メディアアート / Media Art
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編集長からSZメンバーへ:「クリエイティブに、世界をハックせよ」SZ Newsletter VOL.258
なにを、なぜ、いかにハックしたのか?── 今年で12回目となる「CREATIVE HACK AWARD 2024」の作品募集締め切りがいよいよ迫ってきた。世界の見え方を永遠に変えるハックはいかにして可能だろうか? 編集長からSZメンバーに向けたニュースレター。
By Michiaki Matsushima
Culture
ライゾマティクス・真鍋大度が語るPerfumeとの“共創”の軌跡
さまざまな先端技術や舞台演出で知られるPerfumeの結成25周年を記念した展示会「Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡」。彼女たちをテクノロジーとクリエイションで支えてきたライゾマティクスの真鍋大度は、その“魔法”のようなステージをいかにつくり上げてきたのか。これまでの“共創”の軌跡について真鍋に訊いた。
By Takuya Wada
ART
Tokyo Gendai:世界水準のアートフェアは何をもたらすか
7月5日からの3日間、パシフィコ横浜で国際アートフェア「Tokyo Gendai」が開催される。昨年の初開催にしてすでに、国内外のアートコミュニティに大きなインパクトを残した現代アートのイベントが、質量ともにスケールアップ。鑑賞し、交流し、購入する。“世界水準”のフェアならではの体験がここに。
By Satoshi Taguchi
Culture
DNAを月へと打ち上げる!? アートが探求する、死後に「遺すもの」の可能性
サンフランシスコのアーティスト、エイミー・カールは現代におけるデジタルな“死後”(Digital Afterlife)について考察する。それも、人間のDNAを月へと打ち上げる(早ければ2024年の第4四半期に打ち上げ予定)ことによってだ。作品を通じて彼女が表現したいメッセージとは?
By Akihico Mori
Culture
混沌を生き延びる「希望」と「ケア」:欧州と東京をつなぐアーティストたちの集い
人類はケアに満ちた社会を実現できるか? ケアが行き届きにくい辺境の地でも、テクノロジーとアートの力で、支え合うことはできるだろうか? その希望の震源地となったイベント「混沌に愛/遭い!」の様相をレポートする。
By Kazuya Sano
Culture
気候変動に窮するアルプスの山を、美術展に持ちこんだベルリンの建築家たち
2023年は史上最も暑い年だとされたが、今年もその傾向は続く見込みだ。21年の第17回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展、そして24年の札幌国際芸術祭に、気候変動に窮するアルプスの山を届けたベルリンの建築家たちがいる。そのメッセージを、史上最も暑いであろうこの夏に贈りたい。
By Akihico Mori
Culture
再び“開いた”「ポータル」。ニューヨークとダブリン、両側に立ってみてわかったこと
ニューヨークとダブリンの街中に設置され、両都市をつなぐテクノロジー彫刻作品「ポータル」。訪れた人の「不適切な行動」により一時閉鎖されていたが、今週、再オープンした。集まった数百人とともに作品の両側に立った『WIRED』記者2人の体験レポート。
By David Gilbert、Amanda Hoover
Listening Party
応募締め切り迫る:Dos Monosがニューアルバムのリスニングパーティ「ATOM ALONE」(各回1名限定!)を開催
Dos Monosの第二期がいよいよ始動する。その幕開けともなるニューアルバム『Dos Atomos』(5月リリース予定)のリスニングパーティが4月19〜23日、麻布台ヒルズで開催。参加可能なのは各回1名のみというかなり変わった趣向だが、特別な体験となるのは間違いない。応募するならとにかく急ごう。
By WIRED STAFF
Culture
地域社会とともに「ヘテロトピア」としてのアートの可能性を探る:札幌国際芸術祭2024レビュー
雪一色に染まる札幌市の美術館や公園を舞台に、札幌国際芸術祭(SIAF2024)が開催中だ。小川秀明ディレクター(アルスエレクトロニカ・フューチャーラボ共同代表/アーティスト) のもとに集まった10カ国以上、約80組のアーティストは、同映画祭のテーマである「LAST SNOW」にどのような想像力で応えたのか。そのインプレッションをお伝えする。
By Akihico Mori
Culture
「ビット」と「アトム」を“脱構築”するアートな惑星に、ようこそ:金沢21世紀美術館で開催中「DXP(デジタル・トランスフォーメーション・プラネット)」展レポート
金沢21世紀美術館で2024年3月17日(日)まで、展覧会「DXP (デジタル・トランスフォーメーション・プラネット) ―次のインターフェースへ(以下DXP展)」が開催されている。テクノロジーによるグルーヴィーなユートピアとディストピアが混在する惑星・DXPに放り込まれる体験、そのインプレッションをお届けしよう。
By Akihico Mori
Culture
『WIRED』日本版が主催する“名物”クリエイティブアワード、まもなく締め切り!
