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パリ / Paris

Business

オリンピック開催で加速する「敵対的建築」──パリの現状が映し出す未来

パリ五輪の開催直前、ホームレスが野宿していた橋の下に突然、セメントブロックが設置された。 活動家たちは、このような「敵対的建築」に警鐘を鳴らしており、2028年に開催されるロス五輪では、事態がさらに悪化するのではないかと懸念している。
Science

セーヌ川の惨事? それでも浄化プロジェクトは失敗していない

オリンピックのトライアスロン競技で遊泳後の選手が体調不良になるなど物議を醸すセーヌ川。だがその浄化プロジェクトのゴールは、今後数年のうちにパリ市民が泳げる環境をつくり出すことだ。今回は、その目標達成に向けたひとつの節目に過ぎない。
Security

五輪でにぎわうパリの街では、AIが人々を“監視”している

オリンピックの開催でにぎわうパリの街で、新しい監視システムが物議を醸している。人手では識別できないほど大量の監視カメラの映像をAIのアルゴリズムで分析し、“脅威”を検出するシステムだ。
Gear

パリ五輪で進化するスポーツ放送技術の未来──テレビからオンラインプラットフォームまで

パリオリンピックを前に、放送局や配信プラットフォームは新たな動画形式に対応したり、視聴者が見たいものを探しやすくする機能を追加したりしている。AIを含む新技術が試されていくなかで、うまく機能したものは今後のスポーツ中継や番組にも使われることになるだろう。
Culture

パリ五輪の開会式は、かつてない“新機軸”のパレードになる

パリ2024オリンピックの開会式は、五輪の歴史上で初めて開会式がスタジアムの外で実施される。その会場とはパリの市街地で、セーヌ川をゆく船から“行進”するというものだ。
Science

オリンピック開催を前に、パリ市長がセーヌ川で泳いだ「本当の目的」

オリンピックの開催を控えたパリで、市長のアンヌ・イダルゴがセーヌ川で“泳ぐ”というパフォーマンスをした。「川で泳げるようにする」という市長の目標は水泳競技のための短期的ものではなく、川を抜本的に浄化して再生することにある。
Business

オリンピック需要を狙うAirbnbと、民泊を規制したいパリ市の“勝者”はどちらに?

フランスのパリで民泊規制が強化されているなか、Airbnbはオリンピック需要を取り込むべく攻勢をかけている。“勝利の女神”はどちらに微笑むのだろうか?
Culture

「美しいパリ」の裏にある怒りと一筋の希望を描く:『バティモン5 望まれざる者』監督インタビュー

『レ・ミゼラブル』で高い評価を得たフランスの気鋭の映画監督、ラジ・リ。5月24日に日本で公開される彼の新作『バティモン5 望まれざる者』は、絵葉書のような美しい街として知られるパリの郊外を舞台にした作品だ。労働者階級の移民たちが直面する衝撃的な現実を描いた同作について、監督に訊いた。
Science

ノートルダム大聖堂の火災によって、いまもパリに有毒な「鉛」が飛散している

パリのノートルダム大聖堂が壊滅的な被害を受けた2019年4月の火災によって、付近に安全基準値を大幅に上回る濃度の鉛が飛散していることが明らかになった。建物の屋根に使われていた大量の鉛が原因で、健康に悪影響を及ぼしかねないレヴェルの汚染はいまも続いている。
Culture

火災に遭ったノートルダム大聖堂の「未来」は、遺されたデジタルデータが握っている

ノートルダム大聖堂の火災は世界に衝撃をもたらした。その荘厳なたたずまいは失われ、パリという都市の象徴でもあった歴史的な建物の無残な姿に、人々は言葉を失った。しかし、在りし日の姿を隅々まで捉えたデジタルデータが遺されている。レーザースキャナーによって記録された点群データによって、果たして大聖堂はその姿を取り戻すことができるのか。
Other

「パリを眺める人々」を上から眺めてみた

年間1,500万人もの人々が観光に訪れる街、パリ。セーヌ川からこの街を眺める観光客たちを日々、橋の上から撮影しているフォトグラファーがいる。彼の写真が写すのは、パリの日常のなかに隠された小さなストーリーだ。
Culture

人・街・自然が混ざり合う、モローとクスノキの「フラグメント建築」

昨年結果が発表されたグッゲンハイム・ヘルシンキ美術館のデザインコンペを制した、モロークスノキ建築設計。2011年設立の若き建築スタジオは、なぜ1,700以上の応募者のなかから選ばれたのか。「日常生活と自然」の調和を目指す、彼らの建築ヴィジョンを訊いた。
Business

悲劇の夜、世界では日本も祈られていた:パリ同時多発テロ

日本の多くのひとびとがパリに祈りを捧げていたのと、同じタイミングで「#PrayforJapan」というタグが拡散していたのをご存知だろうか。ジャスティン・ビーバーが言及したとされる、そのデマは瞬く間に世界中に広まった。
Culture

「Peace for Paris」マークの作者が語る、その喜びと困惑:パリ同時多発テロ

赤白青に染まったFacebookのアイコンと同じように、昨晩の悲劇からインターネットを越えて現実世界でも拡散を続けているものがある。みなが知る平和のマークとエッフェル塔を掛け合わせたパリへの祈りを喚起したマークだ。拡がり続けるこのマークを製作したアーティストが語るその内情とは。
Culture

テクノロジーは自然と共生するか? 「NATURE MADE」展

2015年1月にパリで開催されたライフスタイル見本市「Maison & Objet」で、大きな話題を呼んだ展示がある。「NATURE MADE」。テクノロジーと自然とが手を取り合うことで生み出される未知なるプロダクトデザイン。キュレーターを務めたフランソワ・ベルナールに訊いた「ものづくり」の未来。
Culture

パリに出現した「アルマジロ型のビル」:ギャラリー

プリツカー賞を受賞したレンゾ・ピアノの建築事務所が設計したアルマジロ型のビル。建物に挟まれた狭い敷地を有効活用するための設計で、日照問題やプライヴァシーの問題も解決しているという。