を通して考えてみましょう。
SDGsってなんだろう? 17の目標ってどんなこと?みんなで調べてみよう!
⇒ SDGs CLUB (日本ユニセフ協会)
映画選びに迷ったら以下の映画を参考にしてください。
興味のある作品を気軽に選んでもらい、映画から感じたことを自分なりに考えてみる。
そして考えたことが、世界が目指そうとしているSDGs「17の目標」にあてはまるのか確認してみると面白いと思います。
そして、それを感想文にまとめてみましょう。
『リトル・ダンサー』のスティーヴン・ダルドリー監督による人間ドラマ。ゴミを拾って生活する少年たちがひとつの財布を拾ったことから起きる奇跡の物語。
美しい海と、その海に選ばれ愛されたひとりの少女の心の成長を圧巻の歌と映像で描いた感動のファンタジー・アドベンチャー! 漕ぎ出そう、あの波の向こうへ。
ふたりの距離は 近くて、遠い。 正反対のふたりの心が触れ合う時、色鮮やかな奇跡が起こる――。ひとりでは気づけなかった、自分の可能性と出会う物語。
東日本大震災での福島第一原発事故を描いたドラマ。巨大地震とそれによる津波に襲われた発電所に留まり、最悪の事態を避けるため現場の作業員は原子炉の制御に死力を尽くすが…。
史上初の黒人メジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンの半生を描いたドラマ。多くの理不尽な仕打ちにも屈することなくプレーする姿が、次第に批判的な周囲の人々をも変えてゆく。
© 2014 Favela Films Limited, Universal Pictures Production GmbH and 02 Producoes Artisticas E Cinematograficas Ltda. All Rights Reserved.
© 2024Disney © 2024 Disney/Pixar © 2020「Fukushima 50」製作委員会 © 2014 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
映画感想文の書き方
どんなことを
書いたらいいの?
映画感想文では、以下の3点について書いてみましょう。
また、これらのことを一緒に映画を見た人と話し合ってから書いてみると、
一人で考えるよりイメージが広がりやすくなるでしょう。
- その映画のどんな場面が心に残ったのか。
- 登場人物の言動や生き方から、自分の生活を振り返り、どんなことを考えたか。
- これからの自分の行動や生き方に、影響したことは何か。
どんな順序で
書いたらいいの?
- 感想文を書く映画を決める・・・こんなポイントがあると書きやすいよ。
<書きやすい映画>
- 自分と同年代の主人公である
- 自分が◯◯だったら…と考えたい登場人物がいる
- 自分の普段の生活を振り返るきっかけがある
- 心に残った場面を探す。
- どうしてその場面が心に残ったのかを考える。
- 登場人物(主人公)の行動から自分の生活を振り返る。
- これからの生活に役立てたいことを考える。
- 2~5について、メモ書きしてみる。(できれば色分けするとわかりやすい)
- 同じ映画を見た人とメモを元に話し合ってみる。(考えが同じ?違う?)
- メモの中から書きたい事を選び、書く順に並べてみる。
- メモを元に、書いてみる。
書いたらどうするの?
書いた文章は,次の点に気をつけて自分で読み直してみましょう。
- 誤字、脱字がないか。
- 自分の生活を振り返ったり、考えを書いたりしているか。
- この映画から自分の生活に役立てたいことを書いているか。