クリエイティブの可能性を信じてやまない「次代の逸材」をネクストステージへと送り出すアワードとして、2013年から毎年開催されている「CREATIVE HACK AWARD」。多くの問い合わせを受けたことにより、このほど約1週間の応募期間延長が決定した。「われこそは」という方々は、このチャンスをお見逃しなく!
Culture
アートとはジャーナリズムであり、アクティビズムでもある:アルスエレクトロニカ2023 作品解題
「Who Owns the Truth?」をテーマにいよいよ開催されるアルスエレクトロニカ・フェスティバル。世界のアーティストたちはいま何を主題に掲げるのか、各大賞作品・プロジェクトについて、プリ・アルスエレクトロニカ・ヘッドを務める小川絵美子が今年もそこに読み取るべき意図と文脈を解説する。
Culture
“バクテリアのように抵抗する”実験的アートプロジェクトが、若者たちの自律的な社会変革を後押しする
アルスエレクトロニカ2022のインタラクティブ・アート+部門でゴールデニカを受賞した「Bi0film.net」は、香港の雨傘運動に着想を得たコミュニケーションシステムによって、有機的で流動的なコミュニティと抵抗の形を示している。
By Saki Hibino
Culture
“プラネットB”から考えるわたしたちの新世界:アルスエレクトロニカ2022主要作品を振り返る
世界的なメディアアートの祭典「アルスエレクトロニカ・フェスティバル」は、社会の根底にある変化の兆しをアートを通してすくい上げてきた。今年のプロジェクトが本格始動するこのタイミングで、プリ・アルスエレクトロニカのヘッドを務める小川絵美子に2022年の作品から見えたビジョンについて訊く。
By Saki Hibino
Culture
誰も気付いていない「社会の隙間」を、クリエイティブはいかにして埋めていけるのか?:齋藤精一(パノラマティクス)×渡邊信彦(Psychic VR Lab)対談
2022年、文化庁メディア芸術祭がその25年に及ぶ歴史に幕を下ろした。「役割を終えた」というコメントとともに。今後、従来の概念にとらわれない、既存のカテゴリーには当てはまらないクリエイティブを受け止め、称揚する場はどこになるのか。相対的に役割が増した(かもしれない)2つのアワード──CREATIVE HACK AWARDとNEWVIEW AWARDS──の今後を見据え、それぞれのアワードを代表して齋藤精一と渡邊信彦が語り合った。
By Tomonari Cotani
Culture
「ゲームの芸術性」について、いま改めて考える
ビデオゲームとインタラクティブデザインの展覧会「Never Alone」が、ニューヨーク近代美術館(MoMA)で開催されている。その展示から浮き彫りになってくるのは、ゲームを「アート」という観点から考えることの重要性だ。
By Angela Watercutter
Culture
テクノロジーとアートは、混沌へと突き進む世界の羅針盤になるか:「Media Ambition Tokyo 2021」展示作品の見どころ
最先端のテクノロジーカルチャーを実験的なアプローチで都市実装するショーケースとして、2013年から開催されている「Media Ambition Tokyo」。パンデミックにより都市機能がフリーズし、そこが“未開の地”となったいま、わたしたちは未来をどのようにプロトタイプできるのだろうか? 『WIRED』日本版がメディアスポンサーとして参加するこのイヴェントから、そのヒントを探れるかもしれない。
By Takuya Wada
Culture
ミステリアスなものこそ美しい──イスタンブールのメディアアート・スタジオ「Ouchhh」が仕掛けるパブリック・エクスペリエンス
米航空宇宙局(NASA)や欧州原子核研究機構(CERN)とのコラボレーション作品を次々と発表し、いま世界が注目する最先端メディアアート・スタジオ「Ouchhh(アウチ)」。「アートと科学の根源はミステリアス」だという彼らがつくり出す人工知能(AI)を使用した作品は、世界の主要都市で展示されている。トルコ・イスタンブールを拠点にする彼らの活動についてOuchhhの創設者であるフェルディ・アリシに訊いた。
By Rie Noguchi
Culture
テクノロジーから離れて人間が取り戻すもの:齋藤精一が無人島で表現した境地「Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島」
ライゾマティクス・アーキテクチャーの齋藤精一プロデュースのアートイヴェント『Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島』が、2019年11月3日から12月1日まで開催された。夜の無人島・猿島という暗闇と静寂のなかで行われたイヴェントは、人間中心主義である現代社会を見直すきっかけとなるものだった。
By Rie Noguchi
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Culture
ギャラリー1: テクノロジーから離れて人間が取り戻すもの:齋藤精一が無人島で表現した境地「Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島」
ライゾマティクス・アーキテクチャーの齋藤精一プロデュースのアートイヴェント『Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島』が、2019年11月3日から12月1日まで開催された。夜の無人島・猿島という暗闇と静寂のなかで行われたイヴェントは、人間中心主義である現代社会を見直すきっかけとなるものだった。
By Rie Noguchi