ウェルビーイング / Well-Being
Well-Being
ウォーキングが腰痛の再発を防いでくれる:研究結果
腰痛の既往歴がある成人の7割は1年以内に再発を経験するとされている。最新の研究によると、定期的なウォーキングを続けるだけで、腰痛が再発するまでの期間を大幅に遅らせることができるという。
By Ritsuko Kawai
Science
不健康な食生活が、うつ病や不安を引き起こす:研究結果
不健康な食生活が、うつ病や不安障害といった精神疾患を引き起こす可能性があることが、新たな研究で明らかになった。糖や飽和脂肪に偏った食事が脳の前頭前野における灰白質の体積を減少させ、神経伝達の不均衡を引き起こすというのだ。
By Ritsuko Kawai
Well-Being
原因はブルーライトではない? 寝る前のスマートフォン使用を避けるべき本当の理由
スマートフォンの画面が発するブルーライトは入眠を妨げる原因ではないことが複数の研究から明らかになってきている。とはいえ、就寝時のスマートフォンの使用を控えたほうがいい理由はほかにもある。
By Simon Hill
SZ MEMBERSHIP
「ソーシャルメディアは子どもに有害」は本当? ジョナサン・ハイト『不安な世代』をめぐる論争
ソーシャルメディアは子どもにとって有害だが、決定的な証拠を見つけるのは難しい、と心理学者のジョナサン・ハイトは警告する。子どもやテクノロジーに関する個人の見解はどうあれ、デジタルでつながることはいまや子ども時代の一部になっている。
By Steven Levy
Science
電気の力で味を増幅、「エレキソルト スプーン」が味覚の“常識”を変える
微弱な電流によって味を増幅する「エレキソルト スプーン」が5月20日に発売された。減塩食の塩分の量が控えめのままおいしく食べられるという、このスプーン。電気で増幅された味とはいかなるものか、さっそく体験してみた。
By Kazuya Nagao
SZ MEMBERSHIP
子どもたちをスマートフォンから解放することはできるのか?
オフラインで多くの時間や自由を必要とする若者にとって、ソーシャルメディアがよくないことはわかっている。にもかかわらず親たちからは、一致団結してこの問題を解決しようという気概がほとんど見えてこない。
By Jessica Winter
Science
サウナの利用が、うつ症状を大幅に軽減する可能性:研究結果
高温で全身を温める温熱療法がうつ症状を大幅に軽減する可能性が、小規模な臨床試験に基づく予備的な研究結果で示された。つまり、サウナ療法がうつ病に効果がある可能性があるということだ。
By Max G. Levy
SZ MEMBERSHIP
退屈な建築で都市を満たすことがもたらす世界的危機:トーマス・ヘザウィック
麻布台ヒルズを手掛けたことでも知られるデザイナーのヘザウィックは、人々から見放された建物が廃墟と化し、世界各地に大量の建設廃棄物が氾濫していると指摘する。なぜ建築は人々の健康や楽しみを優先するべきなのか、その理由を『WIRED』に語った。
By Rob Reddick
Well-Being
スマートフォンが子どものメンタルヘルスに与える影響は? 正反対の主張から見えてくること
スマートフォンやソーシャルメディアが子どもの心の健康に及ぼす影響について、わたしたちはどう考えるべきなのか。科学的にもはっきりとした結論が出ていないこの問題について、異なる主張が展開される2冊の書籍が出版された。
By Matt Reynolds
Gear
日記を“習慣化”する機能が満載、アップルのアプリ「ジャーナル」の使い方
アップルの日記アプリ「ジャーナル」は、文章だけでなく写真やビデオ、位置情報、ボイスメモなどに対応し、記録する内容のヒントをアクティビティなどに基づいて提案もしてくれる。そんな「ジャーナル」の使い方を解説しよう。
By Brenda Stolyar
Well-Being
休み明け、モチベーションアップのための7つのヒント
休暇を経て、仕事にうまく集中できない? 大丈夫、それはあなただけではない。自分で管理しやすい作業ペースを見つけよう。
By Reece Rogers
Well-Being
「ネットから離れる」ということ。心理学者が語る、ログオフすべきタイミングとは
ニュースやSNSのチェックは、現代社会では欠かせない習慣だ。しかし、時には「スマホから離れるべきタイミングもある」と心理学者は語る。ショッキングなニュースなどの情報に圧倒され、「ドゥームスクローリング」のスパイラルに陥ってしまったとき、私たちはどう対処すべきなのか。
By Thor Benson
Culture
隠れた真実の追求と柔軟な思考をもたらす他者の視点:『WIRED』日本版が振り返る2023年(ウェルビーイング編)
サイケデリクス研究のゆくえや睡眠に関するトピックを中心に、WIRED.jpでよく読まれたウェルビーイング関連の記事をピックアップし、『WIRED』日本版が振り返る2023年(ウェルビーイング編)としてお届けしよう。
By Erina Anscomb
ECO-ANXIETY
「気候不安」がメンタルヘルスの主要な問題になる──特集「THE WORLD IN 2024」
心理学者たちは、気候危機に対する悲嘆や苦悩、心配といった現代の若者たちに共通する感情を、「気候不安」(エコ不安)と名づけている。2024年には、この気候不安が人々のメンタルヘルスにさらなる影響を与えそうだ。
By Tori Tsui
FERTILITY POLICIES
働く女性の妊活を支援する企業文化が醸成される──特集「THE WORLD IN 2024」
2024年には、企業がようやく長期的なキャリア形成と不妊治療のサポートの双方を積極的に推進するようになり、女性スタッフの社会貢献が正当に評価される時代が訪れるだろう。
By Marieke Bigg
Well-Being
新たなフードシステムの共創を加速させる:食の未来を“UNLOCK”した「SKS JAPAN 2023」
国内外のフードイノベーターたちが熱い議論を交わすグローバル・フードテック・サミット「SKS JAPAN 2023」が開催された。第6回となった今年はUNLOCKをキーワードに、リジェネラティブな食の未来に向けてさまざまな可能性が開かれていった。
By Mari Maeda
Science
糖尿病治療薬「セマグルチド」は、心臓疾患にも効果あり? 適用範囲の拡大に高まる期待
2型糖尿病の治療薬「セマグルチド」(商品名は「オゼンピック」「ウゴービ」)に心疾患への効能が期待できることが、臨床試験の結果から明らかになった。すでに肥満治療薬としても注目されているなか新たな効能で承認されれば、心臓病薬としても幅広く使用される可能性がある。
By Emily Mullin
Well-Being
エーザイの認知症薬「レカネマブ」承認はアルツハイマー征服への「やっと一合目」
アルツハイマー病の抗体薬「レカネマブ」が日本でも承認されたことは、患者とその家族や介護者に加え、認知症をめぐる社会の価値観をも変えていくはずだ。このほど大幅に加筆した『アルツハイマー征服』文庫版を上梓したジャーナリスト下山進に訊いた。
By Michiaki Matsushima
Culture
TikTokの新たなトレンドが若者の集中力を奪っている
ふたつの異なる映像を組み合わせるタイプの動画がTikTokで流行っている。「デュエット」機能などを使ってつくられたこれらの動画は、映画のワンシーンを切り抜いた映像を、パンを焼いたり金属を潰したりする動画と並べている。
By Sofia Barnett
Culture
ストロボと電子音楽による幻覚体験がセラピーになる?
長い時間ストロボ光を浴びていると、サイケデリックな幻覚を見ることができる。この現象が解明されれば、将来的に光を使ったメンタルセラピーが開発されるかもしれない。
By João Medeiros